日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年 (プラモデル)

フジミ   1/700 特シリーズ   No.080   スケール:1/700

当店税込価格 ¥2,772 (メーカー希望小売価格 3,080
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日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年 プラモデル (フジミ 1/700 特シリーズ No.080) 商品画像

「日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年 プラモデル (フジミ 1/700 特シリーズ  No.080 )」です


●太平洋戦争時における帝国海軍の「重巡洋艦 愛宕」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●日本の重巡洋艦を代表する存在である「高雄型重巡洋艦」の2番艦である「愛宕」を再現、城の天守閣を想像させる巨大な艦橋構造物と、強力な兵装を装備した力強いシルエットが表現されています
 ・ 1944年における対空兵装強化時の姿を再現した内容となっています

【 「重巡洋艦 愛宕」について 】


●1929年に竣工した重巡洋艦「妙高型」は、軍縮条約下において個艦の能力の引き上げを重視する帝国海軍の意向に沿った艦で、列強の同クラスの重巡洋艦よりも強力な攻撃力を持ち、他国の海軍関係者から「飢えた狼」と比喩された強力な艦でした

●この「妙高型」の改良型として建造されたのが「高雄型」で、「妙高型」の基本設計を踏襲しながら魚雷発射管の配置方法などにより防御力が向上しています
●更に、この「高雄型」は艦隊旗艦としての能力を付加することとなり、その司令部施設と司令部要員を収める必要から10層で構成される巨大な艦橋構造物を持つシルエットが特徴となっています

●「高雄型」は、その1番艦である「高雄」が1932年に竣工、1932年中に同型艦「愛宕」「摩耶」「鳥海」が次々と竣工しています

●しかし、当時の兵装などの進歩は著しいものがあり、1938年に「高雄型」の4隻は近代化改装が行なわれることが決定、先んじて「高雄」と「愛宕」の2隻の改装が着手されました
 ・ 1941年には、残る「鳥海」「摩耶」の改装が予定されていましたが、開戦により中止されています

●この改装にあたっては、「友鶴事件」や「第4艦隊事件」などにより帝国海軍の艦艇が兵装を重視するあまり艦の復元性が低いことが問題化しており、「高雄型」の巨大な艦橋構造物が復元性に影響を与えているものとして小型化されることとなりました
●ただし、兵装は最新装備へと更新が行われ、高角砲は「12cm 単装高角砲」4基を「12.7cm 連装高角砲」4基へと増強、魚雷発射管は連装4基から4連装4基へと大幅に攻撃力が向上しています
●当然のことながら、このような兵装の強化はトップヘビーを招いたため、船体側面にはバルジが増設、復元性に留意が図られています

●「愛宕」は、太平洋戦争の開戦時、南方に進出する途上にあり、そのままマレー作戦やインドネシア方面の攻略に参加、僚艦「高雄」と共同でアメリカ駆逐艦1隻、諸艦艇を撃沈する戦果を挙げます

●1942年8月、日米の戦いの焦点はガダルカナル島を巡るものとなり、「愛宕」も同島を含むソロモン海域へと移動、ガダルカナル島への砲撃や、「第2次ソロモン海海戦」「南太平洋海戦」「第3次ソロモン海海戦」などに参加、アメリカ艦隊との死闘を繰り広げ、アメリカ軍に多大な損害を与えましたが、「愛宕」自体の損害は極めて軽微でした

●しかし、1943年11月のラバウル空襲により、同地域に進出していた「愛宕」は大きな損害を受け、一旦内地へと帰還します
●修理後は再び南方に移動しますが、最大の拠点トラック島は大空襲により壊滅し、その後も日本軍の各拠点は危機的状況となり、「愛宕」は逃れるようにタウイタウイ泊地に到達、ここで空母機動部隊と合流し、1944年6月の「マリアナ沖海戦」に参加します
●しかし、同海戦の結果、帝国海軍はその艦隊航空戦力を喪失、航空戦が挑めない状況となり、続く1944年10月の「レイテ沖海戦」では水上戦力での決戦が計画されました

●「レイテ沖海戦」において、「愛宕」はその水上戦力の中心となる「栗田艦隊」へと編入、その艦隊司令部施設を活かして艦隊旗艦となり、司令官「栗田中将」が座乗しました
●「栗田艦隊」はフィリピン東部のレイテ島を目指して進撃を行いましたが、フィリピン西部のパラワン水道においてアメリカ潜水艦2隻の攻撃を受け「愛宕」にはその魚雷4発が命中、歴戦の艦はその最期を遂げたのでした

日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年の商品画像

【 「日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年」のキット内容について 】


●この帝国海軍の重巡洋艦「愛宕」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●フジミ社「特シリーズ」のフォーマットとなる高いディテール表現力で「愛宕」を再現、大型の艦橋と、複雑な構成により日本の重巡の魅力となるシェルター甲板や航空作業甲板、そして増設された機銃などの細かな構造物によって織り成される同艦ならではの迫力ある姿が、密度感高く表現されています

●フジミ社製「日本海軍 重巡洋艦 高雄 1944年」のバリエーションキットではなく、船体、艦橋、主砲塔などを含めて新たに作り起こされたもので、機銃や内火艇類以外は新規パーツとなっています

●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです

●「愛宕」は太平洋戦争中、対空兵装を順次増強しており、キットは1944年時の姿が表現されています
 ・ 「13号電探」が装備されていますので、おそらく「レイテ沖海戦」における最終時と思われます


●「愛宕」は、上甲板及び船体部の上下分割のパーツで構成されています
 ・ 船体部は一体成型のパーツで構成され、バルジ部分は別パーツです
 ・ 船体部には、舷側の舷窓、フェアリーダー、舷外電路、ホースパイプなどのモールドが彫刻されており、バルジ部分には塵捨て管が再現されています
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●上甲板は全通式に一体成型されています
 ・ 上甲板上には、主砲塔台座、リノリウム押さえ、滑り止め、単装機銃台座などの基本躯体の他、リール、ボラード、昇降口、天窓、通風筒などの細かなディテールが再現されています

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「シェルター甲板部」「航空作業甲板部」「主砲部」「高角砲部」「カタパルト部」「煙突部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「愛宕」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は5層で構成され、トップには「14式 6m測距儀」、射撃指揮装置が別パーツにて再現
 ・ 艦橋の下層部(羅針艦橋より下部)は一体成型となっており、スライド式金型により各面の窓、扉、梯子などがモールドされています
 ・ 艦橋の上下部には遮風装置がモールドされています
 ・ 艦橋部分を構成する、「94式高射装置」(×2)、「91式高射射撃装置」(×2)、「14式1.5m測距儀」(×2)、「25mm連装機銃」(×2)、「22号電探」(×2)、「パラベーン」(×1)などがパーツ化されています

●シェルター甲板部
 ・ シェルター甲板上には、滑り止め表現、リノリウム押さえの他に、単装機銃台座、機銃の弾薬箱などのディテールが再現、側面には3箇所の魚雷発射管口及び予備魚雷搬入口が開口処理されています

●航空作業甲板部
 ・ 甲板上には、滑り止め表現の他、航空機軌条、ターンテーブルなどがモールドされています
 ・ 甲板側面には、舷窓、扉などのディテールが再現されています
 ・ 航空作業甲板のスポンソン部の支柱は別パーツで再現

●メインマスト
 ・ メインマストは三脚檣型です
 ・ マストは前後分割式で、電探室が再現されています
 ・ マストに設置された「21号電探」「13号電探」は別パーツにて再現

● 煙突
 ・ 第1、第2煙突の本体部分は左右分割式です
 ・ 煙突周囲の手摺りがモールドされています
 ・ 煙突トップの雨水カバー部は別パーツで、開口処理済みです
 ・ 煙突内部の整風板がパーツ化
 ・ 前側面の小煙突は別パーツで、それぞれの形状の違いが表現されています
 ・ 煙突下部のグリル、後部のトラス構造物がパーツ化

●後檣
 ・ 後檣は三脚檣型、トップは単檣となっています
 ・ マストは三脚檣部分は前後分割式、上部の単檣は1パーツ、クロスツリーは1パーツで構成されています
 ・ 前部のクレーンは、スライド式金型によりトラス構造が再現

●中央探照灯及び機銃台座
 ・ 台座部分は4パーツで構成され、トラス状の支柱は個別にパーツ化
 ・ 「110cm 探照灯」(×2)、「25mm連装機銃」(×4)が付属、探照灯はクリアーパーツです

●探照灯台座
 ・ 探照灯台座は1パーツで構成されています
 ・ 「110cm 探照灯」(×2)が付属、クリアーパーツです

●カタパルト「呉式 2号5型射出機」 ×2
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで再現、スライド式金型により射出機上部のディテールが再現されています

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は3層式となっており、下層は左右分割式です
 ・ 後部艦橋を構成する「25mm 3連装機銃」(×2)が付属

●主砲塔部「50口径 3年式2号 20cm連装砲 E型」 ×5
 ・ 砲塔は上下分割式、砲身部分は1本づつに分割されています
 ・ 砲身部分には防水カバーが表現されています
 ・ 砲身は任意の角度で固定できます
 ・ 測距儀は別パーツとなっています

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×4
 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体との分割式で、砲身部分は連装式に一体成型され、砲架部が別パーツで再現
 ・ 高角砲台座となるブルワークは個別に形状が異なっています

●魚雷発射管「92式 61cm 4連装発射管 1型」 ×4
 ・ 魚雷発射管は一体成型されたパーツとなっています
 ・ 次発装填台もパーツ化されています

●対空機銃
 ・ 25mm 3連装機銃 ×10
 ・ 25mm連装機銃 ×2
 ・ 25mm 単装機銃 ×24

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 11m内火艇 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×1
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ ラッタル
 ・ ダビット
 ・ 主砲塔の空中線支柱
 ・ パラベーン
 ・ 菊花紋章
 ・ 舷々門
 などがセットされています

●艦載機として
 零式水上偵察機 ×2
 が付属、クリアパーツで再現されています


●艦尾の軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)、艦載機の日の丸マーク、識別帯、偏流測定線を再現したデカールが付属しています


●2013年 完全新金型(機銃、内火艇パーツなどを除く)
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日本海軍 重巡洋艦 愛宕 1944(昭和19)年  (プラモデル)

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