AFVモデル用 ディテールアップパーツ 陸上自衛隊 10式戦車用 フック (50個入) アドラーズ・ネスト (Adlers Nest)

「陸上自衛隊 10式戦車用 フック (50個入) メタル (アドラーズ・ネスト AFVモデル用 ディテールアップパーツ  No.ANM-35043 )」です

●「陸上自衛隊 10式戦車用 フック （50個入）」です

●陸上自衛隊の「10式戦車」などに装備されている偽装バンド用の固定フックを再現したディテールアップ用の金属製パーツセット

●1/35スケールの「10式戦車」「90式戦車」のスケール感にぴったりとマッチするサイズで、あらかじめ「コの字」型に折り曲げられた固定フックを再現した内容となっています

【 「陸上自衛隊における偽装バンド用の固定フック」について 】

●陸上自衛隊では専守防衛を目的としているため、防御戦闘を前提としており、視認性を下げてより防御能力を高める「偽装」を重要視しています

●この「偽装」は自然の草木を利用する場合と、「バラキューダー」と呼ばれる幕が付いた偽装網を使用する方法が主となっています

●この2種の「偽装」において、車体の把手や車載工具類の固定具などに取り付ける手段がありますが、車体の関係で覆いきれない箇所も多く、ゴム素材の偽装バンドを把手などに絡ませて、バンドに挟み込むようにして偽装が取り付けられました

●「61式戦車」や「74式戦車」では偽装バンド用の固定フックは設けられていませんでしたが、武装や視察装置などの装備が増えるにつれて偽装バンドの装着が困難となったため、「90式戦車」からは専用の固定フックが付けられるようになりました

●固定フックを装備することで、偽装バンドの取り付けは容易となり、表面上の突起物が少なくなった「90式戦車」や「10式戦車」では必需品とも言える存在となっています

●この固定フックは、戦後のアメリカ軍車両に取り付けられていた装備品固定用のフックとは異なり、一周り小型で、装備品固定用のフックではその両側に溶接用のベースが延長されていました（「タイダウン」とも呼ばれています）が、偽装バンド用フックでは直付け方式となります

●模型において、このような小型のフックをパーツ化することはスケール的に極めて困難であり、凸状モールドでの再現が主流となっています

【 「陸上自衛隊 10式戦車用 フック （50個入）」の製品内容について 】

●この陸上自衛隊の車両に装備されている偽装バンド用の「固定フック」を再現した金属製パーツセットです

●「10式戦車」を初めとする陸上自衛隊の車両の車体に取り付けられた偽装バンド用の固定フックを再現するディテールアップ用の金属製パーツとなります

●1/35スケールの「10式戦車」「90式戦車」のスケール感にぴったりとマッチするサイズで、あらかじめ「コの字」型に折り曲げられた固定フックを再現

●製品の表示には「10式戦車用フック」となっていますが、陸上自衛隊の偽装用のフックは規格が統一されていますので、「90式戦車」や「89式装甲戦闘車」などの車両にも使用が可能です


●固定フックのパーツが100個セットされています

●パーツは、コの字状のフックの一方の足が延長した形状となっており、ドリルで開口させた穴にその延長部分を差し込んでキットに固定する方式となっています

●固定フックパーツの使用方法
　1. キットの固定フックのモールドを削り取ります
　2. キットに残ったフックの跡を参考にして足となる片側の箇所に、0.15mm～0.2mm径のドリルを使用して穴を開口させます
　3. フックの跡を耐水ペーパーなどで表面上を整形します
　4. パーツを穴に差込み、裏側から瞬間接着剤などで固定させます
　5. 必要に応じ、接着剤が硬化後に足の余分な部分を切除してください

●パーツの足の延長部分は4mmの長さとなっています


●「固定フック」のパーツのサイズ
　・ 径 ： 0.3mm
　・ 幅 ： 1.7mm
　・ 足の部分の長さ ： 0.3mm、4.0mm

●「固定フック」のパーツの素材
　・ ステンレス （SUS304）

【 「陸上自衛隊 10式戦車用 フック （50個入）」のパッケージ内容 】

　・ 金属製のフックのパーツ ×50個
　（非常に小さく軽い商品になり、十分に注意を行い数量のカウントを行いますが、多少の数量に誤差が出る可能性があります、何卒ご了承ください）

【 「陸上自衛隊 10式戦車用 フック （50個入）」のワンポイント 】

●製品のパーツは実車のスケールに沿っており、その太さは0.15mmというかなり細かなものとなっています
●パーツ自体が細かいことから、ピンセットは高精度なものを使用することをお勧めします
　・ パーツを差し込む際には少なからず力が入りますので、ピンセットよりはプライヤーを使用した方が作業が行い易いでしょう
●また、その細かさから一定の技量を必要としますので、上級者向けのディテールアップアイテムとなります

●なお、AFVモデルのキットの偽装用フックは車両全体とのバランスが考慮されており、このパーツのみを使用することだけが必ずしもディテールアップに直結するという訳ではないので、ご注意下さい