1/350 艦船モデル アメリカ スキップジャック級 攻撃型 原子力潜水艦 MIKROMIR (ミクロミル)

「アメリカ スキップジャック級 攻撃型 原子力潜水艦 プラモデル (ミクロミル 1/350 艦船モデル  No.AVM9308 )」です

●「アメリカ スキップジャック級 攻撃型 原子力潜水艦」です

●1960年代から1970年代において活動したアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦「スキップジャック級」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●涙滴型船体を持つ初めての原子力潜水艦として建造された「スキップジャック級」を再現、艦橋を前方に備えた冷戦時代のアメリカ潜水艦を代表する艦形を表現した内容となっています

【 「スキップジャック級」について 】

●第2次世界大戦後、核エネルギーを動力として利用する研究が進み、これを動力とした空母や巡洋艦が建造されるようになります

●この動力が最も活かされるのが潜水艦で、原子力エンジンは空気を消費しない関係から長時間に渡り水中航行が可能となり、潜水艦にとって理想的な動力源として活用されることになります

●アメリカ海軍は、1954年に世界最初の原子力潜水艦「ノーチラス」を建造、この「ノーチラス」は、第2次世界大戦型の船体を持つため、水中での航行性能はそれほど優れているものではなく、従来のディーゼル型潜水艦の機関を原子力エンジンへと変更させた形態となっていました

●そこで、水中航行能力を重視し、水中戦闘のみを念頭においた、本来の意味での「潜水艦」となるべく1959年に建造されたのが「スキップジャック級潜水艦」です
　・ この「スキップジャック級潜水艦」の登場により従来の潜水艦は「可潜艦」と呼ばれるようになります

●「スキップジャック級潜水艦」は、原子力潜水艦として初めて水中航行性能に優れた「涙滴型船体」を採用、これまでの原子力潜水艦やディーゼル型潜水艦の最大水中航行速度が20ノット弱だったのに対して、同艦では29ノットへと向上、水中での運動性能も大幅にアップしました

●1959年に1番艦の「SSN-585 スキップジャック」が就役、1961年までの間に同型艦が6隻建造、就役しています

●「スキップジャック級潜水艦」は、その性能を活かして無浮上での大西洋横断や、ソ連の領海に侵入する偵察行動などを遂行、30年間に渡り現役で活躍し、その足跡は以後のアメリカ潜水艦の設計や行動の大きな礎となったのでした

【 「アメリカ スキップジャック級 攻撃型 原子力潜水艦」のキット内容について 】

●このアメリカ海軍の攻撃型原子力潜水艦「スキップジャック級」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●東欧系メーカーとして素朴さを持ったディテール表現で攻撃型原子力潜水艦「スキップジャック級」を再現、パーツ数を抑えながら同艦のポイントを捉えた内容となっています


●「スキップジャック級」の船体は上下分割のパーツ構成、これに艦橋構造物などを取り付ける構成となっています

●船体は、上甲板部部分には各種ハッチ、ウォークラインなどが再現、船体下部には各パネルがモールドされています
　・ 艦尾の水平安定板は船体部分に一体成型され、垂直安定板は別パーツとなります

●艦橋構造物は左右分割式で、天板部分は別パーツとなります
　・ 側面には、各パネル、扉などがモールド
　・ 艦橋側面の安定板は別パーツです
　・ 艦橋上部の潜望鏡、センサー、アンテナ類は個別にパーツ化されています
　
●スクリューは、ブレード部とスピナー部とで分割されています
　・ ブレード部はエッチングパーツとなっています


●スクリュー、アンテナなどを再現するエッチングパーツが付属
●円形のディスプレイスタンドが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「スキップジャック級」のマーキングとして、アメリカ海軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されており、喫水表示、艦番号などを再現したデカールが付属しています


●MicroMirブランド ： MM93508

●2014年 完全新金型