旧日本海軍 戦艦 山城 昭和18年 (1943年) (プラモデル)

フジミ   1/350 艦船モデル   No.600062   スケール:1/350

当店税込価格 ¥21,780 (メーカー希望小売価格 24,200



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旧日本海軍 戦艦 山城 昭和18年 (1943年) プラモデル (フジミ 1/350 艦船モデル No.600062) 商品画像

「旧日本海軍 戦艦 山城 昭和18年 (1943年) プラモデル (フジミ 1/350 艦船モデル  No.600062 )」です


●太平洋戦争時における帝国海軍の「戦艦 山城」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット

●その強力な攻撃力で艦隊決戦の主力と目論まれていたものの、防御力の不足により不遇の生涯を過ごした戦艦「山城」を再現、「パゴダマスト」と称される背の高い積み上げ式の艦橋を持つ特徴的なシルエットが表現されています

【 「旧日本海軍 戦艦 山城 昭和18年 (1943年)」のキット内容について 】


●帝国海軍の戦艦「山城」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●「戦艦 山城」特有の複雑な構造を持つ艦橋構造物、煙突周りのトラス構造、そして船体甲板部上の各種構造物がビックスケールならではの密度の濃い情報量を活かして、きめ細やかに表現されてた内容となっています

●「戦艦 山城」は数々の改装を繰り返しており、本キットでは対空兵装の増強が行われていない昭和18(1943)年頃の姿が再現されています

●キットでは、「戦艦 扶桑」との仕様の違いが細かく表現されており、フジミ社製「旧 日本海軍戦艦 扶桑」のバリエーションキットではなく、船体、上甲板、主砲塔、艦橋や煙突などの主要構造物は新規パーツで作り起こされています
 ・ 高角砲や機銃、カッター類などの共通の艤装は同じランナーとなります

●艦体喫水線以下も再現されたフルハルモデルです


●「戦艦 山城」の船体部は左右分割式で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています

●船体部には、副砲のデッキ部分が一体成型され、細部では舷側の舷窓、閉塞された舷窓、舷外電路、アンカーレセス、後部フェアリーダー、梯子などが再現されています
 ・ 船体側面には鋼板継ぎ目が繊細なモールドで再現
 ・ ビルジキールが一体成型されています
 ・ 船体の歪みを防ぐ桁のパーツが多数付属
 ・ 艦底部の推進軸(4軸)、スクリュー、舵がパーツ化

●上甲板は一体成型となっています
 ・ 甲板上には、主砲塔台座、各ブルワーク、木甲板表現、後部の航空機甲板のリノリウム表現などの基本躯体の他、ボラード、昇降口、天窓、航空機軌条、ボート架台などの細かなディテールが再現

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「煙突部」「後部構造物」「カタパルト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「山城」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は11層で構成され、トップには射撃指揮所、測距儀が別パーツとなっています
 ・ 5箇所の艦橋窓部分はクリアーパーツにて再現
 ・ 前檣楼支柱は1本づつパーツ化
 ・ 艦橋構造物を構成する各デッキには滑り止めパターンが彫刻され、ブルワークの折り返しや補強板なども再現
 ・ 艦橋部分を構成する、「4.5m測距儀」×2、「高角測距儀」×2、「94式高射装置」×2、「探照灯」×4、「25mm連装機銃」×5、「12.7cm連装高角砲」×2、、「双眼鏡」×12、各部のラッタルなどがパーツ化されています

● 煙突
 ・ 本体部分は左右分割式で、上部の雨水カバー金網と整流板は別パーツとなっています
 ・ 雨水カバー金網は開口処理されています
 ・ 煙突周囲の各管はブロックごとの別パーツ
 ・ 煙突下部の構造物には機銃座が一体成型、側面パネルの一部は別パーツです
 ・ 煙突部の探照灯台座、機銃座は、ブロックごとにパーツ化されています
 ・ 探照灯台座の支柱部分、機銃座の支柱は、トラス構造を再現、開口処理されています
 ・ 「110cm探照灯」 ×8、「25mm連装機銃」×4が付属

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は、高角砲のスポンソン部で分かれており、下部が前後分割式、上部は上下分割式となってます
 ・ 主砲方位盤、観測鏡などが別パーツとなっています
 ・ 「12.7cm連装高角砲」×2などが付属しています

●後檣
 ・ 後檣は1本の単檣で、上部のヤード、ガフ、クレーンは別パーツ化されています

●カタパルト「呉式 2号5型射出機」 ×1
 ・ カタパルトは7パーツで構成され、トラス構造とディテールが再現されています

●主砲塔部「45口径 41式 36cm連装砲」 ×6
 ・ 砲塔は上下分割式です
 ・ 砲身部分は1本づつの分割式で、防水布部分は別パーツです
 ・ 砲身の砲口部分は開口処理されています
 ・ 測距儀は別パーツとなっています
 ・ 主砲塔は、基部に装着させるポリキャップにより旋回可動式です

●副砲「50口径 3年式 14cm単装砲」 ×14
 ・ 副砲は、砲身部分と砲塔部分の2分割式です
 ・ 砲身の砲口部分は開口処理されており、基部には防水布が再現

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型)」 ×4
 ・ 高角砲は砲架部分が4分割式で、これに連装式に一体成型された砲身と平衡器を取り付ける構成となっています
 ・ 砲身の砲口部分は開口されています

●対空機銃「25mm連装機銃」 ×11 (主砲塔、煙突部を含む)
 ・ 機銃は、機銃架部分が3分割式でこれに連装に成型された銃身部を取り付けます

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 17m内火艇 ×1
 ・ 15m内火艇 ×2
 ・ 15m内火艇(船体が細いタイプ) ×1
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 9mカッター ×12
 ・ 9mカッター(船体が細いタイプ) ×1
 ・ 通船 ×1

 ・ 内火艇、内火ランチは上下方向に3分割式、9mカッターは2分割式となっています

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ フェアリーダー
 ・ 係船桁
 ・ ダビット
 ・ クレーン
 ・ パラベーン
 ・ 通気筒
 ・ リール
 ・ アンカーチェーン(金属製チェーン)
 ・ ラッタル
 ・ 塵捨て管
 などがセットされています

●艦載機として
 ・ 零式水上観測機 ×1が付属、クリアーパーツで成型されています
 ・ 艦載機は、胴体(左右分割式)、主翼、副翼、水平尾翼、主翼桁、メインフロート、副フロート、プロペラのパーツ分割となっています


●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機の日の丸マーク、識別帯、機体番号などを再現したデカールが付属しています

●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています


●2011年 完全新金型(艤装類パーツを除く)


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【 「戦艦 山城」について 】


●1906年に竣工したイギリス海軍の「戦艦 ドレッドノート」は、それまでの戦艦が主砲の他に副砲、中間砲というハリネズミ式の武装配置をしているのに対し、単一口径の主砲をメインとした配置により強力な攻撃力を持つ革新的な艦となりました
●この艦の登場により、従来型の戦艦は一気に時代遅れとなり、各国は、この「ドレッドノート」に準じた戦艦「ド級艦」を建造、更に主砲の全てを中心軸線上に配置した「超ド級艦」を続々と就役させます

●帝国海軍は、日露戦争後においては艦艇の建造を日本で行なっていましたが、最新の建造技術習得のために、「超ド級艦」の巡洋戦艦として「金剛」の建造をイギリスに発注しました
●この「金剛」の同型艦を自国において建造することで、「超ド級艦」のノウハウを得た帝国海軍は、続いて戦艦である「扶桑型」の建造を開始し、1915年に1番艦「扶桑」、1917年に2番艦「山城」を竣工させます

●この「扶桑型戦艦」は、当時の戦艦としては最大かつ最強を誇り、30,000tの排水量に「36cm連装砲」を6門搭載、「金剛級」の1.5倍の攻撃力を持っていました
●ところが、中央の主砲塔がボイラーを挟むように配置されていたために、艦の構造上、弾薬庫を分散配置させなければならず、また防弾機能の効率化という点からも防御力に難点が生じ、この問題は後年においても同艦の足枷となっています
 ・ 当時の戦艦としては、この主砲塔の配置は珍しいものではありませんでしたが、防御力や運用性に問題があり、1920年以降には建造されなくなります
●また、「扶桑型戦艦」の設計時には、時期的に世界の戦艦の設計に影響を与えた「ユトランド沖海戦」(1916年)の戦訓を取り入れることができず、長射程での砲撃戦を想定した水平防御(甲板部分)の能力が低く、この点において防御力不足が指摘されました
●そして、巡洋戦艦として建造された「金剛級」は、その高速性能による汎用性から艦齢が古いながらも太平洋戦争を通じて活躍したのに対して、戦艦として建造された「扶桑級」は元々速度が遅く、これも同艦の運用を限定させる要因にもなっています

●「扶桑型戦艦」建造後、当時の世界各国における戦艦の建造技術の進歩は目覚しいものがあり、建造当初は最強を誇った「扶桑型」も、その能力が急速に時代遅れとなって行きます
●このため「扶桑型戦艦」は竣工時から度々改装が行なわれることになり、1930年に近代化の第1次の大改装を実施、機関出力の増強と防御力の向上、そして主砲の仰角の引き上げにより最大射程が伸ばされました
●また、艦橋構造物が大幅に増設され、艦橋の高さが50mにもなる艦影を持つことになり、これが「扶桑型戦艦」の最大の特徴となっています
 ・ このような日本戦艦特有の積み上げ式の艦橋は、仏塔を連想させる形状から「パゴダマスト」と呼ばれています

●続いて1934年には第2次の改装が行なわれ、艦尾の延長とバルジの増設、機関出力の更なる増強が行なわれましたが、最大速度は「戦艦 扶桑」が24.7ノット、「戦艦 山城」が24.5ノットに止まり、速力、防御力の点から戦艦としての能力に見劣りするのも事実でした
 ・ その後も、艦載機の搭載方式の変更などの改装が行なわれています

●同型艦として建造された「扶桑」「山城」ですが、度重なる改装と、航空機の搭載方法の実験などにより上部構造物を中心として相違点が生まれ、艦影も異なるようになりました
●顕著な違いとして、「戦艦 山城」では第3番主砲塔は後方に向いているのに対し、「戦艦 扶桑」は前方に向いています
●また、この主砲塔の配置の違いにより艦橋構造物が「戦艦 山城」では垂直状に積み上がっていますが、「戦艦 扶桑」では途中で後方に張り出している姿となっています
 ・ その他に後部艦橋や探照灯台座の形状なども異なっており、甲板上の構造物は、「扶桑」と「山城」では別物と言っても良い程の相違があります

●太平洋戦争の開戦時、「戦艦 山城」は「戦艦 扶桑」と共に主力艦隊である「第1艦隊 第2戦隊」に所属、真珠湾攻撃部隊の支援や、東京初空襲時の迎撃任務に出撃した以外は内地に留まっています
●「ミッドウェー海戦」には警戒艦隊としてアリューシャン方面に出撃、接敵する機会は無く、作戦失敗の報を受けて帰投します

●「ミッドウェー海戦」において主力空母4隻を失った連合艦隊は、既存の艦艇を航空母艦や航空機搭載艦へと改装することが行われ、「扶桑型戦艦」を航空母艦もしくは航空戦艦とする計画が持ち上がりました
●しかし、「伊勢型戦艦」の「日向」が事故により第5番主砲塔を失ったことから、この計画は「伊勢型」へと移行し、「扶桑型戦艦」の改装は実施されませんでした

●その後、連合艦隊は、ソロモン海域での連合国側艦隊との死闘を繰り広げましたが、前述のように速度と防御力の問題から実戦への投入が躊躇され、「戦艦 扶桑」はトラック島方面に進出したものの、「戦艦 山城」は内地に温存、実質的には練習艦として用いられており、更に1944年2月、正式に練習艦として登録が行われてしまいます

●1944年10月にアメリカ軍はフィリピン東部のレイテ島へと上陸、フィリピンを失うことは戦略資源の供給源である南方への補給路を断たれるということを意味し、連合艦隊は総力を挙げて最終決戦を挑みます

●「山城」は「扶桑」と共に「西村艦隊」に配属され、主力の「栗田艦隊」と別行動を取って南回りにレイテ島を目指し、最終的には「栗田艦隊」と共に敵輸送船団を叩くという遊撃的な任務を与えられます
●「西村艦隊」はレイテ島へと進行、敵艦載機の攻撃が「栗田艦隊」へと集中している隙を突いてレイテ島沖へと辿り付きます

●「西村艦隊」は、駆逐艦を先頭に旗艦「山城」、そして「扶桑」が続くという陣形でレイテ島西のスリガオ海峡を夜間に前進、その先には同艦隊を迎撃しようとするアメリカ艦隊が待ち構えていました
●アメリカ駆逐艦の雷撃により、「扶桑」が被雷して戦列より脱落、「山城」はなおも進撃を続けます
●しかし、その後アメリカ艦隊の戦艦、巡洋艦からのレーダー照準射撃の猛攻に曝され、更には駆逐艦からの雷撃も受け、満身創痍の姿となります
●この絶望的な状況下にありながら、「山城」の主砲は最後まで射撃を行っていましたが、弾薬庫が誘爆を起こして転覆、その生涯に幕を閉じています
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