ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー
「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー （下地剤） (Show UP サーフェイサー・プライマー No.39903 )」です
●プラモデル全般に使用できるホビー用のサフェイサー「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」です。
●ラッカー系のサフェーサーと異なるメリットを得ることができる「ウレタン系サフェーサー」、ウレタン独特の追従性で曲面にも良く馴染み、吹きっぱなしの状態でも表面はツルっとした仕上がり、ラッカー系サフェーサーよりも乾燥時間が短く、そのまま上塗り（本塗装）をすることができ、強めの溶剤を使用したラッカー系塗料を使用してもサフ面を侵しにくい特徴を持っています。
●「1液型」のウレタン塗料ですので、使用方法は馴染みのあるラッカー系サフェイサーと同じ、希釈にはプラモデル用のシンナーを使用して、プラスチックパーツにシール効果を施した保護、濃度を低めに設定した傷埋めなど、あらゆるシーンで使用できるサフェーサーになっています。
■ ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー 概要
・ 品番 :
・ 色 : ライトグレー
・ 塗装前の下地作り
・ 内容量 : 180g
・ 種類 : ウレタン樹脂塗料
【 ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー (Show UP サフェーサー・プライマー) について 】
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」は塗装前の下地作りの精度を簡単に高めてくれる缶入りのサフェイサー。
●ウレタン結合した粒子でプラスチック表面をシールのように覆い、吹きっぱなしの状態でも表面をツルっと滑らかに仕上げることが可能、サフ面のサンディング無しでそのまま本塗装に入ることができる便利なサフェーサーです。
●ウレタン塗料独特の柔らかな特性をそのまま反映したサフェーサー、伸びが良く高い密着性を発揮してくれます。
・ 木や粘土を始め、プラスチックやポリカーボネート樹脂の素材の形状（モールド）に合わせて良く密着し、また金属表面のようなツルっとした表面にも密着してくれます。
・ プラスチック樹脂（PS）を始めとする様々な素材に、そのまま対応することができますが、金属やポリカーボネートなど素材によっては「プライマー」が必要になる場合があります、対象素材に応じて適宜事前にテストをしてお確かめ下さい。
●プラスチック表面を覆うように塗装できるだけでなく、濃度を調整して細かな傷埋めや段差の調整などの形状修正にも利用することができます。
・ 「覆う」と表現していますが、1/700スケールの艦船モデルなどの細かなパーツ形状も希釈濃度を高めればそのまま活かすことは可能、濃度を調整して様々なシーンに対応することができます。
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」の乾燥後の表面は非常に滑らかな状態、ツルっとした仕上がりになる分、番手相当の表現をするのは難しいのですが、1000番クラスのヤスリで研ぎ出しを始めるのは不要、かえって表面が荒くなってしまいます、指触的な感覚では吹きっぱなしの状態で3000番相当の塗膜になるかと思います。
●ラッカー系サフェーサーと比べて乾燥（塗料の硬化）までの時間が短いのも特徴のひとつです。
・ 指触乾燥は20度で約10分ほど、サンドペーパーでの研磨可能乾燥は20度で約30分、強制乾燥をする場合60度で約10分ほどで作業に入る事ができます。
・ 完全硬化まで作業を待ちたい場合でも、20度の状態で1晩おけば思いのままにサンディング、本塗装を行うことができます。
●風雨にさらされる外壁塗装などに用いられるウレタン塗料なので、塗装後の塗膜はかなり強く、溶剤成分の強いシンナーを使った本塗装を行ってもサフ面及びプラスチック素材を侵すおそれがありません。
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」の色目は「ライトグレー」、プラスチックの成型色をしっかりと隠蔽し、均一な発色の下地を作ることができます。
●ラッカー系サフェイサーにない魅力を持つウレタンサフェーサー、下地作業の時間を大幅に短縮し、かつ、下地を心配せずに本塗装にはいることができる「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」、あなたの定番ラインナップに加えて頂き、カーモデルだけでなくあらゆるジャンルの塗装作業にお役立て下さい。
【 ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー (Show UP サフェーサー・プライマー) 使用方法 】
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」はウレタン樹脂を使用したウレタン塗料になります。
●「1液型」ですので硬化剤と混合することなく、缶から取り出しラッカーシンナーで希釈するだけで使用することができます。
●筆塗りはもちろん、エアブラシにも使用する事ができます。
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際には、濃度を調整すると、傷埋めから厚塗り、薄塗りまで多様な下地を作ることができます。
■ サフェーサーの希釈・使用後の洗浄
●サフェーサーの希釈（薄め）には、溶剤として「マイクロボトル 薄め液」もしくは「プロユースシンナー 特大」「プロユースシンナー 中」「G-color 溶剤シリーズ （T-09 メタリックマスター）」を使用することをお勧めします。
●サフェーサーを希釈する（薄める）際には
・ G-color 溶剤シリーズ （T-01 ラッカー系溶剤）
・ G-color 溶剤シリーズ （T-06 ブラシマスター）
・ G-color 溶剤シリーズ （T-07 モデレイト溶剤）
・ G-color 溶剤シリーズ （T-09 メタリックマスター）
・ N.A.Z.C.A （ナスカ） シリーズ
・ Mr.カラー うすめ液 ・ Mr.レベリング うすめ液
・ タミヤ ラッカー溶剤
・ 「ピュアシンナー（110cc）」「ピュアシンナー （250cc）」などのフィニッシャーズ系溶剤
などのラッカー系溶剤を使用することが可能ですが、メーカーさんの推奨溶剤は「マイクロボトル 薄め液」です。
●サフェーサー使用後に筆やエアブラシなどを洗浄する専用の溶剤として
・ 「 マイクロボトル 薄め液」
・ 「T-04h ツールウオッシュ（特大）」「T-04m ツールウオッシュ（大）」「T-04s ツールウオッシュ（中）」「T-13m マイルドツールウオッシュ（大）」
・ 「Mr.ツールクリーナー 改 （T-116）」「Mr.ツールクリーナー 改 （T-113）」
・ 「エアーブラシクリーナー （87089）」
などを使用することが可能です。
●ただし、Show UP製以外の溶剤を使用するのはメーカーさん非推奨です、使用する場合には必ず事前にテストをして頂き、自己責任の上でご利用下さい。
■ 塗装方法
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」をよく攪拌し全体を均一にして下さい。
●「マイクロボトル 薄め液」もしくは「プロユースシンナー 特大」「プロユースシンナー 中」「G-color 溶剤シリーズ （T-09 メタリックマスター）」で40～60パーセントほどに希釈して、さらに攪拌して下さい。
・ 希釈濃度は60パーセントを上限の目安に、40パーセント以下でも使用できますが、エアブラシのノズルの詰まり方などに注意しながらご利用下さい。
●塗装前、塗装する対象へのサンディングの目安。
・ 水研ぎの場合 : 400～800番のペーパー を使用して下さい
・ 空研ぎの場合 : 320～600番のペーパー を使用して下さい
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」を塗装した後、ホコリの付きにくい場所で乾燥させて下さい。
・ 指触乾燥は気温20度で約10分ほど。
・ ペーパー研磨可能乾燥は気温20度で約30分、強制乾燥ならば60度で約10分ほどで乾燥します。
●「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」を希釈した後、塗料ビンなどに長時間保続したままにしていると沈殿が生じたり、液が分離したりしますので、再び使用する前によく攪拌、ろ過をした後、ご利用下さい。
●一度に厚塗りをすると乾燥不良や上塗り後のツヤ引け、肉やせの原因になりますので、塗り重ねる場合にはインターバルを十分にとってから塗装して下さい（上記乾燥時間を目安にして下さい）。
【 塗装前のサフェーサーの必要性について 】
●「サフェーサー（サーフェイサー)」とは、パーツ表面をサフェーサーで覆うことで、キズを発見したり、細かなキズを埋めたり、塗料本来の発色を得ることができる、塗装前の下地剤です。
●プラスチックパーツの成型色が塗料の発色に及ぼす影響を抑え、塗料が本来持つ鮮やかで均一な発色を実現するためだけでなく、プラスチックパーツの「ヒケ」の解消、ヤスリがけやスクラッチの際にできた細かなキズ埋め、金属パーツへの塗料の定着を促すなど、サフェーサーで下地作りを行うメリットは数多く挙げることができます。
・ ヤスリがけ作業などでどうしても生じてしまう細かなキズ、ヤスリ跡などは、塗料の塗膜だけでは消えません。
・ パーツの成形色が明るい場合、工作過程で生じたキズや接着剤のハミ出し跡は明かりに照らしても見えにくく、発見しずらいものです。
・ また、プラスチックに熱を加えて成型しているので、プラスチックが収縮し、パーツ上に「ヒケ」が生じてしまうのは避けられず、ヤスリなどで綺麗な平面やなだらかに繋がった曲面を整形する必要があったりもします。
・ さらに、パーツの成型色が違ったり、パテ修正を行った際など、塗装前の地色が異なると均一な発色を得る事ができなかったり、また、プラスチック自体が光を透過しやすく塗料が本来持つ発色を得られなかったりする場合があります。
●このようにキズの発見や形状確認、ヒケなどを埋めた平滑な塗装面を作り、塗料本来の均一な発色を得るのに役立つのが「サフェーサー（サーフェイサー）」と呼ばれる下地剤の役割で、綺麗な塗装を実現するため、塗装前の作業に「サフェーサー」を吹く下地作りは欠かすことができません。
●「サフェーサー」にはキズ埋めを目的とした場合、塗装前に均一な表面を得たい場合など目的に応じて様々なタイプがあります
・ 大きなキズ埋めには「Mr.サーフェイサー 500」などの粗いタイプ
・ 細かなキズ埋めや、キズやヒケのチェックには「タミヤ スーパーフェイサー」や「Mr.サーフェイサー 1000」などの通常タイプ
・ 塗装前の下地仕上げや最終チェックには、この「ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー」や「サーフェイサーエヴォ」「タミヤ ファインサーフェイサー」「Mr.サーフェイサー 1200」「Mr.フィニッシングサーフェイサー 1500」などの細かなタイプ
を目安に選択してみて下さい。
●また、下地作りと下地塗装を同時に済ませることができる、カラー付きのサフェーサーもあります。
・ 「AFVモデル」の下地には「ブラック」や「オキサイドレッド」などの暗い色、カーモデルの下地には「ピンク」や「イエロー」などボディカラーの発色良くするカラー、フィギュア用の「フレッシュ」など様々なカラーのサフェーサーがあります。
●このように「サフェーサー」の種類はたくさんありますが、上記はあくまでひとつの目安にすぎません、対象となるジャンルや、作成するプラモデルなどの種類に応じて自分好みのサフェーサーを見つけて下さい。
【 ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー (Show UP サフェーサー・プライマー) 製品仕様 】
●商品名 : ホビー専用 1液型 ウレタンサフェーサー
●内容量 ： 180g
●塗り面積の目安 ： 10~15台（1/24スケールのカーモデル車体部）
●品名 ： ウレタン樹脂塗料
●成分 ： エチルベンゼン、キシレン
●第4類第1石油類 （火気厳禁）
●用途 ： プラモデル、各種模型、工作ほか
●適応素材 ： スチロール樹脂、ABS、アクリル、ポリカーボネート、塩化ビニール樹脂、木、紙、ゴム、粘土、石膏
●日本製
。
●ご利用の前には容器に記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい。
