トランペッター ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャー 1/350 艦船シリーズ 05346 プラモデル

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ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャー

販売価格

14,080円 12,672円(税込)

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「ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャー (プラモデル) (トランペッター 1/350 艦船シリーズ  No.05346 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の重巡洋艦「ブリュッヒャー」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」の2番艦として建造された重巡洋艦「ブリュッヒャー」を再現、艦体の軸線上前後に主武装を均一に配置した、ドイツの大型艦らしい整然としたフォルムを再現した内容となっています

●トランペッター社製「ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」をベースに、「ブリュッヒャー」を再現するために、上部構造物の一部、マストや煙突のフラットなどを新規パーツに変更したバリエーションキットです

【 「ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャー」のキット内容について 】


●ドイツ海軍の重巡洋艦「ブリュッヒャー」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●艦の主要部分となる船体部パーツなどは一体成型を多用しながらも、船体上に設置した構造物、艤装品類は、細分化したパーツとエッチングを交えたパーツ構成で「ブリュッヒャー」を再現した内容となっています

●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルと、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルを選択することができます


●「重巡洋艦 ブリュッヒャー」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板や構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体部は、船体上部と船底の上下に分割したパーツで構成
 ・ 船体下部は、洋上モデル用の船体下をふさぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部を再現したパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します
 ・ 船体には、舷側の「舷窓」「ホースパイプ」などのディテールをモールドで再現しています
 ・ フルハルモデル用の船体下部の「推進軸」(×2)、「スクリュー」(×3)、「舵」(×1)を別パーツ化して再現

●上甲板は、煙突後部のラインで前後に分割したパーツで再現
 ・ 上甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座などの基本構造の他、「ボラード」「昇降口」「アンカーチェーン」などのディテールをモールドで再現しています

「重巡洋艦 ブリュッヒャー」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は、9層で構成、各層は箱組み状に各パネルを貼り合わせる構造物と、ブルワーク部とで形成しています
 ・ 「主砲射撃指揮装置」は独立した一体成型のパーツで再現、
 ・ 各パネルには艦橋各部の「窓」「扉」などをモールドで再現
 ・ 艦橋に装備する、「測距儀」(×3)、「20mm単装機銃」(×2)、「37mm連装機銃」(×2)、「探照灯」(×1)などを別パーツ化して再現

●シェルター甲板部
 ・ シェルター甲板部の側面部分は分割したパネルで構成、これに主砲台座を一体成型したシェルター甲板を取り付けて作製します
 ・ 側面パネルには「窓」「梯子」「扉」などをモールドで再現
 ・ シェルター甲板部に装備する、「10.5cm連装高角砲」(×4)、「20mm単装機銃」(×4)などを別パーツ化

●メインマスト、後檣
 ・ 艦橋部分のメインマストは、一体成型のパーツで再現しています
 ・ 後檣は、三脚檣部分は前後に分割したパーツ、上部の単檣部分は上下に3分割したパーツで構成しています
 ・ 後檣に装備する、「探照灯」(×2)を別パーツ化して再現

● 煙突
 ・ 煙突は、フラット部分で上下に分割したブロックで構成、上下のブロックは左右に分割したパーツで再現
 ・ トップのファンネルキャップは別パーツとなっており、フレーム状に開口しています
 ・ 煙突に装備する、「20mm単装機銃」(×2)、「探照灯」(×2)を別パーツ化

●後部構造物
 ・ 後部構造物は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
 ・ 構造物の各パネルには「窓」「梯子」「扉」などのディテールをモールドで再現
 ・ 後部構造物上部の「後部艦橋」は2層で構成
 ・ 後部艦橋上部の「主砲射撃指揮装置」は、一体成型のパーツで再現、マストは別パーツとなっています
 ・ 後部構造物に装備する、「37mm連装機銃」(×4)、「20mm単装機銃」(×2)などを別パーツ化して再現

●カタパルト
 ・ カタパルトは、上下に分割した台座部分に、一体成型のパーツで再現したカタパルト本体を取り付けて作製します

●クレーン
 ・ クレーンは、基部とアームで構成、それぞれ左右に分割したパーツで再現しています

●主砲塔部 「60口径 20.3cm連装砲」 ×4
 ・ 砲塔は、上下に分割したパーツで再現、砲身は1本ずつパーツ化しており、砲口を開口しています
 ・ 砲身は、完成後も上下に可動させることができます
 ・ 「測距儀」は、砲塔とは別パーツで再現
 ・ 砲塔には、「梯子」などのディテールを繊細なモールドで再現しています
 ・ 砲塔は、中央の軸と軸受けのパーツとを接着することにより旋回させることが可能です

●魚雷発射管 「533mm 3連装魚雷発射管」 ×4
 ・ 魚雷発射管は、一体成型となったパーツで再現しています

●高角砲 「65口径 10.5cm連装高角砲」 ×6
 ・ 高角砲は、連装状に一体成型となった砲身と、上下に分割したパーツで再現した砲架とで構成しています

●対空機銃 「37mm連装機銃」 ×6
 ・ 機銃は、連装状に一体成型となった銃身部と銃架との2パーツで再現

●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×8
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ リール
 ・ ラッタル
 ・ ケーブルホルダー
 ・ キャプスタン
 ・ 主錨、副錨
 ・ パラベーン
 ・ 内火艇、カッター類
 ・ ボートダビット
 などをセットしています


●艦載機 「アラド Ar196 水上偵察機」 ×2
 ・ 艦載機は、左右及び底部に分割した胴体、主翼、プロペラ、キャノピー、フロート、フロート支柱に分割したパーツ構成で、クリアーで成型しています

ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャーの商品画像

【 付属しているエッチングパーツ 】
●「重巡洋艦 ブリュッヒャー」のディテールを再現したエッチングパーツが付属しています
 ・ 船体や上部構造物などの手摺り (脚無しタイプ、弛み表現なし)
 ・ 煙突のキャットウォーク
 ・ 梯子
 ・ 後檣のトップ
 など


●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています
 ・ 艦名を彫刻したネームプレートも付属

●ドイツ海軍旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、国家紋章、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています


●「重巡洋艦 ブリュッヒャー」の完成時のサイズ
 ・ 全長 : 588.3mm
 ・ 全幅 : 66mm

●パーツ数 : 420個以上


【 「ドイツ海軍 重巡洋艦 ブリュッヒャー」のパッケージ内容 】


 ・ 重巡洋艦 ブリュッヒャー ×1
 ・ アラド Ar196 水上偵察機 ×2
 ・ エッチングシート ×3
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ ネームプレート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1
 ・ カラー塗装図 ×1

●2016年 一部新金型


【 「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー級」について 】


●第1次世界大戦後のドイツ海軍は、ベルサイユ条約によってその保有艦艇を厳しく制限されており、1929年にようやく艦齢が古くなった艦の代替として装甲艦「ドイッチュラント級」の建造を開始します

●装甲艦「ドイッチュラント級」に続いて建造を計画していたのが重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」で、計画時にはベルサイユ条約破棄を想定していたことから、様々な制限の下で建造された「ドイッチュラント級」とは異なり、制限のない状態で設計、建造が行われました

●一方、通商破壊艦としての性格が濃い「ドイッチュラント級」に対して、「アドミラル・ヒッパー級」では他の国の海軍の重巡洋艦よりも性能的に凌駕することが求められ、そのために船体は大型化、最大満載時の排水量は2万トン弱という巡洋艦としては巨大な艦となりました

●「アドミラル・ヒッパー級」の主砲は、20.3cm連装砲を4基装備、この20.3cm連装砲は、最先端の火砲技術を持つドイツらしく、60口径の長砲身から33kmの最大射程を有し、対艦攻撃だけではなく対地攻撃用としての能力も持ち合わせています
●また、「アドミラル・ヒッパー級」は、後の巡洋戦艦「シャルンホルスト級」、戦艦「ビスマルク級」とほぼ同じ艦影を持ち、このことは海戦時において対峙する連合軍に混乱を誘導する原因を与えています

●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、「アドミラル・ヒッパー」「ブリュッヒャー」「プリンツ・オイゲン」の3隻が竣工、他に「ザイドリッツ」「リュッツオ」も建造されましたが、「リュッツオ」は建造途中でソ連へと売却(独ソ戦の開始前)され、「ザイドリッツ」は航空母艦へと改装工事が行われています

●竣工した3隻の重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、数少ないドイツ海軍の大型艦として活躍、ただし、世界最大の海軍力を持つイギリス海軍に戦力的に対抗しうることはできず、ドイツ海軍は本格的な海戦を行うことはできませんでした
●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、航続距離の関係で通商破壊には向いていないことからバルト海沿岸での作戦行動が中心となり、さらに総統「ヒトラー」はドイツ艦隊の活動が消極的と見て大型艦艇の行動を制限、このため本来の能力を発揮する機会は少なくなりましたが、大戦後期にはその砲撃力を活かして地上支援などで活躍しています

【 「重巡洋艦 ブリュッヒャー」について 】


●重巡洋艦「ブリュッヒャー」は、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」の2番艦として1939年9月に竣工しました

●その1939年9月、ドイツはポーランドに軍事侵攻を開始、第2次世界大戦が開戦しますが、ポーランド戦は2週間程度で終了し、その後暫くは大きな軍事作戦は行われませんでした

●1940年4月、ドイツはデンマークに軍事侵攻を開始、続いて天然資源確保のためにノルウェーに進攻します

●ドイツとノルウェーとは、海路で隔てられていることから、ドイツ海軍は総力を持って陸軍部隊の上陸と輸送、そして支援を行い、これを阻止するノルウェー軍及びイギリス海軍を主体とした連合軍との間で激しい戦闘が繰り広げられました

●重巡洋艦「ブリュッヒャー」は、「オスロ」に進攻する艦隊の旗艦となり、陸軍の上陸部隊を載せ、装甲艦「リュッツォウ」、軽巡洋艦「エムデン」などを従えて、「オスロ」のあるフィヨルドに侵入します

●フィヨルドには、ノルウェー軍の要塞が築かれており、重巡洋艦「ブリュッヒャー」の接近を察知すると、様々な口径の火砲が火を吹きました
●固定陣地の砲台に対して、海上を移動する艦からの砲撃は命中精度の関係から圧倒的に不利で、「ブリュッヒャー」は次々と被弾、僚艦と共同して要塞に対して砲撃を加えますが、ほぼ一方的な戦いとなってしまいます
●さらに、フィヨルド内の島に設置されたノルウェー軍の魚雷発射管による魚雷を2本被雷、航行不能に陥り、艦の命運は尽きます
●それでも、載せている陸軍の兵士を救うために、「ブリュッヒャー」は死闘を続けますが、浸水のためにフィヨルド内で転覆、その姿を波間に消したのでした



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