アオシマ 日本海軍 航空母艦 龍驤 SD 1/700 ウォーターラインシリーズ 012352 プラモデル

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日本海軍 航空母艦 龍驤 SD

販売価格

4,180円 3,762円(税込)

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「日本海軍 航空母艦 龍驤 SD (プラモデル) (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ  No.012352 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の航空母艦「龍驤」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●艦橋をコンパクト化し、艦首の甲板を一段高くした、1936年の第2次近代化改装後の姿を再現しています

●小型空母ながら搭載機数の多さを活かし、大戦当初から日本海軍の空母戦力の一画として活躍した航空母艦「龍驤」を再現、日本の軽空母独特の平甲板のスタイルに、艦橋前部に飛行甲板が延びていない、特異なシルエットを再現した内容となっています

●アオシマ社製「軽空母 龍驤 (艦隊コレクション)」をベースとして、「艦隊これくしょん」バージョンとしての付録を省き、クリア成型の飛行甲板のパーツと、格納庫壁面部用のエッチングパーツを追加、艦載機を変更したSD(スーパーディテール)版限定キットです
 ・ 「軽空母 龍驤 (艦隊コレクション)」に含まれている、グレー成型色の飛行甲板パーツもセットしています

【 「日本海軍 航空母艦 龍驤 SD」のキット内容について 】


●日本海軍の航空母艦「龍驤」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●アオシマ社のウォーターラインシリーズのフォーマットに沿って「航空母艦 龍驤」を再現、ディテール再現を重視しながらも一体成型化とモールド表現を主体としてパーツ数を抑えており、ウォーターラインシリーズとしての作りやすさを考慮した内容となっています

●キットは格納庫内部も再現、クリア成型となる飛行甲板も付属していますので、格納庫内部の様子をディスプレイすることもできます
 ・ また、通常通りに組み立てて、エレベーターから見える格納庫の状態を楽しむのも良いでしょう

●「龍驤」は、竣工後に大規模な改装を2回受けており、本キットでは艦橋を縮小化し、艦首甲板の高さを上げた1936年の第2次改装後の姿を再現しています

●艦体喫水線から上の部分を再現した洋上モデルです


●「龍驤」は、「船体」「飛行甲板」「格納庫内部」「高角砲などの艤装類」の各ブロックごとに構成しています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、飛行甲板、格納庫内部と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体は、格納庫側面を含めて左右に分割したパーツで構成
 ・ 船体部には、バルジ、各張り出し部、舷側の通路などの基本構造を一体成型化して再現しているほか、「舷窓」「ホースパイプ」「塵捨て管」「フェアリーダー」などの細部ディテールを繊細なモールドで再現しています
 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●艦首と艦尾の上甲板はそれぞれ一体成型のパーツで再現
 ・ 上甲板には、滑り止めの表現の他に、「アンカーチェーン」「ケーブルホルダー」「ボラード」「キャプスタン」などのディテールを繊細なモールドで再現しています
 ・ 艦尾甲板の上部のデッキは別パーツ化して再現しています

●艦橋は、格納庫前面パネル部分に一体成型化しています
 ・ 「艦橋窓枠」部分はクリアパーツで再現、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています
 
●飛行甲板は一体成型のパーツで再現、エレベーターは別パーツ化しています
 ・ 飛行甲板は、クリア成型のパーツと、グレー成型色のパーツの2種をセット、選択して使用します
 ・ 兵員用のスポンソン部は、飛行甲板に一体成型化しています
 ・ 飛行甲板上には、木甲板表現の他、「遮風柵」「着艦制動装置」「滑走制止装置」「探照灯収納蓋」などの細かなディテールを繊細なモールドで再現しています
 ・ 飛行甲板裏側の細かな梁構造は、甲板パーツと一体成型化して再現
 ・ 後部の飛行甲板支柱は、それぞれ独立したパーツで再現、支柱に装備する「クレーン」は別パーツ化しています

●格納庫内部は一体成型のパーツで再現
 ・ 格納庫は上層のみを再現しています
 ・ フロア面にはエレベーター、航空機を固定する眼環などをモールドで再現しています
 ・ 格納庫壁面の梁構造を再現したエッチングパーツが付属
 ・ エッチングパーツは、縦方向のフレームと横方向のフレームとを組み合わせて作製します

日本海軍 航空母艦 龍驤 SDの商品画像

「龍驤」の艦上の構造物は下記のパーツで構成しています
●マスト・通信マスト
 ・ マストは前後に分割したパーツ、通信マストは一体成型のパーツで再現しています

● 煙突
 ・ 煙突は上下に分割したパーツで再現、トップと支柱は別パーツ化しています
 ・ 煙突パーツ上には「手摺兼足掛け」などをモールドで再現

●高角砲、噴進砲、機銃用スポンソンは区切りごとにパーツ化、スポンソン下面の補強板はモールドで再現しています
 ・ 高角砲の支筒は、カッター用のスポンソンを含めた一体成型のパーツで再現

●高角砲 「40口径 89式 12.7cm 連装高角砲 A1型」 ×4
 ・ 高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで構成

●噴進砲 「12cm 30連装 噴進砲」 ×4
 ・ 噴進砲は一体成型のパーツで再現

●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2、「13mm4連装機銃」×6
 ・ 各機銃は一体成型のパーツで再現しています

●艦載機
 ・ 艦載機は一体成型のパーツで再現(「99式艦上爆撃機」の主脚と各機の機外兵装は別パーツ化)したものと、「胴体」「翼端」「脚」「機外兵装」のパーツに分割したものとの2種をセットしています
 ・ 一体成型のパーツで再現した艦載機は、アオシマ社製「日本航空母艦 蒼龍 1942 SP」の艦載機ランナーから「13試艦上爆撃機」を省いたものとなります

●艦載機内容
 ・ 零式艦上戦闘機 21型 (一体成型のパーツで再現) ×4
 ・ 零式艦上戦闘機 21型 (翼端等を分割したパーツで構成)×4
 ・ 99式艦上爆撃機 (一体成型のパーツで再現) ×4
 ・ 99式艦上爆撃機 (翼端等を分割したパーツで構成)×4
 ・ 97式艦上攻撃機 (一体成型のパーツで再現) ×4
 ・ 97式艦上攻撃機 (翼端等を分割したパーツで構成)×4

●内火艇、カッターなど
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 11m内火ランチ ×1
 ・ 9mカッター ×2
 ・ 8m通船 ×1
 ・ 6m通船 ×1
 
●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 菊花紋章
 ・ 1.5m測距儀
 ・ 4.5m測距儀
 ・ 91式高射装置
 ・ 90式見張方位盤
 ・ パラベーン
 ・ クレーン
 などをセットしています


●キットには、静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、高角砲、機銃、内火艇などは同ランナーのパーツを使用します

●格納庫壁面のディテールを再現したエッチングパーツが付属しています

●甲板上に描かれた各表示線、着艦標識、艦載機用の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています
●旗竿に掲げられる軍艦旗を再現したシールが付属


【 「日本海軍 航空母艦 龍驤 SD」のパッケージ内容 】


 ・ 航空母艦 龍驤 ×1
 ・ 零式艦上戦闘機 ×8
 ・ 99式艦上爆撃機 ×8
 ・ 97式艦上攻撃機 ×8
 ・ エッチングシート ×1
 ・ 金属製バラスト ×2
 ・ デカールシート ×1
 ・ シールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●限定生産品


【 「航空母艦 龍驤」について 】


●第1次世界大戦後、日本とアメリカの両国は大規模な海軍増強計画を推し進め、この軍備増強を恐れるヨーロッパ列強国と、国家予算に与える影響を危惧した両国の首脳陣の意向から1922年に「ワシントン軍縮条約」が締結されます

●この「ワシントン軍縮条約」では戦艦などの主力艦だけではなく、当時では新艦種となる航空母艦に対しても保有可能な総排水量が定められました
●ただし、排水量10,000t以下の航空母艦に関しては軍縮条約外となっていました

●このワシントン軍縮条約締結時において、日本海軍は航空母艦「鳳翔」を保有、条約内容に基づいて「赤城」「加賀」を航空母艦へと転用したため、保有可能な空母の総排水量は20,000tを残しており、この枠内を使う形で中型の航空母艦「蒼龍」「飛龍」の建造が進められます
●また、上記の規定を利用して排水量9,800tの軽空母「龍驤」の建造も開始します

●しかし、1930年に締結された「ロンドン軍縮条約」になると、10,000t以下の航空母艦に対しても保有総排水量の枠内に組み入れることが決定、これにより排水量を10,000t以下に抑える意味がなくなった「龍驤」は2段式の格納庫やバルジを装備し、搭載機数36機、補用12機という中型空母に匹敵するような能力を持つようになります
 ・ その後の改装と航空機の大型化から、太平洋戦争開戦時の「龍驤」の搭載機数は33機、補用8機に変わっています

●ただし、「龍驤」は元々が排水量9,800tという小規模の船体に大きな格納庫を擁する構造であったため、日本海軍の艦艇の中で最も復元性の低い艦の一つになってしまいます

●「龍驤」は1933年に竣工、その後日本海軍では艦の復元性の低さを起因とする「友鶴事件」や「第4艦隊事件」が発生、強力な武装を搭載することでトップヘビー気味となっていた日本海軍の艦艇はここで大きな見直しを迫られました

●「龍驤」はその最たるものであり、竣工直後に復元性を増すためにバルジを大型化するなどの第1次改装を実施、さらに1935年の「第4艦隊事件」では「龍驤」自身も被害を受けたことから、1936年には大規模な改修となる第2次改装を受けています
●この第2次改装では、艦橋を小型化、艦橋前の錨鎖甲板の高さを一段増しており、これにより波浪性能が向上しました
●第2次改装により、「龍驤」はそれまでの如何にも危なげな艦容を一新した姿へと変更、軽空母えありながら搭載機数の大きな航空母艦として日本海軍の空母戦力の一翼を担うことになりました

●第2次改装後の「龍驤」は、日中戦争の支援のために中国沿岸部へと進出、航空支援に従事します
●1930年代末になると、日本海軍は対米開戦を前提として練成訓練を行うようになり、「龍驤」も搭載航空隊の激しい訓練を行いますが、この訓練によって技術を向上させた搭乗員は空母6隻からなる「第1航空艦隊」へと引き抜かれてしまいます

●太平洋戦争開戦時、「龍驤」は特設航空母艦「大鷹」と共に「第4航空戦隊」を編成、フィリピン方面の攻略作戦に従事します
●フィリピン方面の攻略作戦が完了すると、「龍驤」はインドネシア方面へと進出、「龍驤」は搭載する航空機により連合軍の艦艇や地上施設、そして商船などに攻撃を加え、同方面の攻略作戦に大きく貢献しました

●1942年6月、日本海軍がその総力を挙げて挑んだ「ミッドウェー海戦」が開戦、「龍驤」は同海戦の陽動としてアリューシャン方面の攻略作戦に参加します

●1942年8月、アメリカ軍がガダルカナル島に上陸を開始、以後日米の戦いはこのガダルカナル島を含むソロモン海域へとその焦点が移り、「龍驤」も同海域への玄関口となるトラック島に進出します

●トラック島に進出した「龍驤」は、「瑞鳳」の代わりとして日本海軍の空母機動部隊の主力「第1航空戦隊」の隷下となり、「第2次ソロモン海戦」に参加しました
●「龍驤」は、空母「翔鶴」「瑞鶴」と共にガダルカナル島のアメリカ軍の飛行場を攻撃、その後日本艦隊を迎撃するために出撃してきたアメリカ機動部隊との航空決戦となります
●「龍驤」は、このアメリカ機動部隊から飛び立った艦載機及び陸上からの爆撃機による集中攻撃を受け、複数の爆弾と魚雷を被弾します
●被弾により「龍驤」は大火災が発生、乗員の必死の努力により火災の鎮火には成功しますが、航行不能で浸水も激しく、総員退艦の指示が出されます
●乗員の退艦後、「龍驤」は静かに身沈め、その生涯を閉じたのでした



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