ガリレオ出版 グランドパワー 2016年10月号 月刊 グランドパワー 269 雑誌

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グランドパワー 2016年10月号

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「グランドパワー 2016年10月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.269 )」です

 (2016年8月27日発売)

●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションのついた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて解説する「月刊 グランドパワー」です

●今月の「グランドパワー 2016年10月号」では、イギリス軍の巡航戦車「クロムウェル」を特集、また前月号に続く「T-28」特集の第2弾として「T-28」の実際の運用状況にスポットを当てます

【 「グランドパワー 2016年10月号」について 】


■特集:クロムウェルの開発と構造
●イギリスの救世主となったイギリス空軍の戦闘機「スピットファイア」、そして第2次世界大戦における最も高性能な戦闘機と言われるアメリカ陸軍の戦闘機「P-51 ムスタング」、この2種の戦闘機の心臓となったのが「ロールスロイス」社の航空機用液冷エンジン「マーリン」です

●この「マーリンエンジン」はコンパクトなサイズからハイパワーの出力を発揮し、この2つの戦闘機だけではなく様々な航空機にも搭載されましたが、コンパクトさを活かして航空機への搭載だけでなく、戦車にも搭載できないだろうか?と思いつくのは無理もないことでした

●1940年に大型巡航戦車として開発、生産された「巡航戦車 Mk.5 クルセイダー」は、機動性能の面では高い評価を獲得しましたが、防御力の不足と機械的信頼性の低さを指摘されており、後継車両の開発が必要でした

●そこでイギリス軍は「巡航戦車 Mk.5 クルセイダー」の代わりに、「マーリンエンジン」を戦車用に転用した「ミーティア・エンジン」を搭載する新型の巡航戦車「A27」の開発に踏み切ります

●しかし、肝心の「マーリンエンジン」はフル生産しても需要に追い付かない状況で供給不足、さらに、開発に関わったメーカーなどの関係から「マーリンエンジン」とは異なる他の2種のエンジンを搭載することになり、この結果、車体構造はほぼ同一でありながら、搭載エンジンの異なる、「巡航戦車 Mk.7 キャバリア (A24)」「巡航戦車 Mk.8 セントー (A27L)」「巡航戦車 Mk.8 クロムウェル (A27M)」の3種の戦車が誕生することになります

●その後「ミーティアエンジン」が安定して供給されるようになると、この3種の戦車は「巡航戦車 Mk.8 クロムウェル (A27M)」へと一元化、この「クロムウェル」は、これまでの戦訓を採り入れて、巡航戦車の中では厚い装甲を備え、高出力エンジンを搭載した高い機動性を発揮しました

●しかし、「クロムウェル」が量産される頃には、イギリス軍の戦車部隊は、汎用性の高いアメリカ製の「M4中戦車」シリーズが主力を務めており、「クロムウェル」は機動性を活かして主に偵察用として運用されることになるのです

●今月の「グランドパワー 2016年10月号」では、このイギリス軍の巡航戦車「クロムウェル」を特集、開発の経緯を「巡航戦車 Mk.7 キャバリア (A24)」「巡航戦車 Mk.8 セントー (A27L)」の2つの戦車を交えて詳しく解説します

●構造面では、当時のマニュアル本に収録されていたイラストや写真を交えて各部分ごとに詳細に解剖、あまり資料に恵まれていない巡航戦車「クロムウェル」を知る上で欠かせない貴重な解説を掲載しています

●そして、後半は前月号に続く「T-28」特集の第2弾として、「T-28」の実際の運用状況について解説します

●多砲塔戦車として本格的に量産が行われた「T-28」ですが、独ソ戦の緒戦におけるソ連軍全体の敗退から、具体的な戦歴は今一つ判然としていないのが事実です
●今月号では、この「T-28」の運用状況を解説、「T-28」がどのように戦い、そしてどのような損害を被ったのかを詳しく紹介します

●今月の「グランドパワー 2016年10月号」は、巡航戦車「クロムウェル」と多砲塔中戦車「T-28」の特集2本立て、両戦車に深く切り込んだ、資料的価値の高い内容となっています


【 「グランドパワー 2016年10月号」の内容目次 】


●平成28年度 協同転地演習
●ユーロサトリ 2016 (2)
●現存する「T-28」中戦車
●「クロムウェル」の開発と構造
●ソ連軍中戦車 (2) 「T-28」の運用と戦歴

【 「グランドパワー 2016年10月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●前半は、2016年6月21日から8月2日に行なわれた、「平成28年度 協同転地演習 (師団等転地)」における北海道浜大樹訓練場での「LCAC」による揚陸訓練場面を収録しています
●後半は、前月号に引き続き、2016年6月にフランスのパリで開催した陸上装備展示会「ユーロサトリ 2016」で展示されたAFVを収録、現代らしい最新鋭の軽装甲車を中心に掲載しています

■「クロムウェル」の開発と構造 (80ページ)
●イギリス巡航戦車の開発過程や、兄弟戦車となる「巡航戦車 Mk.7 キャバリア (A24)」「巡航戦車 Mk.8 セントー (A27L)」を交えて、「巡航戦車 Mk.8 クロムウェル (A27M)」を解説します
●「ロールス・ロイス」社製「ミーティアエンジン」と「マーリンエンジン」とともに、「クロムウェル」の生産と各部の車体構造を当時のイギリス軍のマニュアルに掲載していた写真とイラストで細部まで解剖します
●派生型として、エンジンや武装等の異なる、「砲兵観測車」「装甲回収車」「A30 チャレンジャー」「A30 アベンジャー」等の各車両も紹介します
●第2次大戦中の「巡航戦車 Mk.8 クロムウェル」の部隊配備状況、大戦後の発展型、各国に対する供与車輌も収録
●後半は、「巡航戦車 Mk.8 クロムウェル」のマニュアルの抜粋と戦場写真を収録しています

■ソ連軍中戦車 (2) 「T-28」の運用と戦歴 (43ページ)
●「T-28」の運用開始から対フィンランド戦の冬戦争の状況を解説するとともに、装甲強化型「T-28E」、ドイツ軍が行なったバルバロッサ作戦での戦闘状況を紹介します
●後半は、ドイツ軍が撮影した「T-28」の写真集と、車体各部の仕様の変遷を捉えたイラストを収録しています


【 「グランドパワー 2016年10月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真96枚、カラー写真31枚収録
●発行日 : 2016年10月1日
●コード : 4910135011061



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