ガリレオ出版 イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造 グランドパワー別冊 L-11/25 別冊

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イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造

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「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造 (別冊) (ガリレオ出版 グランドパワー別冊  No.L-11/25 )」です


●「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造」です
 
●イスラエル軍が創設時に主力戦車として装備した「M4シャーマン」と、イスラエル製の純国産戦車「メルカバ」を解説した解説集及び資料写真集です

【 「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造」について 】


●イスラエルは第2次世界大戦後の1948年に建国されましたが、従来のその地に定住していたパレスチナ人を追い出す形で国家を形成したことから、周囲のアラブ諸国との紛争が絶えませんでした

●イスラエル軍では、連合軍側に従軍したユダヤ人が多く流入したことから実戦経験や整備能力が高いという特徴を持っていましたが、欧米諸国は周辺国を刺激しないように戦車などの第1戦兵器を禁輸していました

●そこで、イスラエル軍では戦車を確保するために、中近東に展開していたイギリス軍の現地部隊へと直談判する方法や、余剰兵器として処分される予定の戦車をパーツ状態で入手、これを整備能力から再生させるという方法を行います

●このような創成期のイスラエル軍の戦車戦力の主力となったのが「M4中戦車」シリーズであり、当初はオリジナルの仕様のままでしたが、その後は同軍独自の改修や改造が行われています
●このイスラエル軍仕様の「M4中戦車」シリーズの代表格が「M50シャーマン」と「M51シャーマン」であり、オリジナルよりも遥かに火力を増した両車は1960年代まで現役で運用されました

●一方、イスラエル軍が1970年代に主力として使用していた戦車が「センチュリオン」で、その強力な火力と重装甲は砂漠地帯という同国の国情に合ったものでした
●イスラエル軍は「センチュリオン」の後継として、より重装甲で強力な火力を擁する「チーフテン」を輸入しようとしますが、イギリスはアラブ諸国の反発を恐れて同車の輸出を禁止、これを受けてイスラエル軍は国産戦車の開発に踏み出します
●この国産戦車「メルカバ」は、イスラエル初の国産戦車としてその開発は思考錯誤の繰り返しとなりますが、最終的には同国の国情に沿い、人命確保を重視した車体前部にエンジンを搭載するという独自のスタイルが生まれました

●本書は、この「M50シャーマン」「M51シャーマン」と「メルカバ戦車」(初期)を特集、各車の開発の経緯や仕様を解説し、ディテール写真も交えてその全貌に迫った内容となっています

●なお、本書は、グランドパワー誌1997年2月号と同2005年12月号に収録されていたイスラエル軍の「シャーマン戦車」の記事、及び同2007年2月号に収録されていた「メルカバ戦車」の記事を抜粋して再編集したものです


【 「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造」の内容目次 】


●改良型シャーマン
 ・ イスラエルとシャーマン戦車
 ・ M50とM51シャーマンの開発と発展
 ・ M50/M51シャーマン図面集
 ・ M50/M51シャーマン写真集
●メルカバの開発と構造
 ・ メルカバの開発
 ・ メルカバの製造と基本構造
 ・ メルカバ初期型写真集


【 「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造」の内容について 】


■改良型シャーマン (62ページ)
●イスラエルとシャーマン戦車
 ・ イスラエル軍創成期における機甲戦力として整備された「M4中戦車」シリーズの入手の経緯を解説、密輸や部品として取り寄せられた車体をイスラエル軍の整備能力で戦車としての稼働状態とするまでの状況が掲載されています
 ・ 後半は、「M4中戦車」のオリジナルシリーズの最強戦車として活躍した76mm砲搭載型となる「M1 スーパーシャーマン」を解説、「VVSSサスペンション」を装備したタイプだけではなく、「HVSSサスペンション」を装備したタイプ(いわゆる「再生型シャーマン」)も収録されています

●M50とM51シャーマンの開発と発展
 ・ 「M4中戦車」シリーズは、その機械的信頼性と汎用性によりイスラエル軍からは高い評価を受けますが、1950年代に入ると周辺のアラブ諸国は「JS-3」や「SU-152」などの強力な戦車を保有するようになり、絶対的な火力不足となります
 ・ そこで、「M1 スーパーシャーマン」以外の「M4中戦車」を中心として、主砲をフランスが開発した「75mm戦車砲 SA50」へと換装した「M50シャーマン」が登場、続いて1960年代には更に火力を向上させた「M51シャーマン」が配備されました
 ・ この「M50シャーマン」と「M51シャーマン」の開発の経緯と、形状の変化、各部の仕様の変更などを収録、細部写真や戦場写真などを交えて詳細に解説されています

●M50/M51シャーマン図面集
 ・ 「M50 初期型 (M4A4ベース)」「M50 初期型 (M4コンポジットハル)」「M50 後期型 (M4A4ベース)」「M50 後期型 (M4A2ベース)」「M50 後期型 (M4A3ベース)」
 ・ 「M51 極初期型 (M4A1ベース)」「M51 初期型 (M4A1ベース)」「M51 後期型 (M4A1ベース)」「M51 後期型 (M4A3ベース)」「M51 後期型 (M4A1ベース 1973年以降)」
 の各タイプの1/35スケールの4図面を収録

●M50/M51シャーマン写真集
 ・ 「M50シャーマン」と「M51シャーマン」の戦場写真を掲載、1960年代における「M1 スーパーシャーマン」の姿なども収録されています

■メルカバの開発と構造(32ページ)
●メルカバの開発
 ・ 「センチュリオン」の後継車両としてイスラエル軍はイギリス製の「チーフテン」の導入する方針を立てましたが、政治的理由から頓挫してしまいます
 ・ このことから、国産戦車「メルカバ」の開発がスタート、イスラエル独自の国情に合わせた戦車として現在も発展が続いています
 ・ この「メルカバ戦車」の開発までの経緯と、数多く作られた試作、試験車両を収録、同戦車に至る道程が解説されています

●メルカバの製造と基本構造
 ・ 「メルカバ戦車」の基本構造と製造過程を、生産工場での各工程写真を交えて解説、車内の様子や特徴的な車体後部のハッチ、通路の詳細な写真も収められています

●メルカバ初期型写真集
 ・ 「メルカバ戦車」の初期型となる「メルカバMk.1」の写真を掲載、生産第1号車の写真からスカートを外した状態の足周り、そして戦場や訓練時などの姿が収録されています


【 「イスラエル軍戦車 Vol.1 改良型シャーマン / メルカバの開発と構造」の奥付 】


●版型 : A4版 / ソフトカバー
●全96ページ / モノクロ写真189点収録
●発行日 : 2013年10月1日
●ISBNコード : 4910135021039



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