大日本絵画 海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月-11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦 航空機関連書籍 23120 本

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海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月-11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦

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「海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月-11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦 (本) (大日本絵画 航空機関連書籍  No.23120 )」です


●太平洋戦争におけるソロモン海域での「零戦」を中心とした航空戦を記録した戦記本です

●「海軍零戦隊 撃墜戦記」シリーズの第2巻として、ガダルカナル島にアメリカ軍が上陸した後の日米双方の激闘の様子を描いています 

【 「海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月~11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦」の概要 】


●大戦初期の活躍の喧伝が現在までも残り、無敗神話をもっともらしく語られる事が多い、わが日本海軍の誇る艦上戦闘機「零戦」

●日本的な美意識を凝縮したかのような機体の姿、すなわち、零戦特有の流れるようなフォルムの内側にその性能をコンパクトにまとめた姿は、機体を見る者に格闘戦にめっぽう強いという「印象」を裏打ちするものであったのかもしれません

●ただ、この「零戦神話」は、連合軍の戦闘記録や、戦後語られる連合軍側パイロット達による数々の撃墜談話、記録フィルムを見せつけられるほどに、その真偽が危ういものとなってしまい、私たちの心の中に「神話」に対する懐疑の念が湧き上がってくるのを押さえることができません

●その時、局面的な談話や記録を元に「どっちがたくさん撃墜した?だからどっちが勝った」などという空虚な会話に陥ることがないよう、帝国海軍、連合軍に残った空戦データを基に、実際の空戦記録を時系列を追った読み物として、現代に蘇らせたのが「海軍零戦隊 撃墜戦記」です

●そもそも「零戦」の空戦戦果をひとつひとつ検証したものが少なく、本書では日本軍側、連合軍側の資料が共に充実している1943年2月から7月までの「ソロモン戦域」を題材に取り、双方の損害記録を丹念に照合、「戦争には負けたが、戦闘では負けていない」、新しい「零戦神話」を描き出すことに成功しています

●「海軍零戦隊 撃墜戦記」の第2巻である、本書「海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月~11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦」では、前書の続きとして、ガダルカナルを巡る戦いが最高潮となり日米双方が死闘を繰り広げた時期のソロモン海域での航空戦を取り上げました

●「海軍零戦隊 撃墜戦記 2」内では、200余ページに渡り、太平洋戦争における天王山となったこの4ヶ月間の戦闘記録を時系列順に叙述、単なる撃墜データの照合ではなく、ソロモン戦域に展開した各部隊の行動、空戦での攻撃詳述、使用された武装、弾薬、隊員達の談話、さらに海軍・陸軍全体の作戦行動などを交えて叙述しています

●さらに、当時のパイロット達を中心としたモノクロ写真や、両軍の損害を1日ごとに記載した損害記録などを掲載

●「零戦」の実際の戦果を証明するだけに止まらず、読み進めるにつれ、ソロモン戦域での航空戦における一進一退の攻防の緊張が肌を通じて染み渡り、静かな汗が出てくる、そんな1冊となっています


【 「海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月~11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦」の内容目次 】


 ・ 実戦出撃100回を経て、ようやく内地へ
 ・ 8月、ムンダ飛行場の利用を阻止せよ
 ・ ラバウル決戦への前哨戦、日本海軍航空隊の勝利で明けた昭和18年8月
 ・ 撃墜できない零戦は地上で潰せ、米陸軍、海兵隊航空隊のブイン逆襲
 ・ 日本海軍のトップエース対、米海兵隊のトップエース
 ・ 「ここから逃げろ!」零戦の奇襲を挫いた優秀な無線電話
 ・ 「死の口笛」レンドヴァ上空の引き分け勝負
 ・ 日本軍、山砲でコルセアを撃墜!? 「洗濯屋」は知らぬ間に輸送船を撃沈
 ・ ベララベラ島上陸、上空掩護「能なし」飛行隊のビギナーズラック
 ・ 空戦敗北の仕返しはムンダの「ピストルピート」で
 ・ ベララベラ上陸橋頭堡攻撃、零戦の勝利はつづく
 ・ 零戦敗北、またも「能なし」の鮮やかな空戦
 ・ 「ラバウル快晴、ブカ小雨、ブイン、バラレは弾の雨」そして「鬼ばばあ」がやって来た
 ・ 「あんたが撃墜されるのを見たよ」海兵隊コルセアエース、二度目の墜落
 ・ 零戦が「ビール瓶を300本」バラ撒いた 「タ」弾でブイン空襲のB?24を撃墜!?
 ・ もはや確定できない「未帰還」零戦の本当の運命
 ・ 9月「ブインよいとこ、一度はおいで」連合軍のブイン無力化航空攻勢開始
 ・ 「見張台に墜落、敵操縦員即死す。我が方被害なし」失敗した黎明の奇襲攻撃
 ・ 「バユ」、そして警報「クジラ23、メダカ60来襲」201空は全機発進せよ
 ・ 損害比は11対0、強敵、米陸軍、第5航空軍のP?38との死闘
 ・ 黎明のガスマタ、謎の空中戦、オーストラリア空軍は計5機を喪失
 ・ 置き去りにした若い僚機パイロットを失った撃墜王ボング大尉の悔恨
 ・ 「フライング・ジューセズ」の初空戦。「空飛ぶ2番札」にビギナーズラックはなかった
 ・ 友軍機を撃ったり撃たれり、もの馴れぬヘルキャットの混迷
 ・ 空戦6時間、ブイン大空襲の悪戦苦闘
 ・ またもブイン、バラレ、トリポイルを波状攻撃
 ・ ベテラン搭乗員の戦死によって急速に弱体化してゆく零戦隊
 ・ 2機ずつになったコルセアの降って湧いたような一撃離脱
 ・ 撃っても撃っても落ちない重爆、ブカ派遣隊、絶好の獲物をとり逃す
 ・ 「何かバリット元気のつく注射ないかなァ」疲弊する零戦搭乗員達
 ・ 余裕をもって十分な高度をとり空襲を待ち受け、零戦隊の勝利
 ・ 西澤廣義飛曹長の戦果!?零戦隊、第5航空軍のP?38に一矢を報いる
 ・ 「ろくでなし」のコルセアすらいら立たせる新参者「F6Fの無駄話」
 ・ 「セ」号作戦「第一次転進」成功、悪天候と完璧な偽装が米軍の航空攻撃を阻害
 ・ 「竜巻落とし戦法」と新鋭の零戦52型で得た9月最後の勝利
 ・ ラバウルに来援した253空の兵力構成

 ・ 10月、とうとうラバウルにも「弾の雨が降る」ラバウル防空戦開幕

 ・ またもビギナーズラック!?ニュージーランド空軍のP?40大戦果を報告
 ・ ブイン空襲「P?38、お前さんが撃ってるのはコルセアだぞ!」
 ・ ブインに201空を残し、204空はラバウルに去る
 ・ B?24撃墜。ブイン、バラレで孤軍奮闘する201空の零戦隊
 ・ 哨戒機掃討戦で「嗅ぎ回り屋」をみごと撃墜
 ・ 電探で探知できない超低空からの奇襲。B?25のラバウル飛行場攻撃
 ・ 零戦もP?40も無差別に撃ちまくり、P?38がブナの沖で大戦果を挙げる
 ・ 「航空撃滅戦」のたびに苦戦する零戦隊、ブナ沖でまたも大損害をこうむる
 ・ 「P?38がいないのに気づいた時、もう引き返すには遅過ぎた」B?25ラバウルを強襲
 ・ 一撃で2機撃墜、P?38を追撃する零戦の「無手勝流」の勝利
 ・ 燃料切れで零戦2機が着水、ブイン上空最後の邀撃戦、小雨の長い空中戦
 ・ 高空から低空から、最後にはまた高空から、ラバウル3日連続の大空襲
 ・ ショートランド島の鼻先に飛行場ができる、ニュージーランド軍がモノ島に上陸
 ・ ラバウル第1飛行場に「イ」戦闘隊、ラバウル第3飛行場に「ロ」戦闘隊
 ・ 零戦5機余り、搭乗員よりも機体が多い253空

 ・ 11月、ラバウル防空戦激化「ラバウルじゃあ命は10日間だよ」

 ・ 「飛行機乗りになるのはよせ」零戦隊、未曾有の惨敗
 ・ ラバウル湾を水玉模様にした「流血の火曜日」と「ろ号作戦」の開幕
 ・ 艦隊航空隊、米海兵隊のコルセアを圧倒、「嗅ぎ回り屋」栗田艦隊を発見
 ・ 栗田艦隊を襲う米艦上攻撃機、ラバウル上空、日米母艦航空隊の対決
 ・ ボング大尉、またも僚機を失う、零戦隊の勝利に終わったP?38との戦い
 ・ 米戦闘機多数を撃墜、しかし艦爆の掩護には失敗
 ・ 「中崎の南東沖にいた重巡を狙って低空で南から接近」米空母5隻からの大攻撃隊、ラバウル港に殺到
 ・ 投弾が20メートルそれ「米軍のミッドウェー海戦」になり損ねた「ろ号作戦」最後の一撃
 ・ 「零戦虎徹」岩本徹三飛曹長、北千島からラバウル防空戦に参加
 ・ 「敵にとっては絶好のチャンスである」「零戦虎徹」痛恨の空中戦
 ・ 253空にも続々と配備される新鋭、零戦五二型

 ・ 零戦の撃墜戦果報告リスト(飛行機隊行動調書より)
 ・ 零戦と連合軍機の損害リスト


【 「海軍零戦隊 撃墜戦記 2 昭和18年8月~11月、ブイン防空戦闘と、前期ラバウル防空戦」の奥付 】


●版型 : A5版 / ハードカバー
●全244ページ / モノクロ写真多数掲載
●著者 : 梅本弘
●発行日 : 2013年11月18日 初版
●ISBNコード : 9784499231206

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