アオシマ 日本海軍 航空母艦 雲龍 1/700 ウォーターラインシリーズ 226 プラモデル

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日本海軍 航空母艦 雲龍

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3,300円 2,970円(税込)

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「日本海軍 航空母艦 雲龍 (プラモデル) (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ  No.226 )」です


●太平洋戦争後期における帝国海軍の正規空母、「航空母艦 雲龍」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●艦隊航空戦力の要として帝国海軍の期待を背負って誕生した「航空母艦 雲龍」を再現
 ・ これまで建造された航空母艦をベースに設計された、いかにも日本の空母らしいシルエットを持つ「航空母艦 雲龍」を再現した内容となっています

【 「航空母艦 雲龍」について 】


●帝国海軍は太平洋戦争の直前、世界に先駆けて空母を集中使用するという戦法を立案、当時の正規空母6隻による「第1航空艦隊」を編成します
●この「第1航空艦隊」に搭載された艦載機の合計は500機以上となり、艦載機による機動打撃力は、従来の海軍戦術を根底から覆す程のものとなりました

●ただ、日本では「太平洋戦争」自体は短期なものと捉える考えが優勢であり、戦争開戦時において建造中の正規空母は「大鳳」1隻のみでした

●「第1航空艦隊」は、太平洋戦争の緒戦においてその威力を発揮、向かうところ敵無しの威力を発揮します
●ところが、「翔鶴」「瑞鶴」の「第5航空戦隊」を「珊瑚海海戦」で分派した関係から「ミッドウェー海戦」において残る4空母で戦うこととなり、結果的には艦隊を分散使用したことで戦いに敗れ、「赤城」「加賀」「飛龍」「蒼龍」が失われました
●この結果、帝国海軍は攻撃力の要である「空母機動部隊」の主力を失い、当面は「翔鶴」「瑞鶴」の正規空母2隻と他の艦船から改造された小空母で戦わざるを得なくなってしまいます

●この事実に驚愕した帝国海軍は、ここに至り自分たちが築き上げた「空母機動部隊」が持つ能力をようやく認識(それまでは海軍の伝統である砲撃戦至上主義が主流でした)し、空母部隊の再建と、他艦種から空母への改造、そして空母の新規建造を開始しました

●この空母の新規の建造は、「大鳳」を改良した装甲空母型のタイプと、通常型のタイプの2種類が計画され、通常型は建造を急ぐために「空母 飛龍」の設計図面を元に戦訓による改良と、生産効率を上げる省力化が行われ、実質的には「改飛龍型」とも言うべきスタイルとなります
 ・ この空母の建造計画は太平洋戦争の以前に存在していましたが、その計画を推進するきっかけとなったのが「ミッドウェー海戦」です
 ・ 「大鳳」の改良型は1944年に起工されましたが、その建造には時間を必要とするため、結局途中で建造中止となっています

●この「改飛龍型」と言える艦は、「雲龍型」と命名、戦訓による防御力の強化の他に、「飛龍」では艦橋の配置が左舷中央部だったものが「雲龍型」では右舷前方へと移動、エレベーターも3基から2基に減らされています

●「雲龍型」空母は、連合艦隊の航空戦力の骨格となる存在として期待され、複数の「雲龍型」空母によって空母機動部隊の主力を編成、航空決戦時には「大鳳」や「信濃」という装甲化された空母をアメリカ艦隊に向けての前線基地として展開、後方に位置した「雲龍型」により航空機を供給して敵を撃破するという作戦方針まで立てられました

●「雲龍型」の1番艦として、「雲龍」が1942年8月に建造が開始、2年間の工期を経て1944年8月に竣工しました

●しかし、「雲龍」が竣工した頃には、ソロモン海域での消耗戦により航空隊はベテランパイロットを失っており、練度の低さは致命的で、更に1944年6月の「マリアナ沖海戦」において大量の航空機と搭乗員を失った結果、連合艦隊には空母を使用した航空戦を行う能力を喪失してしまいます
●また、搭載予定の航空隊も「台湾航空戦」に引き抜かれてしまい、「雲龍」は空母として航空機を搭載する目途が立たなくなりました

●そこで、「雲龍」は広い格納庫を利用した物資運搬という任務を受け、1944年12月に内地を出航、特攻機「桜花」や特攻艇「震洋」などを積載してフィリピンを目指しました

●この任務では、3隻の駆逐艦が随伴して護衛にあたっていましたが、12月19日の夕刻、アメリカ潜水艦の雷撃を受け、4本の魚雷に中の1本が命中、浸水が発生し、速度も低下します
●乗員は必死で損害の回復を図ったものの、更に魚雷を1本被弾、積載物が誘爆し始めて手が付けれない状態となり、総員退艦命令が発令、その短い生涯を閉じたのでした

日本海軍 航空母艦 雲龍の商品画像

【 「日本海軍 航空母艦 雲龍」のキット内容について 】


●この帝国海軍の「航空母艦 雲龍」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●アオシマ社のウォーターラインシリーズの現行フォーマットに則り「雲龍」を再現、最新のリサーチと細かな成型技術により同艦を表現しています
●また、スポンソン部の支柱などが別パーツ化され、日本の空母の特徴である細かな構造物が織り成す様子が表現された内容となっています

●「航空母艦 雲龍」の飛行甲板下の上段格納庫も再現、 下段格納庫についてはエレベーターの周囲部分が再現されています
●通常の艦載機の他に、「雲龍」が運搬した特攻機「桜花」も付属しています

●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです


●「雲龍」の船体部は左右分割式で、これに船首、船尾甲板、飛行甲板、ボート収納甲板などを取り付ける構成となっています

●船体部には、格納庫側面が一体成型されています
 ・ 船体部には、弾薬供給所や舷側部の通路などの基本躯体の他に、舷側の舷窓、フェアリーダー、ホースパイプ、副錨、梯子などの細部が再現
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●上甲板は、船首部分、船尾部分、そしてボート収納デッキに分割されています
 ・ 甲板上には、滑り止めパターンの他に、アンカーチェーン及び導板、リール、ボラードなどの細かなディテールが再現されています

●飛行甲板は、一体で成型されており、エレベーター部分は別パーツとなっています
 ・ 飛行甲板は、格納庫部分が展示できるクリアーパーツと、通常の成型色パーツとが付属、選択して使用します
 ・ 飛行甲板上には、ラテックス甲板表現が施され、遮風柵、着艦制止装置、滑走制止装置、探照灯蓋、クレーン蓋などがモールドされています
 ・ 側部の兵員用のスポンソンが一体成型
 ・ 飛行甲板裏側には細かな桁が再現されています
 ・ 前後に存在する飛行甲板支柱は、それぞれ別パーツとなっています

●格納庫は、上段部分の全てと、下段部分はエレベーターの周囲が再現されています
 ・ 格納庫内部の床の模様、側面の桁構造が表現
 ・ 格納庫の周囲に配置された艦載機用の増槽タンクを再現したパーツが付属しています
 ・ エレベーターは、下段格納庫、上段格納庫、飛行甲板の3種類の昇降位置を選択できます


「雲龍」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋構造物の下部は左右分割式で、これに3層の艦橋部分を取り付けます
 ・ 艦橋構造物下部前面は別パーツで、視察口がモールドされています
 ・ 艦橋の窓の部分はクリアーパーツです
 ・ 艦橋下部の搭乗員待機所の窓が別パーツとなっています
 ・ 艦橋を構成する94式高射装置(×1)、21号電探(×1)、110cm探照灯(×1)、25mm単装機銃(×2)が付属しています

●マストは3脚楼型で、前後分割式です
 ・ マストに装備される13号電探(×1)が付属

●無線塔はプラパーツによる一体成型となっています

● 煙突
 ・ 本体部分は上下2分割式となっており、トップが別パーツとなっています
 ・ 表面上には緊急用排煙口などのモールドが彫刻
 ・ トップは雨水カバー金網が表現されています
 ・ 側部の副管は別パーツです

●水面見張り所
 ・ 両舷側部の水面見張り所は各1パーツで構成、窓部分がモールドされています
 ・ 水面見張り所はクリアーパーツとなっています

●機銃用スポンソンはブロックごとに別パーツとなっており、下面の補強板が一体成型で1枚ずつ再現
 ・ スポンソン部の支柱は別パーツで、1本ずつが再現されています
 ・ 艦種部分の機銃座は、後部の構造物と支柱も合わせて一体成型となっています

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲(A1型)」 ×6
 ・ 高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで構成
 ・ 台座はスポンソン部分と支筒とで分割されています

●噴進砲「12cm 28連装噴進砲」 ×6
 ・ 噴進砲は各砲1パーツで構成されています
 ・ 噴進砲の台座は左右ブロックごとにパーツ化
 ・ 台座の支柱は、左右各1パーツで構成

●対空機銃
 ・ 25mm 連装機銃 ×18
 ・ 25mm 連装機銃(シールド付き) ×4
 ・ 25mm単装機銃 ×18(艦橋部を含む)

●艦載機
 ・ 艦載機は、同キット用に作り起こされたものと静岡模型教材協同組合「日本航空母艦搭載機 後期セット」のランナーとが付属しています

●艦載機のパーツ構成
 ・ 静岡模型教材協同組合「日本航空母艦搭載機 後期セット」の艦載機は、各1パーツで構成されています
 ・ 新規パーツの艦載機は、胴体、増槽、武装、脚のパーツ構成で、翼の折り畳み機能を持つ機体は、その翼端部分が別パーツ、「流星改」は胴体、翼、水平尾翼が分割されています

●艦載機内容(「日本航空母艦搭載機 後期セット」)
 ・ 零式艦上戦闘機52型 ×6
 ・ 艦上爆撃機「彗星」 ×4
 ・ 艦上攻撃機「天山」 ×4
 ・ 艦上攻撃機「流星改」 ×1
 ・ 艦上偵察機「彩雲」 ×1

●艦載機内容(新規パーツ)
 ・ 艦上攻撃機「天山」 ×6
 ・ 艦上攻撃機「流星改」 ×6
 ・ 艦上偵察機「彩雲」 ×6
 ・ 艦上戦闘機「烈風」 ×6(説明書には記載されていませんが、機影から「烈風」と思われます)

●「雲龍」が積載していた特攻機「桜花」(×6)が付属しています
 ・ 「桜花」は1パーツで再現、同機用の台車(×6)が付属

●内火艇、カッターなど
 ・ 12m内火艇 ×3
 ・ 8m内火ランチ ×1
 ・ 13m特型運搬船 ×2
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首旗竿
 ・ 錨
 ・ 菊花紋章
 ・ パラベーン
 ・ 射撃指揮装置
 ・ 110cm探照灯
 などがセットされています

●静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、機銃、内火艇類や高角砲に使用します


●飛行甲板上に書かれた対空迷彩の茶色と黒色のパターン、表示線、着艦標識、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています
 

●先行発売されたアオシマ社製「日本海軍 航空母艦 雲龍 SP」に含まれている、ボーナスパーツであるクリアーの飛行甲板パーツとエッチングパーツとを省いた通常バージョンとなります

アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ 「日本海軍 航空母艦 雲龍」
販売価格

3,300円 2,970円(税込)

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