フジミ 太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴 1/700 特シリーズ SPOT 特SPOT-011 プラモデル

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太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴

販売価格

5,280円 4,752円(税込)

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「太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴 (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ SPOT  No.特SPOT-011 )」です


●太平洋戦争初期における帝国海軍の「第5航空戦隊」を形成した航空母艦「翔鶴」「瑞鶴」を1/700のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「第5航空戦隊」の「翔鶴」「瑞鶴」をパッケージしたもので、個艦のキットで揃えるよりも価格的にお買い得な内容となっています
 (本キットが発売された2012年2月の時点では、フジミ社の特シリーズラインナップされている「瑞鶴」は1944年時のタイプのみ、1941年時の「瑞鶴」のみを再現したキットは発売されていません)

【 「帝国海軍 第5航空戦隊」について 】


●帝国海軍は、世界初の新造空母「鳳翔」から始まり、「赤城」、「加賀」に続く設計と運用に実験が繰り返され、「蒼龍」、「飛龍」で空母としての形が出来上がりました

●しかし、「蒼龍」、「飛龍」は軍縮条約の下での設計であり、全体に小ぶりで、防御面においても十分とは言えませんでした

●「翔鶴型」航空母艦は、1937年から建造が始まった新鋭艦で、それまでの空母運用と設計のノウハウをベースとしながら余裕を持って作られており、帝国海軍の理想の空母を実現した姿で生まれました
●排水量は25,000トン、戦艦「大和」よりも大出力の160,000馬力の機関を搭載、それにより大型の艦ながら最高速度34ノットという高速性を持っています
●また、防御力は強力となり、主要部分の装甲が強化、船体は水雷への防御力も大幅に向上、性能的には当時の世界最高水準を誇っていました

●1番艦の「翔鶴」は1941年8月、2番艦の「瑞鶴」は同年9月に竣工しました
●この2隻により、空母を中心とする艦隊である「第5航空戦隊」を編成、近々に予想される日米開戦に向けて急ピッチで乗員や航空機の搭乗員の練成訓練が実施されます
●この「第5航空艦隊」を傘下に収める「第1航空艦隊」は、空母を集中して運用するという帝国海軍の新しい考え方から発案されたもので、「第1航空戦隊」の「赤城」、「加賀」、「第2航空戦隊」の「飛龍」、「蒼龍」、「第5航空戦隊」の「翔鶴」、「瑞鶴」、そして護衛の艦隊を傘下に持ち、その艦載機による打撃力は、当時の列強国の艦隊とは比べ物とならない程の絶大な威力を誇っていました
 ・ 当時それほど注目されなかったのは、航空機では戦艦などの強力な艦艇を沈めることはできないという大鑑巨砲主義が蔓延していたからです
 ・ 「第5航空戦隊」は、性能的には「第1、第2航空戦隊」の空母を凌駕しており、真珠湾攻撃は同戦隊の戦力化を待って立案されたという説も有ります

太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴の商品画像

●この「第1航空艦隊」は、1941年12月の真珠湾攻撃に参加し、多数の艦載機による攻撃力の大きさを世界に示すこととなります
●続く、ポートダーウィン攻撃、セイロン沖海戦などに参加、特にセイロン沖海戦では海上で航行するイギリスの巡洋艦に対し、航空攻撃が80%以上の命中率を上げるなど移動目標に対して攻撃する練度の高さと、艦載機の優秀さを誇りました

●ソロモン海域においてアメリカ空母の活動を確認した帝国海軍は、インド洋から帰還途中の「第1航空艦隊」から「第5航空戦隊」を分離させてポートモレスビー攻略艦隊の上空護衛の任務に就かせます

●この日本側の行動に対して、アメリカ軍側は航空母艦「レキシントン」、「ヨークタウン」を中心とした艦隊で対抗、世界初の空母同士の海戦「珊瑚海海戦」が発生しました
●この戦いでは、初めての空母海戦ということもあり、両軍双方にミスが続出、日本軍側は索敵のミスが影響し、初日で小型空母「祥鳳」を失ってしまいました
●次いで、2日目には両軍が敵空母を発見、それぞれ攻撃隊を繰り出して激戦が繰り広げられます

●その結果、アメリカ軍側は「レキシントン」が撃沈、「ヨークタウン」が大破、日本軍側は「翔鶴」が中破するという損害を受けます
●日本軍側は「瑞鶴」が無傷ながらも、度重なる攻撃隊の消耗により稼動航空機が激減、それ以上の戦果を拡大することが出来ずに引き揚げることとなりました
●これにより、ポートモレスビー攻略作戦は中止され、戦術的には日本軍の戦果の方が勝ってはいましたが、戦略的には目的を達成できずに終わっています

●この「珊瑚海海戦」による修理と航空隊の補充の関係から、続く「ミッドウェー海戦」には「第5航空戦隊」は参加できず、同海戦での敗北の一要因となったとも言われています

●「ミッドウェー海戦」により正規空母4隻を失った連合艦隊は、唯一残存した正規空母「翔鶴」、「瑞鶴」を空母機動部隊の主軸とすることを決定、「第5航空戦隊」は解隊されて「翔鶴」、「瑞鶴」は「第1航空戦隊」の所属へと変更されました


【 「太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴」のキット内容について 】


太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴の商品画像
●この「第5航空戦隊」時の「翔鶴」、「瑞鶴」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●キットは、フジミ社製「日本海軍 航空母艦 翔鶴 1941年」を2隻分セットしたもので、1941年時の「瑞鶴」のマーキングを再現したデカールを新たに追加した内容となっています
 ・ 1941年時(1942年の「珊瑚海海戦」以前)の「瑞鶴」は、外観上は「翔鶴」と同一であり、その違いは甲板上に描かれた艦名表記のみでした
 ・ キットの「瑞鶴」の飛行甲板の艦名表記は、艦首部分と艦尾部分との2ヵ所となっています

●キット内容の説明については「日本海軍 航空母艦 翔鶴 1941年」をご参照下さい

●艦載機は「翔鶴」のキットに含まれる、零式艦上戦闘機21型(×2)、99式艦上爆撃機(×2)、 97式艦上攻撃機(×2)が「2セット」含まれています


【 「太平洋戦争初期 第五航空戦隊 翔鶴・瑞鶴」のパッケージ内容 】


 ・ 「日本海軍 航空母艦 翔鶴 1941年」のキット ×2隻分
 ・ 「翔鶴」「瑞鶴」用のデカールシート×各1枚


●2012年 スポット生産品



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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