ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 ソフトトップ (プラモデル)ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35506 スケール:1/35
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「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 ソフトトップ プラモデル (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35506 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重統制型兵員車「ホルヒ タイプ40 (ホルヒ 108)」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●大戦初期から人員輸送に活躍した「ホルヒ タイプ40」を再現、ボンネット部分に横縞状の通気スリットを空け、ドイツ的な角ばったデザインのキャビンを備えた、質実剛健で軍用車らしいフォルムを再現した内容となっています ●ICM社製「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 後期型」をベースに、展開した状態の幌とシールドを付けた状態のドアのパーツをセットしたバリエーションキットです 【 「重統制型兵員車 ホルヒ タイプ40 (ホルヒ 108)」について 】●ドイツは1935年に再軍備化を宣言、それまでの国軍であったワイマール共和国軍からドイツ帝国軍へと移行し、軍も機動戦を重視するという大綱に沿って機械化を進めました ●ワイマール共和国の装備をそのまま引き継いだドイツ軍は民間用車両を転用した様々な車両を所有していたため、バリエーションに富んだ民間車輌は整備の簡略化を阻害し、部品調達も煩雑すぎる、といった問題を引き起こしていました ●ドイツ軍はこの兵站上の問題を解決するため、規格を統一化した車両を開発・生産する「アインハイツ計画」を採用、この計画に基づいた車両は「統制型車両」と呼ばれています ・ この「統制型車両」は、車両を乗用車、兵員車、トラックに分類、この車両分類ごとに「軽」「中」「重」という3種のカテゴリーで区分けをし、それぞれできるだけ統一した規格を設定した上で車両の開発を進めます ・ 兵員車は、他の国の軍隊ではあまり見ないタイプで、兵員輸送用の大型車両として、キャビン内部に3列程度の座席を設置していました ・ また、この兵員車は軍用車両に適した大きさであり、スペース的に無線機などの装備を搭載することが容易で、人員輸送だけではなく様々な用途で運用が行われています ●この兵員車の「重」クラスの車両として、「ホルヒ」社が1939年に開発したのが「ホルヒ タイプ40 (ホルヒ 108)」です ・ 「ホルヒ タイプ40」は、90馬力3800ccのエンジンを搭載、4輪駆動式で高い機動力を持ち、角形のボディが外観上の特徴です ・ 「ホルヒ タイプ40」は、「Kfz.69」や「Kfz.70」と呼ぶ場合もありますが、これはあくまでも用途のみを表すものであり、「Kfz.70」は兵員輸送車両を示しています ●「ホルヒ タイプ40」には「前期型」と「後期型」の違いがあり、「前期型」では予備タイヤを車体中央部に装備し、不整地での走行時の補助として用いましたが、「後期型」では生産コスト低減のために車体側面の予備タイヤ収納庫を廃止、予備タイヤはキャビン内部へと搭載しています ●この「ホルヒ タイプ40」は、ドイツ国防軍、空軍、海軍、親衛隊などの各軍で広く運用が行われ、各戦域に投入、ドイツ軍に存在するところには同車の姿を見ることができます ●しかし、「ホルヒ タイプ40」は、機能性の高いサスペンションなどを装備したため車重が重くなり、また戦時下の汎用車輌としては贅沢な装備であったため、戦時における生産車両を定めた「シェル計画」の下で生産中止を決定、「ホルヒ タイプ40」は1941年に生産終了となってしまいます ●もっとも、前線の将兵にとって高性能な「ホルヒ タイプ40」は人気の高い車両であり、損傷などにより使えなくなるまで使用が続けられ、ドイツ軍将兵の足として活躍したのです 【 「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 ソフトトップ」のキット内容について 】●このドイツ軍の重統制型兵員車「ホルヒ タイプ40 (ホルヒ 108)」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●車体中央部に配置していた予備タイヤ収納スペースを撤去し、予備タイヤをキャビン内部へと格納した「後期型」車体を再現しています ●スタッフカーや野戦トラックなど、今までICM社が培ってきたソフトスキン車両の造型力を下敷きに「ホルヒ タイプ40」を再現、全体のフォルムを捉えながら、パーツの細分化をできるだけ抑え、パーツ上に施した繊細なモールドを交えて車体フォルムとディテールを現した内容となっています ●幌を展開した状態を再現しています ・ 側面のシールドは装着の有無を選択できます ・ 「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 後期型」の畳んだ状態の幌のパーツも含まれていますので、幌を畳んだ状態とすることも可能です ●「ホルヒ タイプ40」は、「ボディ」「シャーシ」の2ブロックで構成しています 【 ボディ 】 ●角型の形状に、ボンネット部分に横縞状に通気スリットを設けた「ホルヒ タイプ40」の車体レイアウトを再現、フロントグリル部のスリットは開口した状態となっています ●ボディは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「フェンダー」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 「フロントグリル」も一体成型のパーツで再現、スリット部分は開口した状態となっています ・ 「側面ドア」「トランクのドア」は別パーツ化しており、開閉状態を選択して作製することができます ・ 「側面ドア」は「シールド」を付けた状態と、「シールド」を付けていない状態の2種のパーツをセット、選択して作製することができます ・ 「前照灯」は、前後に分割したパーツで再現、前部のガラス部はクリアパーツで再現しています ・ ボディ前部の「サイドミラー」「方向指示器」「ノテックライト」「ナンバープレート」を別パーツ化 ・ 「車載工具」類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ ボディ後部の「尾灯」「牽引装置」「ナンバープレート」などを別パーツ化して再現しています ●「フロントウィンド」は枠の部分を成型色パーツ、ウィンド本体をクリアパーツで再現しています ・ 「ワイパー」は枠の部分に凸モールドで再現 ・ 「フロントウィンド」は起倒状態を選択することができます ●キャビン内部を再現しています ・ キャビン内部は、3列となった座席配置を再現、各座席は「フレーム」「背もたれ」「腰掛け」のパーツ構成となっています ・ 運転席部分の、各種「レバー」「ペダル」「ハンドル」を別パーツ化して再現 ・ メーターパネルは一体成型のパーツで再現、メーター類は付属のデカールで再現しています ・ ライフルラックに装着する「モーゼル Kar98k ライフル」(×6)が付属、ライフルにはラックの一部を一体成型化しています ●展開した状態の「幌」を再現したパーツが付属しています ・ 「幌」は、上部及び後部、両側面の3パーツで構成、外側のフレームとウィンドの垂れ幕は別パーツとなっています ・ 「幌」のウィンドは付属のクリアフィルムを切り出して再現します ・ 余剰パーツとして畳んだ状態の「幌」を再現したパーツも付属しています 【 シャーシ 】 ●高い機動性を誇ったダブルウッシュサスペンションを装備した「ホルヒ タイプ40」の足周りを再現、ややパーツ数を抑えてシャーシ部分を再現しています ●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現 ・ 前後の「バンパー」は別パーツ化して再現 ・ 前後の「デファレンシャル」は、上下に分割したパーツで再現しています ・ 「ダブルウッシュボーンサスペンション」は、上部のフレームと下部のフレームとに分割しており、スプリングを再現したパーツを挟んで作製します ・ ステアリングは固定した状態となっています ●エンジンは13パーツで再現しています ・ エンジンは本体部分を左右に分割したパーツで再現、これに「シリンダーヘッド」「ファンベルト」「排気管」などを取り付けて作製します ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割したパーツ構成で、ゴムの部分は軟質素材製です ・ タイヤゴムの部分にはトレッドパターンを深めのモールドで再現しています ●フロントウィンドのウィンド本体、前照灯のガラス部などを再現するクリアパーツが付属 ●幌やシールドのウィンドを再現する、カットラインをプリントしたクリアフィルムが付属しています 【 「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 ソフトトップ」の塗装とマーキング 】 ●「WW2 ドイツ 重統制型軍用車 Typ40 ホルヒ108 ソフトトップ」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第8戦車師団 (ロシア / 1941年夏) ・ 空軍所属車両 (ロシア / 1942年夏) ・ 空軍所属車両 (ロシア / 1942年秋) ・ 空軍所属車両 (ロシア / 1943年夏) ●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 ソフトトップ」のパッケージ内容 】・ 重統制型兵員車 ホルヒ タイプ40 (ホルヒ 108) ×1 ・ クリアフィルム ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型(ICM社製「ドイツ 重統制型軍用車 ホルヒ 108 Typ40 後期型」をベースに、展開した状態の幌のパーツを追加したバージョン)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 |
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