日本海軍 朝潮型駆逐艦 荒潮 (新装備パーツ付) (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.SPW049 スケール:1/700
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「日本海軍 朝潮型駆逐艦 荒潮 (新装備パーツ付) プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.SPW049 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の駆逐艦「朝潮型」の4番艦「荒潮」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ピットロード社製「日本海軍朝潮型駆逐艦 朝潮 (フルハル仕様)」に、同社製「新WW2 日本海軍艦船装備セット (5)」をセットした特別限定バージョンとなっています ・ 両キットを単品で揃えるよりも価格的にお得な内容となっています ●「荒潮」の同型艦となる「朝潮」「大潮」「夏雲」「峰雲」「霰」の艦名表示のデカールも付属、選択して作製することができます 【 「日本海軍 朝潮型駆逐艦 荒潮 (新装備パーツ付)」のキット内容について 】●日本海軍の駆逐艦「朝潮型」の4番艦「荒潮」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社が長年培ってきた艦船モデル技術を下敷きに駆逐艦「荒潮」をシャープなモールドで再現、新金型で造型した「新WW2 日本海軍艦船装備セット (5)」のパーツに置き換えることで、より細かなディテールが表現可能な内容となっています ・ 組立説明書内には「荒潮」への新パーツの取り付け指示が記載されています ●艦体喫水線までの洋上モデルと、艦底部を含めたフルハルモデルとを選択して組立てる事が可能です ●太平洋戦争開戦後の「荒潮」は、逐次対空兵装の増設が行なわれており、キットは船体中央部のみに機銃座を装備した太平洋戦争開戦時の状態を再現しています ●「荒潮」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は、喫水線ラインで上下に分割したパーツ構成となっています ・ 船体には「舷窓」「ボラード」などのディテールを繊細なモールドで再現 ・ 船底部は、 洋上モデルとしての船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用として船底部分を再現したパーツをセット、選択して作製します ・ フルハルモデル用に「ビルジキール」(×2)、「舵」(×1)、「推進軸」(×2)、スクリュー(×2)を別パーツ化して再現 ●上甲板は、鎖錨甲板と、船体に一体成型となった上甲板とで2分割した構成 ・ 甲板上には、中央構造物、後部構造物、主砲塔台座、魚雷発射管台座、リノリウム押さえ、滑り止めなどの基本構造の他、、「魚雷運搬用軌条」「ボラード」「アンカーチェーン」などのディテールをモールドで再現しています 「荒潮」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ 艦橋の主要部分は上下に分割した2ブロック構成、上部は2層、下部は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 艦橋トップの「方位盤」「測距儀」などは別パーツとなっています ・ 「艦橋窓枠」は、「窓ガラス」の部分を一段凹んだ状態で再現して立体感を演出しています ・ 艦橋下部の「窓」「扉」などのディテールをモールドで再現 ●メインマスト、後檣 ・ メインマストと後檣は三脚檣型となっており、それぞれ前後に分割したパーツで再現 ● 第1煙突・第2煙突 ・ 煙突は左右に分割したパーツ構成で、トップ部は別パーツ化しています ・ 蒸気捨管、缶通風筒、排気筒も別パーツ化して再現しています ●中央予備魚雷格納庫 ・ 予備魚雷格納庫は左右に分かれており、それぞれ一体成型のパーツで再現しています ●探照灯台 ・ 探照灯台はブルワーク部と台座部分とで再現、台座部分は左右に分割したパーツ構成となっています ・ 台座には「扉」「梯子」を繊細なモールドで再現しています ・ 探照灯台に装備する、「90cm探照灯」(×1)、「方位測定器」(×1)を別パーツ化して再現しています ●機銃座 ・ 船体中央の機銃座は、支柱部分も含めて一体成型のパーツで再現 ・ 機銃座に装備する、「25mm連装機銃」(×2)を別パーツ化 ●主砲塔部 「50口径 3年式 12.7cm連装砲 C型」 ×3 ・ 砲塔は本体部分と砲身部分とで分割しており、砲身部分は1本ずつ個別にパーツ化しています ・ 砲身部分には防水カバーを再現 ・ 本体部分はスライド金型を使用して、「フレーム」「窓」「通風孔」「照準口」などのディテールを細かく再現しています ●魚雷発射管 「92式 61cm 4連装魚雷発射管」 ×2 ・ 魚雷発射管は、4連装状に一体成型となった発射管と、シールド部とを分割して再現 ・ 魚雷本体も別パーツ化して再現しています ・ シールド部はスライド金型を使用して、「フレーム」「扉」「窓」「通風孔」などのディテールを細かく再現しています ●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2 ・ 機銃は、連装状に一体成型となった銃身部と機銃架の2パーツで構成 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 7mカッター ×2 ・ 7.5m内火艇 ×2 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 爆雷装填台 ・ 爆雷用ダビット ・ 爆雷発射機 ・ パラベーン ・ 艦尾、艦首旗竿 ・ スキッドビーム などをセットしています ●付属の新装備セットの主要パーツ内容 (ピットロード社製「新WW2 日本海軍艦船装備セット (5)」) ・ 3年式 12.7cm連装砲 C/D型 ×3 ・ 92式 4連装魚雷発射管 ×2 ・ 96式 25mm 3連装機銃 ×5 ・ 96式 25mm連装機銃 ×2 ・ 魚雷次発装填装置 ×1 ・ 爆雷投下軌条 ×2 ・ 爆雷装填台 ×2 ・ 94式爆雷投射機 ×2 ・ 90cm探照灯 ×2 ・ 7mカッター ×2 ・ 7.5m内火艇 ×2 ・ ラジアル型ボートダビット ×4 ・ ラフィング型ボートダビット ×4 ・ 汎用ダビット ×3 ・ アンカー(小) ×2 などをセットしています ●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています ●艦尾の軍艦旗、艦首の日章旗、駆逐隊番号、煙突の白線、舷側部の艦名表示(「荒潮」「朝潮」「大潮」「夏雲」「峰雲」「霰」)などを再現したデカールが付属 【 「日本海軍 朝潮型駆逐艦 荒潮 (新装備パーツ付)」のパッケージ内容 】・ 日本海軍 駆逐艦 荒潮 ×1 (同型艦「朝潮」「大潮」「夏雲」「峰雲」「霰」製作可能) ・ 新WW2 日本海軍艦船装備セット (5) ×1 ・ デカールシート ×1 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●スポット生産品 【 「駆逐艦 朝潮型」について 】●1920年代、日本海軍は重武装で高い性能を持つ画期的な駆逐艦「特型駆逐艦」を建造します ●この「特型駆逐艦」は、従来の駆逐艦の1.5倍の攻撃力を持ち、38ノットもの高速を発揮可能な大型の駆逐艦でしたが、建造後に締結されたロンドン軍縮条約により駆逐艦にも保有制限がかかり、以後の駆逐艦は小型とならざるを得ませんでした ●しかし、艦の小型化は武装などを充分に装備できないことを意味しており、「特型駆逐艦」並みの兵装を装備した1,400tクラスの駆逐艦「初春型」はトップヘビーな艦となってしまいます ●1934年、「友鶴事件」が発生、トップヘビーが原因となったこの横転事故は、兵装を重視していた日本海軍の設計思想を根底から揺るがし、全艦の兵装の見直しが行われました ●駆逐艦「初春型」は兵装の一部を撤去、続く「白露型」は「初春型」と同じ兵装ながら船体を若干大型化し安定性能を向上しています ●しかし、「初春型」「白露型」は日本海軍が駆逐艦に求める攻撃力には及ばないことと、軍縮条約からの脱退を予想していたことから、1937年に排水量2,000tとなる大型の駆逐艦「朝潮型」の建造を進めます ●この駆逐艦「朝潮型」は、主砲として12.7cm連装砲を3基、4連装魚雷発射管を2基装備し、予備魚雷の装填装置も搭載しており、攻撃力は「特型駆逐艦」以上の能力を持っていました ●駆逐艦「朝潮型」はその後の日本海軍の駆逐艦の基礎となり、続く「陽炎型」「夕雲型」は実質的に「朝潮型」の改良型として、兵装配置などを継承して設計されています 【 「駆逐艦 荒潮」について 】●駆逐艦「荒潮」は、「朝潮型」の4番艦として1937年12月に竣工しました ●太平洋戦争が開戦すると、「荒潮」は南方に進出し、マレーやインドネシア方面の各攻略作戦に参加します ●1942年2月、「荒潮」は「バリ島沖海戦」において連合軍の「ABDA艦隊」と交戦、僚艦に被害が発生しましたが、「荒潮」は無傷で切り抜け、続く「ジャワ島攻略作戦」に参加しています ●「ミッドウェー海戦」において、「荒潮」は「攻略部隊」に配属され、輸送艦と共に「ミッドウェー島」を目指して突き進みます ●日本海軍の空母機動部隊は航空攻撃によって壊滅しましたが、「攻略部隊」には「ミッドウェー島」に突入が命ぜられ、重巡洋艦「最上」「三隈」「鈴谷」「熊野」を中心に「荒潮」などの駆逐艦が随伴して「ミッドウェー島」へと向かいます ●しかし、空襲によって損害が続出、「荒潮」も損傷を受けて、作戦は中止となり、内地へと帰還しました ●1942年8月、アメリカ軍が「ガダルカナル島」に上陸を開始すると、日米の戦いの焦点はこの島へと移り、「荒潮」もこの「ガダルカナル島」のソロモン海域へと進出し、輸送任務及び護衛任務に従事、迎撃するアメリカ艦隊との間で死闘を繰り広げます ●また、「荒潮」はニューギニア方面への攻略作戦にも参加、連合軍の反撃で大きな被害が発生しましたが、「荒潮」は無傷で帰還することができました ●1943年2月、「荒潮」はニューギニアの「ラエ」に向けての輸送船団の護衛任務に参加、この船団に向けて連合軍は爆撃機によって空襲を行います(「ビスマルク海海戦」) ●連合軍は、爆弾を海面にスキップさせるという反跳爆撃を実施、この新戦法の爆撃により日本軍は大きな損害を受け、「荒潮」にも爆弾が命中、航行不能に陥ったところにさらなる攻撃を受けます ●この攻撃により「荒潮」は手の付けようのない状態となり、艦は放棄され、その後も「荒潮」は連合軍機による攻撃を受け続け、その姿を波間に消したのでした
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