ドイツ P204(f) 装甲車 (プラモデル)ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35374 スケール:1/35
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「ドイツ P204(f) 装甲車 プラモデル (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35374 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の装甲車「P204(f)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●フランス軍より捕獲した「パナール 178」を制式化した装甲車「P204(f)」を再現、近代的なデザインと、リベット接合を多用したクラシカルな雰囲気とを併せ持った、独特のスタイルを再現した内容となっています ●ICM社製「パナール 178 AMD-35 装甲車」をベースに、「P204(f)」を再現するため使用するパーツを一部変更、砲塔を新たに作り起こしたバリエーションキットです 【 「パナール P204(f) 装甲車」について 】●フランスの兵器メーカー「パナール」社は1926年、自社開発で装甲車「AMD165/175」を製作、これが発展するとフランス軍から注目されるようになり、フランス軍の意向に沿った形の改良型として1935年に登場したのが装甲車「パナール 178」です ・ 「パナール 178」は、110馬力のガソリンエンジンを搭載、路上における最高速度は72km/hを発揮し、高い機動性能を有していました ・ また、足周りは4輪駆動、操縦席は車体の前後に配置しており、大型のタイヤを装備したことも相まって不整地における高い機動性能も備えています ・ 車体上部にはフランス軍の規格砲塔である「APX-3」砲塔を搭載、この砲塔には「25mm戦車砲 SA34」と同軸機銃を装備しており、当時の装甲車としては強力な火力を備えていました ・ 防御力は最大装甲20mm厚程度しかありませんでしたが、これは当時の装甲車のレベルとしては劣るものではありませんでした ●「パナール 178」は、当時の装甲車としては極めて優秀な性能を示しましたが、独仏戦ではフランス軍自体が早々に瓦解してしまい、その真価を発揮できませんでした ●しかし、対峙するドイツ軍は「パナール 178」の優秀さを高く評価、鹵獲した「パナール 178」を自軍の装備として運用し、独仏戦後期の追撃戦に活用しています ●独仏戦によりフランス軍が降伏すると、フランス軍が装備していた360両の「パナール 178」の多くをドイツ軍が接収、ドイツ軍は「P204(f)」として制式化します ・ 「P204(f)」の性能は、当時のドイツ軍の主力装甲車だった「Sd.kfz.222」を火力の点で凌いでおり、機動力、防御力は同等程度でした ・ また、鹵獲したフランス軍戦車の多くが1人用砲塔であったためドイツ軍の用兵に適さなかったのに対して、この「P204(f)」は2人用砲塔を採用していたことから高評価を得ています ●「P204(f)」はドイツ軍の偵察部隊用の装甲車として広く運用、ドイツ製の装甲車と変わらない働きを見せ、フランス軍からの鹵獲車両の中では最も有効的に利用された車両の一つになりました ●また、ドイツ軍は大型のフレームアンテナを装備したタイプや、追加装甲を施したタイプ、そして鉄道の維持、警備用としてタイヤを車輪へと変更したタイプなどを開発、ドイツ軍の装甲車戦力の一画として欠かせない存在となったのでした 【 「ドイツ P204(f) 装甲車」のキット内容について 】●このドイツ軍の装甲車「P204(f)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●1/35スケールの装甲車のキットとしてオーソドックスなパーツ構成により「P204(f)」を再現、特徴的なリベットなどのディテールを繊細なモールドで再現した内容となっています ●エンジンを含む車体内部も再現、前後に配置した操縦席などの独特の車内レイアウトや砲弾、機銃弾倉などの細部も再現しており、ハッチ等を開いてディスプレイすることができます ●「P204(f)」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●面で構成された「P204(f)」の砲塔形状を再現、表面のリベットを繊細なモールドで再現しています ●「25mm戦車砲 KwK(f)」の砲身は、先端部のフラッシュハイダー、防盾を含めて左右に分割したパーツで再現 ・ 「同軸機銃」は一体成型のパーツで再現、「機銃防盾」は別パーツ化しています ●砲塔は、上部と底部の上下に分割したパーツで再現 ・ 「上部ハッチ」「後部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「ペリスコープ」は一体成型のパーツで再現、視察口部分は開口した状態となっています ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 砲尾 ・ 同軸機銃の機関部及び弾倉 ・ 砲架 ・ 旋回ハンドル ・ 座席 など 【 車 体 】 ●面で構成されエンジンデッキ部分が低くなった「P204(f)」の車体レイアウトを再現、表面のリベット、ヒンジ、フェンダーのプレスパターンなどを繊細なモールドで再現しています ●車体は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 「側面ドア」「視察ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「エンジン点検ハッチ」も別パーツ化、開閉状態を選択することが可能です ・ 「フェンダー」は各上部パネルに一体成型化、、前部フェンダーのガードと後部フェンダーの後部ボックスは別パーツとなっています ・ 車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 前後の「デファレンシャル」は上下に分割したパーツで再現 ・ 「リーフサスペンション」は車体側面パーツに一体成型化しています ・ ステアリングは前方に固定した状態となっています ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割したパーツで再現 ・ ゴムの部分な軟質素材製で、トレッドパターンを深めのモールドで再現しています ●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ エンジン (10パーツ) ・ フロアパネル ・ 隔壁 ・ 前後の操縦席 ・ ハンドル ・ 各種レバー ・ ペダル類 ・ メーターパネル ・ 戦車砲砲弾ラック ・ 機銃弾倉 ×18 ・ 車載機関銃 など 【 「P204(f) 装甲車」の塗装とマーキング 】 ●「P204(f)」のマーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ドイツ国防軍仕様車 (フランス / 1940年) ・ 第20戦車師団 第92装甲偵察大隊 (ベラルーシ / 1941年7月) ・ ドイツ警察車両 (中央ロシア / 1941年9月) ・ 第7戦車師団 第37装甲偵察大隊 (モスクワ方面 / 1941年12月) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、戦術マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ P204(f) 装甲車」のパッケージ内容 】・ P204(f) 装甲車 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 一部新金型
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