アオシマ 日本海軍 航空母艦 天城 1/700 ウォーターラインシリーズ 225 プラモデル

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日本海軍 航空母艦 天城

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3,300円 2,970円(税込)

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「日本海軍 航空母艦 天城 (プラモデル) (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ  No.225 )」です


●「日本海軍 航空母艦 天城」です

●太平洋戦争後期における帝国海軍の「航空母艦 天城」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●艦隊航空戦力の要として帝国海軍の期待を背負って誕生した「航空母艦 雲龍型」の2番艦「天城」を再現、それまでの空母をベースに設計された、如何にも日本の空母らしいシルエットが表現されています

●アオシマ社製「日本海軍 航空母艦 葛城」をベースとして、船体右舷の機銃座と艦載機の「紫電改」を2機追加したバリエーションキットとなります
 ・ 「天城」用のパーツは、「日本海軍 航空母艦 葛城」とほぼ同一ランナーとなっていますが、右舷後部の円形状の機銃座(スポンソン)が天城専用パーツとしてセットされています

【 「航空母艦 天城」について 】


●1940年代の初頭、将来の日米開戦を睨み、帝国海軍ではこれまで補助戦力としての認識しかなかった航空母艦を集中使用する戦術を考案します
●これは、既存の正規空母6隻を束ねて行動をさせるというもので、世界的な海軍戦術において画期的なものでしたが、その航空母艦を失うという長期戦はあまり考えられていませんでした

●太平洋戦争の開戦時に建造が進められていた正規空母は「大鳳」1隻のみであり、その他は商船、他の艦種からの改造中という状況でした

●後継空母として「雲龍型」の計画が進められていましたが、結局、その実行の原因となったのが「ミッドウェー海戦」での敗北でした

●工業力の乏しい日本にとって、開戦から「ミッドウェー海戦」までの半年間のインターバルは致命的であり、更に設計を練り直して建造に着手したのは1942年8月で、その遅れは「雲龍型」の運命に大きな影響を与えました

●その1942年10月に航空母艦「天城」は「雲龍型」の2番艦として建造が開始、約2年の工期を経て1944年8月に竣工します
●同艦を含む「雲龍型」は、「飛龍」をベースとして各部を簡素化、戦訓により防御力を強化した優秀艦で、将来的には帝国海軍の機動部隊の主軸となるべき存在でした

●しかし、この1944年6月に発生した「マリアナ沖海戦」において帝国海軍は艦隊航空隊のほとんどを喪失、竣工はしたものの「天城」には肝心の航空機の搭載が事実上不可能となってしまいます

●さらに、1944年10月の「レイテ沖海戦」の敗北において日本は南方からの燃料の補給路が断たれてしまい、航海用の燃料に事欠く状態で、「天城」は浮き砲台として呉港に係留、「航空母艦」としての機能を発揮でき状態となります

●1945年7月、呉へアメリカ軍の艦載機による大空襲が行われ、2日に渡る猛攻により奮戦虚しく「天城」は被弾、大破し港内で着底、この状態で終戦を迎えた後、浮揚されて解体処分が行われ、その生涯を閉じています

日本海軍 航空母艦 天城の商品画像

【 「日本海軍 航空母艦 天城」のキット内容について 】


●この帝国海軍の「航空母艦 天城」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●現在のアオシマ社のウォーターラインシリーズのフォーマットに沿って「天城」を再現、最新のリサーチと細かな成型技術により同艦を表現しています
●また、天城専用のパーツとして、右舷後部の機銃座パーツをセット、スポンソン部の支柱などが別パーツ化され、日本の空母の特徴である細かな構造物が織り成す様子が表現された内容となっています

●「航空母艦 天城」の上段格納庫内部を再現、下段格納庫はエレベーターの周囲部分が再現されています

●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです


●「天城」の船体部は左右分割式で、これに船首、船尾甲板、飛行甲板、ボート収納甲板などを取り付ける構成となっています

●船体部には、格納庫側面が一体成型されています
 ・ 船体部には、弾薬供給所や舷側部の通路などの基本躯体の他に、舷側の舷窓、フェアリーダー、ホースパイプ、副錨、梯子などの細部が再現
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●上甲板は、船首部分、船尾部分、そしてボート収納デッキに分割されています
 ・ 甲板上には、滑り止めパターンの他に、アンカーチェーン及び導板、リール、ボラードなどの細かなディテールが再現されています

●飛行甲板は、一体で成型されており、エレベーター部分は別パーツとなっています
 ・ 飛行甲板上には、ラテックス甲板表現が施され、遮風柵、着艦制止装置、滑走制止装置、探照灯蓋、クレーン蓋などがモールドされています
 ・ 側部の兵員用のスポンソンが一体成型
 ・ 飛行甲板裏側には細かな桁が再現されています
 ・ 前後に存在する飛行甲板支柱は、それぞれ別パーツとなっています

●格納庫は、上段部分の全てと、下段部分はエレベーターの周囲が再現されています
 ・ 格納庫内部の床の模様、側面の桁構造が表現
 ・ 格納庫の周囲に配置された艦載機用の増槽タンクを再現したパーツが付属しています
 ・ エレベーターは、下段格納庫、上段格納庫、飛行甲板の3種類の昇降位置を選択できます


「天城」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋構造物の下部は左右分割式で、これに3層の艦橋部分を取り付けます
 ・ 艦橋構造物下部前面は別パーツで、視察口がモールドされています
 ・ 艦橋の窓の部分はクリアーパーツです
 ・ 艦橋下部の搭乗員待機所の窓が別パーツとなっています
 ・ 艦橋を構成する94式高射装置(×1)、21号電探(×1)、110cm探照灯(×1)、25mm単装機銃(×2)などが付属しています

●マストは3脚楼型で、前後分割式です
 ・ マストに装備される13号電探(×1)が付属

●無線塔は一体成型となっています

● 煙突
 ・ 本体部分は上下2分割式となっており、トップが別パーツとなっています
 ・ 表面上には緊急用排煙口などのモールドが彫刻
 ・ トップは雨水カバー金網が表現されています
 ・ 側部の副管は別パーツです

●水面見張り所
 ・ 両舷側部の水面見張り所は各1パーツで構成、窓部分がモールドされています

●機銃用スポンソンはブロックごとに別パーツとなっており、下面の補強板が一体成型で1枚ずつ再現
 ・ スポンソン部の支柱は別パーツで、1本ずつが再現されています
 ・ 艦首部分の機銃座は、後部の構造物と支柱も合わせて一体成型となっています

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型)」 ×6
 ・ 高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで構成
 ・ 台座はスポンソン部分と支筒とで分割されています

●噴進砲「12cm 28連装噴進砲」 ×6
 ・ 噴進砲は各砲1パーツで構成されています
 ・ 噴進砲の台座は左右ブロックごとにパーツ化
 ・ 台座の支柱は、左右各1パーツで構成

●対空機銃
 ・ 25mm 3連装機銃 ×21
 ・ 25mm 単装機銃 ×18(艦橋部を含む)

●艦載機
 ・ 艦載機は、リニューアル版の「雲龍型」用に作り起こされたものと「天城」用のもの、静岡模型教材協同組合「日本航空母艦搭載機 後期セット」のランナーとが付属しています

●艦載機のパーツ構成
 ・ 静岡模型教材協同組合「日本航空母艦搭載機 後期セット」の艦載機は、各1パーツで構成されています
 ・ 「雲龍型」用、「天城」用の艦載機は、胴体、増槽、武装、脚のパーツ構成で、翼の折り畳み機能を持つ機体は、その翼端部分が別パーツ、「流星改」は胴体、翼、水平尾翼が分割されています

●艦載機内容(「日本航空母艦搭載機 後期セット」)
 ・ 零式艦上戦闘機52型 ×6
 ・ 艦上爆撃機「彗星」 ×4
 ・ 艦上攻撃機「天山」 ×4
 ・ 艦上攻撃機「流星改」 ×1
 ・ 艦上偵察機「彩雲」 ×1

●艦載機内容(「雲龍型」用パーツ)
 ・ 艦上攻撃機「天山」 ×3
 ・ 艦上攻撃機「流星改」 ×3
 ・ 艦上偵察機「彩雲」 ×3
 ・ 艦上戦闘機「烈風」 ×3

●艦載機内容(「天城」用パーツ)
 ・ 局地戦闘機「紫電改」 ×2

●内火艇、カッターなど
 ・ 12m内火艇 ×3
 ・ 8m内火ランチ ×1
 ・ 13m特型運搬船 ×2
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首旗竿
 ・ 錨
 ・ 菊花紋章
 ・ パラベーン
 ・ 射撃指揮装置
 ・ 110cm探照灯
 ・ 応急舵
 などがセットされています

●静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、機銃、内火艇類や高角砲に使用します


●飛行甲板上に書かれた「天城」用の対空迷彩の黄緑色と黒色のパターン、表示線、着艦標識、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています
 

●2012年 一部新金型

アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ 「日本海軍 航空母艦 天城」
販売価格

3,300円 2,970円(税込)

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