大日本絵画 タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 戦車関連書籍 23273-9 本

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タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編

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「タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 (本) (大日本絵画 戦車関連書籍  No.23273-9 )」です


●「AFVモデル」の塗装過程における「剥がれ表現」や様々なウェザリング技法を施して、プラモデルの塗装演出方法を詳細に解説した塗装技法書が「タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編」です。

●「タンクアート Vol.2 現用車両編」では、「タンクアート」翻訳版の第2弾として現用車両の塗装の剥がれ表現とウェザリング方法を解説した内容となっています。

●2014年にリナルディ スタジオ プレスから刊行した「タンクアート Vol.3」の全面日本語翻訳版になります。

【 タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 (大日本絵画 戦車関連書籍 No.23273-9) の概要 】


●AFVモデルでは、形とする楽しさや、作る喜びという模型としての原点を楽しむユーザーが多い一方で、最近では欧米のベテランモデラーのウェザリング(汚し)を重視した表現に感化され、同様な作風の作品を製作するユーザーも増えています。

●このようなウェザリング(汚し)を重視した作品はリアルを指向する帰結と言えますが、汚しが過大になってしまうと、戦車や装甲車などのAFVモデルそのものよりも、「汚し」や「錆」を表現した作品となってしまう恐れが生じてしまします。

●また、やみくもに汚しを行った結果、完成して間が無い車両が汚れの塊となってしまったり、車両がジオラマやフィギュアとの整合性が採れていないチグハグなものになってしまったりと、汚しをすすめていく際のバランス加減が難しいのも事実です。

●特に、難しいのが現用車両であり、実戦に運用されている車両以外は塗装も頻繁に行われ、塗装が剥がれたままになっている車両が少なく、汚れ自体もハードではないことから、第2次世界大戦時の車両と同じようにウェザリングを行うのは難しい対象と言えるでしょう。

●本書は、アメリカのAFVモデラー「マイケル・リナルディ」氏が著者となり、氏のウェザリング技法を紹介する解説書で、欧米人ならではの感性により、ウェザリングによってAFVモデルに魂を吹き込む方法を収録しています。

●日本語訳版「タンクアート」シリーズの第2弾にあたるこの「タンクアート 2 現用車両編」では、現用車両の塗装の剥がれ表現とウェザリング主砲を詳しく解説。
 ・ 前半の作例では、中東地域で使われている車両を中心に、ハードなウェザリングと塗装の剥がれ表現により使い込まれた車両を再現、汚し技法を施してリアルさを追求した作例になっています。
 ・ 後半では、「T-72」などを中心に、現用車両として比較的塗装の剥がれ表現は抑え、埃や油汚れといったウェザリングにより近年みかける現用車両らしい姿を再現しています。

●作例は、ステップバイステップ方で汚し工程写真を丁寧かつ詳細に掲載、様々なウェザリング工程を施し、ひと手間経るたびに色彩レイヤーを積み重ねるようにして作品が変化する様子も掲載しています。

●本書は、あくまでもベテランユーザー向けの塗装技法書になっており、ウェザリング技法を中心としたページ構成で、組立て方法などには一切触れておらず、よりハイレベルでリアル指向となるAFVモデルの製作の参考に役立つ内容となっています。

【 タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 (大日本絵画 戦車関連書籍 No.23273-9) 内容目次 】


●まえがき
●はじめに

●各種素材
●ウェザリングの原則
●ヘアスプレー技法と油彩レンダリングの融合
●ピグメントの塗布

●D9R 装甲ドーザー
●T-62M1 ソビエト主力戦車
●AMX-30B フランス主力戦車
●FV221 カーナーヴォン
●T-72B 1989年型 ロシア主力戦車
●MT-LB 装甲兵員輸送車

【 タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 (大日本絵画 戦車関連書籍 No.23273-9) 内容 】


●各種素材
 ・ 製作の際に使用した塗料、エアブラシ、ピグメント類などを紹介。

●ウェザリングの原則
 ・ 塗装の剥がれ方、履帯部分を中心とした土汚れの溜まり方、予備履帯の塗料の剥がれ方とウェザリング、車体の埃の表現などを考察します。

●ヘアスプレー技法と油彩レンダリングの融合
 ・ ヘアスプレーによる塗装の剥がし方を解説。
 ・ 油絵具による塗装の剥がれ表現と、褪色表現、そして予備履帯を題材とした剥がれと埃の表現方法を紹介します。

●ピグメントの塗布
 ・ ピグメントを使用して足周りの土汚れ、車体上部の土汚れの表現方法を解説。

■ D9R 装甲ドーザー
●MENGモデル社製「D9R 装甲ブルドーザー」を、完成までステップバイステップ方式に解説します。
 1. 最初にタミヤ社のアクリル塗料「XF-79 リノリウム甲板色」を塗料が剥がれた鉄の色として全体に塗ります。
 2. ヘアスプレーを吹き、車体下部をイエロー系、車体上部をグレー系の塗料で塗装し、擦って剥がれを表現します。
 3. 油絵具を使用して塗料の剥がれに表情を付けて行きます。
 4. ピグメントを使用して足周りの土汚れを再現。
 5. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します。
 6. 部分ごとの拡大写真により、塗装の剥がれ表現や露出した金属による鈍い光沢、そして埃、土によるウェザリングを考察します。
 7. ブルドーザーの特徴となるドーザーブレード部に残る土を考察、ピグメントを使用したそのリアルな表現は必見です。

■ T-62M1 ソビエト主力戦車
●トランペッター社製「ソビエト軍 T-62 主力戦車 Mod.1972」とMIGプロダクション製のコンバーションキットを使用してアフガニスタンの「T-62M1」を再現、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します。
 1. 剥がれた鉄の色としてベースとなる塗料を塗装後、ヘアスプレーを吹きつけます。
 2. 基本色を塗装した後に、腰の硬い筆を使用して擦り、塗装の剥がれ表現を行います。
 3. その後、迷彩色を塗装、この迷彩色部分も擦って、塗装の剥がれ表現を付けます。
 4. アクセントとして塗装が殆ど剥がれてしまった部分を紹介。
 5. 油絵具を使用した塗装の剥がれ表現と、薄っすらと溜まった埃汚れの再現方法を紹介。
 6. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します。

■ AMX-30B フランス主力戦車
●MENGモデル社製「フランス軍 AMX-30B 主力戦車」を題材に、現用戦車として朽ち果てた姿を完成までステップバイステップ方式に紹介します。
 1. 最初に追加工作した箇所を紹介。
 2. 剥がれた鉄の色としてベースとなる塗料を塗装後、ヘアスプレーを吹きつけます。
 3. 基本色を塗装した後に、腰の硬い筆を使用して擦り、塗装の剥がれ表現を実施、エッジ部分だけではなく平面部分の剥がれも解説します。
 4. 再びヘアスプレーを吹いた後に、NATO迷彩となる迷彩色を塗ります。
 5. 続いて、同様に腰の硬い筆を使用して擦り、迷彩色の塗装の剥がれ表現を付けて行きます。
 6. ピグメントによる土汚れの再現方法を紹介。
 7. 金属製履帯の黒染めの方法を解説します。
 8. そして、履帯の塗装と汚れの再現を実施。
 9. エナメル系塗料によるウェザリングを紹介。
 10. 油絵具を使用した塗装の剥がれ表現と褪色表現を解説します。

■FV221 カーナーヴォン
●フルレジンキット「FV221 カーナーヴォン 試作戦車」を題材に、グリーンベースで塗られた車両がサンド色で再塗装された姿を再現、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します。
 1. 最初にベースとなるグリーンによる塗装を行います。
 2. ヘアスプレーを吹き、上塗りのサンド色を塗装、腰の硬い筆を使って、塗装の剥がれ表現を行います。
 3. 排気管と予備履帯の塗装と汚しを解説。
 4. サンド色の塗装では目立つ、錆が流れた状態を表現します。
 5. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します。

■ T-72B 1989年型 ソビエト主力戦車
●タミヤ社製「旧ソビエト戦車 T72M1」をベースとして、各コンバーションキットを使用して「T-72B 1989年型」再現、完成までをステップバイステップ方式に紹介します。
 1. まず、ファレホの「サフェイサー」を塗り、その上から同じファレホの「チッピングメディウム」を塗ります。
 2. その上からレッドオキサイド色を塗装、腰の硬い筆を擦って、エッジの部分を中心にサフェイサーが露出している状態とします。
 3. 再びファレホの「チッピングメディウム」を塗り、基本塗装となるグリーン系の塗料を塗装します。
 4. 腰の硬い筆を擦って、エッジ部分を中心に塗装が剥がれて、レッドオキサイドと「サフェイサー」が露出している状態を再現します。
 5. スポンジを使用して、塗装の剥がれ表現を付加します。
 6. 油絵具を使用した褪色表現と埃のウェザリングを解説。
 7. 部分的に飛び散った油汚れの表現方法」も紹介。
 8. ピグメントによる土汚れを実施。
 9. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します。

■ MT-LB 装甲兵員輸送車
●スキフ社製「MT-LB」を使用してイラク軍仕様とし、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します。
 1. 改造やディテールアップした箇所を紹介。
 2. 最初にベースとなるグリーンによる塗装を行います。
 3. ヘアスプレーを吹き、上塗りのサンド色を塗装、腰の硬い筆を使って、塗装の剥がれ表現を行います。
 4. 金属製履帯の黒染めの方法を解説します。
 5 .錆などが垂れた汚しを中心にそのウェザリングを紹介。


【 タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編 (大日本絵画 戦車関連書籍 No.23273-9) 奥付 】


●日本語翻訳版
●著者 : マイケル・リナルディ
●翻訳 : 平田光夫
●版型 : A4変型版 / ソフトカバー
●全223ページ / オールカラー
●掲載写真500点以上
●発売日 : 2019年8月28日
●発行日 : 2019年9月26日 初版第1刷
●発行所 : 株式会社 大日本絵画
●ISBNコード : 9784499232739

大日本絵画 戦車関連書籍 「タンクアート 2 ウェザリングの理論と実践 現用車両編」
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