フジミ 日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き 1/700 帝国海軍シリーズ FH006EX-002 プラモデル

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日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き

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6,160円 5,544円(税込)

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「日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き (プラモデル) (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ  No.FH006EX-002 )」です


●太平洋戦争時における帝国海軍の「高速戦艦 金剛」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。
 ・ 高速戦艦「金剛」の1944年10月の「レイテ沖海戦時」の状態を再現した内容になっています。

●フジミ製「日本海軍高速戦艦 金剛 1944年10月 (フルハルモデル)」と専用のエッチングパーツ「日本海軍 高速戦艦 金剛 昭和19年 純正エッチングパーツ」の2種をワンパッケージにした特別版、スポット生産品です。
 ・ 「日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 デラックス エッチングパーツ付き」とはエッチングの内容が異なっています。

● 1/700スケールのプラスチック製パーツでは微細なディテールを再現しにくい箇所を再現したエッチングが付属、このワンパッケージで「高速戦艦 金剛」にフルディテールアップを施すことができる内容になっています。

【 日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ FH6EX-2) パッケージ内容 】


■ 高速戦艦 金剛
 ・ 日本海軍 高速戦艦 金剛 (フルハルモデル) ×1
 ・ 零式水上観測機 ×2
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×2
 ・ 組立説明書 ×1

■ ディテールアップパーツ
 ・ エッチングシート(真鍮製) ×2
 ・ 取付説明書 ×1

【 日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ FH6EX-2) プラモデルの内容 】


●帝国海軍の「高速戦艦 金剛」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。

●フジミ製「特シリーズ」のフォーマットに準拠した艦底部までも再現したフルハル版として「高速戦艦 金剛」を再現、細部の表現にこだわったパーツ構成で、実艦のように細かく複雑に入り組んだ構造を表現した内容になっています。
●長い船体の上に構造物を配置したスマートな艦形、日本の戦艦の特徴である積み上げ式の艦橋や、探照灯などの台座のトラス構造が織り成す複雑な形状など、帝国海軍の実質的な主力戦艦として第一線で戦い続けた「高速戦艦 金剛」が持つ魅力を堪能することができるでしょう。

●「金剛」は太平洋戦争開戦後も度々対空兵装の増強を行っており、本キットでは1944年10月の「レイテ沖海戦」時における最終時を再現しています。

●艦体喫水線以下も再現したフルハルモデルです。

■ 高速戦艦 金剛 全体構造
●「戦艦 金剛」は、「船体」「上甲板」「艦橋部」「主砲部」「測距儀台座部」「煙突部」「後部構造物」ごとにブロック分割したパーツ構成になっています。
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●船体上部には、副砲塔甲板やバルジを一体成型化して再現、舷側の舷窓、閉塞した舷窓、舷外電路、フェアリーダー、アンカーレセス、梯子などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 舷窓上部の雨樋をモールド化して再現しています。

●船体下部の艦底部にはビルジキールを一体成型化して再現。
 ・ 船底の4基のスクリューは別パーツ化して再現、推進軸も含めてそれぞれ3パーツに分割しています。
 ・ 舵も別パーツ化して再現しています。(2枚)

●上甲板は全通状に一体成型化したパーツで再現、航空機甲板は別パーツ化しています。
 ・ 甲板上には、主砲塔台座、木甲板表現などの基本構造の他、単装機銃の防御板、アンカー導板、ボラード、昇降口、リール、ボート架台、通風筒などの細かなディテールをモールド化して再現。
 ・ 増設した機銃座のブルワーク、弾薬箱も甲板パーツ上にモールド化して再現しています。
 ・ 航空機甲板には、リノリウム押さえ、航空機用軌条、ターンテーブルなどをモールド化して再現しています。

■ 高速戦艦 金剛 艦上構造
●艦橋
 ・ 艦橋は9層に分割したパーツ構成、トップの「94式方位盤」「94式測距儀」も別パーツ化しています。
 ・ 各艦橋の「窓」は、窓ガラスの部分を一段凹んだ状態とし、立体的感を演出しています。
 ・ 艦橋を構成する「前檣楼支柱(3本)」も別パーツ化して再現。
 ・ 艦橋部分に装備する、「21号電探(×1)」「22号電探(×2)」「94式4.5m測距儀(×2)」「25mm連装機銃(×2)」「25mm3連装機銃(×4)」「60cm探照灯(×2)」などを別パーツ化しています。

● 煙突 (第一煙突・第二煙突)
 ・ 本体部分は左右に分割したパーツで再現、上部の「雨水カバー金網」を別パーツ化しています。
 ・ 「雨水カバー金網」は区分けして開口した状態で成型したパーツ。
 ・ 煙突周囲の各「管」は別パーツ化して再現。
 ・ 煙突部の「探照灯」「高角砲」「機銃」の各台座は、それぞれ別ブロック化したパーツ構成。」
 ・ 「探照灯」「機銃台座」の支柱部分はトラス構造をモールド化して再現、開口して成型したパーツになっています。
 ・ 煙突部に装備する、「110cm探照灯(×4)」「25mm連装機銃(×4)」「25mm3連装機銃(×4)」を別パーツ化して再現。

●測距儀台座部
 ・ 艦体中央部の測距儀台座部は、台座部分を5パーツに分割して再現、支柱にあたるトラス構造をモールド化して再現しています。
 ・ 測距儀は別パーツ化して再現しています。

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋は左右に分割したパーツで再現、トップの「主砲方位盤」「観測鏡」を別パーツ化しています。
 ・ 艦橋側面には舷窓、扉などをモールド化して再現しています。
 ・ 後部艦橋に装備する、「 25mm3連装機銃(×2)」なども別パーツ化して再現しています。

●後檣
 ・ 後檣は、下部が3脚檣型で上部は単檣型、中央部のヤードは別パーツ化して再現しています。
 ・ 後檣下に設置する「高角砲台座」は別ブロック化して再現しています。
 ・ 前方に設置する「クレーン」は、滑車やフックなどを含め一体成型化したパーツで再現しています。
 ・ 「12.7mm高角砲(×2)」「13号電探(×1)」も別パーツ化して再現しています。

●カタパルト「呉式 2号5型 射出機」 ×1
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用してカタパルト上部のディテール、側面のトラス構造を立体感あるモールドで再現しています。

■ 艦砲・機銃など
●主砲塔部「45口径 毘式 36cm連装砲」 ×4
 ・ 主砲塔は上下に分割したパーツで再現。
 ・ 砲身部分は1本ずつにパーツ化、砲口は開口して成型、砲身基部の「外とう砲取り付け金具」「防水布」をモールドで再現しています。
 ・ 測距儀は別パーツ化して再現しています。

●副砲「50口径 毘式 15cm単装砲」 ×8
 ・ 砲塔部分と砲身部とを一体成型のパーツで再現、砲身基部には「防水布」をモールド化して再現しています。

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲 (A1型)」 ×6(後檣部含む)
 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体との2パーツで構成、砲身部分は連装状に一体成型化しています。

●対空機銃
 ・ 25mm 連装機銃 ×4(艦橋、煙突部に配置)
 ・ 25mm 3連装機銃 ×20(艦橋、煙突、後部艦橋部を含む)
 ・ 25mm 単装機銃 ×29
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現。

■ その他艤装類
●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 12m内火艇 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 9mカッター ×3

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ 応急舵
 ・ クレーン
 ・ 塵芥投棄管
 ・ 舷々門
 などを独立したパーツで再現しています。

■ 艦載機
●艦載機として
 ・ 零式水上観測機(×2)が付属、クリア成型のパーツになっています。
 ・ 艦載機は、胴体、上翼、プロペラ、メインフロート、副フロートに分割したパーツ構成になっています。


■ ディテールアップパーツ
●「高速戦艦 金剛」専用のエッチングパーツが付属しています。
 ・ エッチングパーツの内容は、フジミ社製「日本海軍 高速戦艦 金剛 昭和19年 純正エッチングパーツ」と同一になります。

●エッチングパーツで再現しいているディテールアップのポイントは
 ・ 船体、艦橋、砲塔部などの各種手摺り (脚無しタイプ、一部弛み表現付き)
 ・ 梯子
 ・ ラッタル
 ・ 水密扉
 ・ 21号電探
 ・ 13号電探
 ・ 後檣クロスツリー
 ・ 煙突部キャットウォーク
 ・ 煙突雨水カバー金網
 ・ 煙突整風板
 ・ 方位測定器
 ・ 探照灯、機銃台座トラス
 ・ 高射装置台座トラス
 ・ クレーンのワイヤー及び滑車
 ・ 各種艦橋窓枠
 ・ 艦橋後部支柱
 ・ ボートダビッド
 ・ 「呉式2号5型射出機」 ×1
 ・ 主砲砲身キャンバス受け
 ・ 航空作業甲板
 ・ 航空作業甲板下の側面
 ・ 航空機軌条
 ・ ターンテーブル
 ・ 航空機用台車
 ・ 航空機プロペラ
 ・ 砲塔空中線支柱
 ・ 3連装機銃の防盾及び照準器
 ・ ホーサーリール
 ・ 救命浮標
 ・ 錨見台
 ・ 舷々門
 など、となっています。

■ 高速戦艦 金剛 のディスプレイ
●完成後に見栄え良く飾ることができるディスプレイ用の円形の飾り台を2個セット、「戦艦 金剛」の前後2箇所に配置して完成した艦体をそのまま載せてディスプレイすることができます。
 ・ 飾り台はプラスチック製のパーツ、円形の台座部分にYの字型の飾り脚を取り付けるパーツ構成になっています。

【 日本海軍 高速戦艦 金剛 1944年10月 エッチングパーツ付き (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ FH6EX-2) 塗装とマーキング 】


●「戦艦 金剛」の塗装とマーキングは、組立説明書内の「マーキング&ペインティング図」にモノクロで記載しています。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)
 ・「戦艦 金剛」の甲板や船体、カッターなどの細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。

●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています。


●2019年 スポット生産品
●2009年 一部新金型 (フルハル仕様)


【 日本海軍 高速戦艦 金剛 について 】


●日露戦争以降、帝国海軍が新造する艦艇は日本国内で建造されました。

●しかし、1906年に竣工したイギリスの戦艦「ドレッドノート」は、主砲、副砲、中間砲という多種の砲を搭載する従来の戦艦形式とは異なり、主砲を主体とした武装配置により高い攻撃力を持ち、この艦の登場により、それまでの艦は一挙に時代遅れとなります。
 ・ これまでの戦艦は「前ド級艦」、「ドレッドノート」と同等な性能の艦を「ド級艦」、そして主砲を中心線配置として更に砲撃力が向上した艦を「超ド級艦」と呼びます。

●帝国海軍はこの事態を踏まえ、1911年に新型の巡洋戦艦「金剛」の建造を当時同盟関係にあったイギリスへと発注、これにより「超ド級艦」の建造技術の獲得を図り、1913年に竣工しました。
 ・ イギリスから取り寄せた「金剛」の設計図を元にして、日本国内でも「榛名」、「霧島」、「比叡」の3隻の「金剛型巡洋戦艦」の建造が開始されています。
●これにより建造された「金剛型巡洋戦艦」の4隻は、当時世界最強の艦隊と言われ、第1次世界大戦においては、イギリス海軍から借用の要請があったほどです。
 ・ 「巡洋戦艦」は、一般的には戦艦よりも格下と見られますが、当時は「戦艦の火力」と「巡洋艦の速力」を兼ね備えた、戦艦よりも上位の艦とされています。

●当時の艦の建造技術と、艦の能力の発達は著しいものがあり、1920年から1930年にかけて「金剛型巡洋戦艦」は第1次近代化改装を実施、これにより主砲の射程が伸び、防御力が強化され、機関出力も向上しましたが、速力は低下したために従来の巡洋戦艦から戦艦へと艦種が変更されました。
●しかし、1933年から実施された第2次近代化改装では、大幅な機関出力の増強と、艦尾の延長化が行なわれ、30ノットという速度を発揮する高速戦艦として生まれ変わります。
●この高速性能は、空母機動部隊の護衛や、作戦運用上から駆逐艦との連携が行い易く、太平洋戦争では実質的な戦艦戦力の主力として奮戦したのでした。

●太平洋戦争の開戦すると、「金剛」は僚艦「榛名」と共に南方攻略作戦の支援部隊の主力として行動、フィリピンなどの上陸作戦の支援に当たります。
●その後、機動部隊に編入されてインド洋沖海戦に参加、この海戦では「金剛型」高速戦艦の4隻が揃った最後の舞台となりました。

●「ミッドウェー作戦」での「金剛」は、ミッドウェー島への「攻略部隊」として参戦、しかし、先鋒としての空母機動部隊が壊滅したことで作戦は中止され、「金剛」は帰路の途に着きます。

●1942年10月、「金剛」は「榛名」と共に挺身攻撃隊としてガダルカナル島沖へと突入、同島のヘンダーソン飛行場に砲撃を加え、同飛行場の機能を一時的にマヒさせ、アメリカ軍側に大きな損害を与えました。
 ・ 同年11月に同様な作戦によってガダルカナル島沖に突入した僚艦「霧島」、「比叡」は、アメリカ艦隊と壮絶な夜間砲撃戦を展開、3日間の戦闘でアメリカ艦隊に大きな損害を与えますが、両艦共に沈没してしまいます。

●「金剛」は、その後に空母機動部隊の直衛艦となりますが、肝心の空母は艦載機の損失が大きく、戦力の補充と搭乗員の練成に時間が取られ、出撃の機会もないままに時は過ぎて行きました。
 ・ この間、「金剛」は対空兵装の増強などの改装を受けています。

●1944年3月、連合艦隊がその持てる航空兵力の全てを投入した「マリアナ沖海戦」が発生、「金剛」も機動部隊の護衛として参加します。
●しかし、彼我の戦力の差は圧倒的で、海戦は完全な日本軍側の敗北となり、多くの戦力を失いました。

●1944年10月には、フィリピンのレイテ島にアメリカ軍が上陸、フィリピンを失うことは南方からの物資の輸送路を失うことを意味しており、連合艦隊は総力を挙げてアメリカ艦隊の撃滅を図ります。
●この時期には連合艦隊の航空兵力では決戦を挑む力は無く、空母機動部隊は囮として行動、敵機動部隊の注意を惹き付けている間に砲撃艦隊がレイテ島沖に突入し、アメリカの上陸艦隊の撃滅を狙いました。

●「金剛」は、砲撃部隊の主力である「栗田艦隊」へと編入、同艦隊は数度の空襲と潜水艦の攻撃による落伍艦を出しながらもレイテ島沖に到達、遂に護衛空母から成るアメリカ機動部隊を捉えました。
●アメリカ機動部隊は、煙幕を展張しながら回避、艦載機を緊急発進させて必死に防戦に努めますが、「金剛」が中心となって護衛空母「ガンビア・ベイ」を撃沈します。
●しかし、アメリカ機動部隊の護衛の駆逐艦による捨て身の攻撃や、航空機による攻撃により損害が続出、散々となった艦隊を集合した「栗田艦隊」はUターンして戦場を離脱しました。
 ・ このUターンの理由は諸説有りますが、明確な理由は判明していません。

●「栗田艦隊」は一旦、ブルネイに帰投すると、内地に向けて出航しますが、台湾沖にてアメリカ潜水艦の攻撃を受けます。
●「金剛」は、2発の魚雷が命中、当初は通常に航行していましたが、浸水により徐々に傾斜、遂には転覆を起こし、最期を遂げました。



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