Sd.Kfz.181 Ausf.E タイガー 1 後期型 w/ツィメリット
「Sd.Kfz.181 Ausf.E タイガー 1 後期型 w/ツィメリット （プラモデル） (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7203 )」です
●「Sd.Kfz.181 Ausf.E タイガー 1 後期型 w/ツィメリット」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「タイガー1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、「タイガー 1」の「後期型」を再現した内容となっています
●「タイガー 1 後期型」は、生産工場によりツィンメリットコーティングが塗布されており、このコーティングパターンを、パーツの上に施した凸凹のモールドで再現しています【 「Sd.Kfz.181 Ausf.E タイガー 1 後期型」について 】
●ドイツ軍は、1937年頃から従来の1号～4号戦車系列に変わる重戦車を開発、数々の試作車輌を経て、1942年4月には「タイガー 1」としての最初の車輌が完成しました
●主砲は、有名な「88mm高射砲」を車載型に改良した「88mm戦車砲 KwK36」を搭載、当時の戦車が持つ主砲としては最強の威力を誇りました
●また、最大装甲厚100mmの分厚い装甲、そして重戦車としては良好な機動力を持っており、当時のドイツが持つ戦車技術の全てが結集された傑作戦車として完成しています
●「タイガー 1」は、各重戦車大隊に配備され、各戦線で活躍、「タイガー神話」とも言うべき強烈な存在感と、恐怖とを連合軍に与えます
●一方、「タイガー 1」は、生産の過程において多くの改良点が加えられ、仕様も変更されます
●「後期型」は、1944年初め頃から生産が開始されたタイプで、転輪を従来のゴムを外装式とした方式から、内装式とした鋼製転輪としているのが最大の特徴です
●また、1943年の秋からは、吸着地雷への防御手段として、装甲車輌にはツィンメリットコーティングが施されるようになり、その関係から「タイガー 1 後期型」には全ての車輌にコーティングが塗られています
●「タイガー 1 後期型」を有名としたのがノルマンディ戦で、この戦いには3個重戦車大隊が参加しています
●特にSS第101重戦車大隊所属の「ミヒャエル・ビットマン」は単騎で、イギリス機甲連隊の主力を壊滅させる活躍を行い、攻勢に出ようとした連合軍の気勢を制しています
●その後「タイガー 1」の生産は、1944年8月に終了、その生産ラインは後継車輌である「キングタイガー」へと移ることとなりました【 「Sd.Kfz.181 Ausf.E タイガー 1 後期型 w/ツィメリット」のキット内容について 】
●この「タイガー1 後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、ドラゴン社のディテール表現力により「タイガー1 後期型」をシャープに表現、ミニスケールらしくパーツの一体化や省力化により同車の魅力を気軽に楽しむことができる内容となっています
●「タイガー 1」の車体に施されたツィンメリットコーティングは、それぞれのパネル表面にモールドで再現されています
・ コーティングは実車と比べるとパターンが大きく、モールドも深いですが、このスケールに合った表現となっています
●「タイガー1 後期型」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●「88mm砲」の砲身は一体成型となっており、砲口とマズルブレーキ部が開口処理されています
・ 防盾は、砲身基部の装甲スリーブと一体成型となっています
・ 防盾の照準口は複眼式が表現
・ 防盾は上下可動式です
●砲塔は左右分割式で、天板パーツとの3パーツで構成
・ 天板には、車長キューポラ、装填手ハッチが一体成型されています
・ 後部のエスケープハッチは別パーツです
・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 後方のゲベックカステンは別パーツにて再現
●の車体上部は一体成型され、車体前面パネルは別パーツとなっています
・ 後部のエンジングリルは開口処理されています
・ 車載工具類は、車体上部パーツに一体成型されており、牽引ワイヤーは別パーツ、ワイヤー後部は金属ワイヤーとなっています
・ 前方機銃とボッシュライトは別パーツです
・ フェンダーは一枚物となっています
●車体後面パネルは、後部のフェンダーと一体成型されています
・ 排気管及び排気管下部の装甲カバーは一体成型でパーツ化
・ 排気管カバーは金属パーツとなっています
・ 牽引シャックル及びジャッキは別パーツです
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは車体下部に一体となっています
・ 各転輪は、左右分割式です
・ 履帯は接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属
●マーキングは、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ SS第102重戦車大隊 134号車（ノルマンディ / 1944年6月）
・ SS第101重戦車大隊 007号車（ノルマンディ / 1944年6月）
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●2004年 完全新金型
