イカロス出版 ミリタリー・クラシックス Vol.63 ミリタリー クラシックス (MILITARY CLASSICS) 063 雑誌

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ミリタリー・クラシックス Vol.63

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「ミリタリー・クラシックス Vol.63 (雑誌) (イカロス出版 ミリタリー クラシックス (MILITARY CLASSICS)  No.063 )」です


●現代ではなく、第2次大戦以前の時代に遡り、各国で用いられた特定の陸海空の兵器や戦史などにスポットを当て、幅広い知識を裏づけにした情報をわかりやすく整理して解説する季刊誌「ミリタリー・クラシックス」です。

●「ミリタリー・クラシックス Vol.63」では、走攻守のバランスが取れた高性能を有し、戦後のMBTの先駆けとも言われる傑作戦車「T-34」と、日本海軍が5500トン型に代わる水雷戦隊旗艦として建造した「阿賀野型 軽巡洋艦」を特集します。

●連載では奮闘の航跡にて「重巡洋艦 ソルトレイクシティ」、蒼天録では「キ15 神風号」の亜欧連絡飛行など、毎号と同様に様々な兵器・軍人・作戦の記事も満載した内容になっています。

【 ミリタリー・クラシックス Vol.63 (イカロス出版 ミリタリー クラシックス MILITARY CLASSICS の特集 】


■ 巻頭特集 : 荒野を奔った祖国の守護者 T-34 中戦車
●ソ連軍は1930年代後半、「BT快速戦車」の高い機動力を受け継ぎつつ、強力な76.2mm砲を搭載し、避弾経始に優れる傾斜装甲を取り入れた新型中戦車の開発を進め、1939年12月に「T-34」として制式化しました。
●量産された「T-34」は、1941年6月のドイツ軍のソ連侵攻作戦「バルバロッサ」で、ドイツ軍の主力である「3号戦車」「4号戦車」を攻・防・走のすべての面で圧倒、対戦車砲弾もやすやすと弾き返し、ドイツ軍と世界の陸軍関係者に大きな衝撃を与えました。
●「T-34」は、以降も改良を重ねながらソ連軍の主力中戦車として奮闘するものの、ドイツ戦車が「T-34」を圧倒する性能を有するようになると、より装甲貫徹力に優れる長砲身85mm砲を装備、「T-34-85」へと生まれ変わりドイツ戦車に対抗します。
●その後もソ連機甲部隊の屋台骨を支え、「T-34」は「大祖国戦争(独ソ戦)」の勝利の立役者となったのです。

●第一特集では、高いレベルで走攻守のバランスの取れた傑作中戦車、戦後の近代的MBT(主力戦車)の礎ともなった「T-34 中戦車」を取り上げ、そのメカニズム、開発の経緯、各型式、戦歴、部隊編制と運用などを解説、ソ連を護った救国の戦車の実像に迫ります。

■ 第2特集 : 駆逐艦を率いて南洋を駆けた水雷戦隊旗艦の決定版 阿賀野型軽巡洋艦
●日本海軍は、大正9(1920)年から大正14年にかけて竣工した5500トン型軽巡14隻を長らく水雷戦隊の旗艦として運用してきましたが、昭和14(1939)年、約20年ぶりに水雷戦隊旗艦用の軽巡洋艦「阿賀野型」を建造する運びになります。
●排水量は5500トン型より約1,000トン増え、速力、防御力、主砲、高角砲、雷装すべてが5500トン型より強化されましたが、最も大きな改善点は2機の水上偵察機を運用可能とし、航空偵察力を高めた点にありました。

●駆逐艦たちを率いる水雷戦隊旗艦としては必要十分な性能を持って設計された阿賀野型は、「阿賀野」「能代」「矢矧」「酒匂」の4隻の建造を進めますが、「阿賀野」が竣工したのはミッドウェー海戦後の昭和17(1942)年10月と、太平洋戦争の主役が水上艦艇から空母と航空機に変わった後になってしまいました。
●制海権の失った日本海軍において阿賀野型は、水雷戦隊旗艦として華々しく戦う機会はほとんどなく、輸送や大型艦の護衛などで倒れていき、実戦の機会がほぼなかった「酒匂」のみが終戦まで生き残りました。

●本特集では、日本海軍最後の軽巡洋艦であり、純粋な水雷戦隊旗艦用の軽巡洋艦として建造された悲運の「阿賀野型」を、メカニズム、開発史、運用、戦歴などの項目から多角的に解説します。

【 ミリタリー・クラシックス Vol.63 (イカロス出版 ミリタリー クラシックス MILITARY CLASSICS 内容目次 】


■ 巻頭特集 : 荒野を奔った祖国の守護者 T-34 中戦車
●特集トビラページ
●T-34中戦車 名シーンセレクション
 ・ ムツェンスク戦車戦 1941年10月 (第4戦車旅団 ラヴリネンコ中尉車)
 ・ コルスン包囲戦 1944年2月(第22親衛戦車旅団 ファディン中尉車)
 ・ オグレンドゥフ戦車戦 1944年8月12日 (第53親衛戦車旅団 オスキン少尉車)
●これが大衆的英雄戦車 T-34中戦車だ!
●T-34の塗装とマーキング
●T-34中戦車のメカニズム
●T-34の開発経緯
●T-34の工場と量産体制
●T-34の生産型と試作型
 ・ 試作型
 ・ T-34の生産型/改良試作型
 ・ T-34-85の生産型
●T-34の各種派生型
●T-34の編制と運用
●T-34中戦車の戦歴 鋼鉄のスチームローラー
●T-34の戦車長になってみよう!
●鋼鉄の狼を駆った赤き闘志たち T-34関連人物列伝
●T-34(76mm砲)と他国戦車との比較
●T-34ランダムアクセス

■ 第2特集 : 駆逐艦を率いて南洋を駆けた水雷戦隊旗艦の決定版 阿賀野型軽巡洋艦
●ビキニ環礁に眠る海中の「酒匂」
●阿賀野型軽巡洋艦 艦型図 (田村紀雄)
●阿賀野型軽巡洋艦のメカニズム
●日本海軍軽巡洋艦建造史
●阿賀野型軽巡洋艦 建造の経緯
●阿賀野型軽巡洋艦 運用と艦隊編制
●蒼青の魔槍 阿賀野型軽巡の戦闘記録
●阿賀野型軽巡 関連人物列伝
●阿賀野型4隻の艦歴
●軽巡「矢矧」の艦長になってみよう!

■ 連載・特別企画
●帝国軍人 MMK (ホリエ カニコ)
●特殊作戦行動 (白石光)
 ・ Mission56 : ヘス、イギリスに飛ぶ - 対英講和を独断で試みたナチ党ナンバー2
●海外から見た日本艦 (本吉隆)
 ・ 金剛型巡洋戦艦 / 戦艦 3

●ワンフェスレポート - 青春ガレキ野郎はコスプレイヤー先輩の夢を見ない
●第二次大戦全戦史 (堀場亙)
 ・ 第24回 ガダルカナルの戦い
●クラシック軍装研究室 (文:村上和久 / イラスト:姫島香吉)
 ・ case61 : 第二次大戦のイギリス軍 - イギリス海軍 王国海兵隊の軍曹
●マンガ 世界の艦戦戦史 (ヒサクニヒコ)
 ・ 第13回 : 帝国陸軍 船舶工兵奮戦す
●WW1 兵器名艦 (文:すずきあきら / イラスト:みこやん)
 ・ 第14回 : アルバトロス D.3/5
●Benvenuti! 知られざるイタリア将兵録 (吉川和篤)
 ・ Vol.24 : ドイツ歩兵になった飛行兵
●奮闘の航跡 この一艦 (文:松田孝宏 / 図版:田村紀雄)
 ・ SERIES 62 : 重巡洋艦 ソルトレイクシティ

●陸海軍航空隊 蒼天録 (文とイラスト:野原茂)
 ・五拾六之巻 : 神風号が飛んだ 亜欧連絡大飛行!
●まけた側の良兵器集 (イラスト・解説:こがしゅうと)
 ・ 阿賀野型軽巡編
●ミリタリー人物列伝 (有馬桓次郎)
 ・ 第60回 : ハンス・ヨアヒム・マルセイユ大尉 (ドイツ空軍)
●イスラム教徒の枢軸軍 (内田弘樹)
 ・ 第4回 : ボスニア・ムスリム - アミン・フサイニーの執念
●栄光なき敗者の栄光 (松田孝宏)
 ・ 第60回 : 中国の空に戦う赤い星
●歴史的兵器小解説
 ・ 15cm sIG33 重歩兵砲
 ・ 水上機母艦 瑞穂
 ・ シコルスキー R4

●世界の仮想戦記 オルタナティブ・ワールド (文:印度洋一朗)
 ・ 第47回 : ワイルドカード 2 宇宙生命襲来
●世界の軍用銃 in WW2 (白石光)
 ・ 第14回 : ベレッタ M1915~M1934 (拳銃編)

●MC放送局
●読者プレゼント&アンケート
●読者のページ 最前線にて
●妄想ソ日企画 俺が考えたT-34と阿賀野型軽巡
●次号予告

【 ミリタリー・クラシックス Vol.63 (イカロス出版 ミリタリー クラシックス MILITARY CLASSICS 奥付 】


●版型 : AB版 / ソフトカバー
●全172ページ
●発行日 : 2018年7月21日
●発行日 : 2018年12月1日
●発行所 : イカロス出版株式会社
●刊行種別:季刊
●コード : 4910184411287



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