フジミ 日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き 1/700 特シリーズ 045-EX001 プラモデル

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日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き

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3,960円 3,564円(税込)

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「日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き (プラモデル) (フジミ 1/700 特シリーズ  No.045-EX001 )」です


●太平洋戦争時のの日本海軍の「重巡洋艦 高雄」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、1944年の状態を再現しています。

●フジミ社製「日本海軍 重巡洋艦 高雄 1944」のキットをベースに、船底部のパーツとディスプレイ台をセットしたバリエーションキット、スクリュー部までも再現したフルハルモデルとなっています。

【 日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き (フジミ 1/700 特シリーズ No.45-EX1) パッケージ内容 】


 ・ 日本海軍 重巡洋艦 高雄 (フルハルモデル) ×1
 ・ 零式水上偵察機 ×2
 ・ 零式水上観測機 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1セット
 ・ 組立て説明書 ×1

【 日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き (フジミ 1/700 特シリーズ No.45-EX1) プラモデルの内容 】


●日本海軍の「重巡洋艦 高雄」を再現したプラスチックモデル組立キット、「高雄」は対空兵装の増強を繰り返しており、本キットでは対空兵装を強化した「1944年時」の姿を再現しています。

■ 重巡洋艦 高雄 1944年次 概要
●フジミ社「特シリーズ」のフォーマットに従い、、ディテール再現のためにスライド金型を用いた一体成型と細分化したパーツ構成、そして繊細なモールドで「重巡洋艦 高雄」の細部再現に重きを置いた内容となっており、巨大な山型の艦橋と、複雑な構造の探照灯及び機銃台座、そして煙突部で織り成す高雄独特の構造を密度感高く表現しています。

●本キットでは、従来の1/700のスケールではあっさりとした表現方法であった煙突部の手摺り、航空機軌条などを、プラスチックパーツに施した繊細なモールドでで実感豊かに表現しており、ディテールアップパーツを利用しなくとも充分なディテール感を盛り込んだ姿を演出可能なキットとして楽しむことができることでしょう。

●艦体喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルデルですが、船体下部をフラットな形状にした船底パーツもセットしていますので、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルとしても作製することができます(金属製のバラストは付属していません)。

■ 重巡洋艦 高雄 全体構造
●「重巡洋艦 高雄」は「上甲板」「船体上部」「船底部」「艦橋やシェルター甲板などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割して構成、各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●「船体上部」は左右の舷側部をつなげた一体成型化したパーツで構成、舷側部には魚雷発射口、舷側の舷窓、閉塞された舷窓、舷外電路、フェアリーダーなどのディテールを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 船体部の魚雷発射管口は開口した状態で成型しています。
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属(バラストは付属していません)。

●艦底部は一体成型のパーツで再現、パーツが歪まぬよう、艦底部内側に長方形のプレート状の「桁」パーツを挟み込んで組立てます。
 ・ 艦底に設置された「舵」(×1)、「スクリュー」(×4)、「推進軸」(×4)を別パーツ化して再現。
 ・ ビルジキールは船底パーツ上に凸モールド化して再現しています。

●上甲板は一体成型化したパーツで再現しています。
 ・ 甲板上には、主砲塔台座、リノリウム押さえ、滑り止め、単装機銃台座などの基本構造の他、リール、ボラード、昇降口、天窓、通風筒などのディテールを繊細なモールドで再現しています。

■ 重巡洋艦 高雄 の艦上構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は4層に分割して構成、各層を積み上げて艦橋部を完成させます。
 ・ 艦橋の下層部(羅針艦橋より下部、煙突をまたぐライン)は一体成型のパーツとなっており、各面の窓、扉などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 艦橋トップの「測距儀」「射撃指揮所」は別パーツ化して再現。
 ・ 艦橋窓の部分はそれだけを別パーツ化しています。
 ・ 艦橋の正面の遮風装置を立体的なモールドで再現。
 ・ 艦橋側面のラッタルなどを別パーツ化して再現しています。
 ・ 艦橋部分に装備する、91式高射装置(×2)、4.5m高角測距儀(×2)、方位盤(×2)、60cm探照灯(×2)、25mm連装機銃(×2)、22号電探(×2)なども別パーツ化、探照灯はクリアパーツとなっています。

●メインマスト
 ・ メインマストは三脚檣型。
 ・ マスト中央の電探探信室はマストに一体成型化して再現しています。
 ・ マストに装備する「21号電探」「13号電探」は別パーツ化して再現しています。

● 煙突
 ・ 第1、第2煙突は左右に分割したパーツ構成。煙突トップの雨水カバー部、煙突内部の整流板は別パーツ化しています。
 ・ 雨水カバーは開口した状態で成型したパーツ。
 ・ 煙突周囲の手摺りは立体感豊かなモールドで再現しています。
 ・ 前側面の「小煙突」は独立してパーツ化、それぞれの形状の違いも再現しています。

●後檣
 ・ 後檣は三脚檣型、トップは1本の単檣型で、三脚檣部分は前後に分割したパーツ、単檣とヤード部はそれぞれ一体成型のパーツで構成しています。
 ・ 前部のクレーンは、スライド式金型を用いてクレーン上部のディテールをモールド化して再現。

●シェルター甲板部
 ・ シェルター甲板上には、前部にリノリウム押さえ、後部には滑り止めのディテールをモールド化して再現しています。
 ・ シェルター甲板は船体に一体成型化した魚雷発射管部分の上に取り付ける構成となっています。

●航空機甲板部
 ・ 航空機甲板は、本体部分と左右の側面部の3分割したパーツで構成。
 ・ 甲板上には、滑り止め、航空機軌条、ターンテーブルなどのディテールをモールド化して再現、航空機軌条はとりわけ立体的なモールドとなっています。
 ・ 航空機運搬台が3個付属しています。

●探照灯台座、及び探照灯
 ・ 台座部分のトラス構造を細かなモールドで再現、下部のトラス部の下部は開口した状態で成型しています。
 ・ 「110cm 探照灯」×4が付属、クリアパーツとなっています。

●カタパルト「呉式2号5型射出機」 ×2
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで再現。
 ・ スライド式金型を用いて側面のトラス構造を凹凸を交えたモールドで再現するだけでなく、射出機上部のディテールもモールド化しています。

●主砲塔 「50口径 3年式 20cm連装砲 E型」 ×5
 ・ 「砲塔」は上下に分割したパーツで再現、これに1本ずつ個別にパーツ化した「砲身」を取り付けて製作します。
 ・ 「砲身」には基部の防水布をモールド化して再現。
 ・ 砲身は任意の角度で固定できます。
 ・ 測距儀や2番主砲塔に配置した空中線支柱を別パーツ化して再現しています。

●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×4
 ・ 高角砲はシールド部分と連装状に一体成型した砲身に分割したパーツ構成
 ・ 砲身は任意の角度で固定できます。
 ・ 円形の高角砲台座を別パーツ化して再現。
 ・ 高角砲横に装備した射界限度を示す構造物も別パーツ化して再現しています。

●魚雷発射管 「92式 61cm 4連装発射管1型」 ×4
 ・ 魚雷発射管は一体成型化したパーツで再現。
 ・ 次発魚雷も別パーツ化して再現しています。

●対空機銃
 ・ 25mm 3連装機銃 ×6
 ・ 25mm 連装機銃 ×6(艦橋部含む)
 ・ 25mm 単装機銃 ×20

●対空機銃座として
 ・ 煙突部3連装機銃用台座 ×2
 ・ 煙突部連装機銃用台座 ×4
 ・ 艦尾部3連装機銃用台座 ×2

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 11m内火艇 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×1
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 応急舵
 ・ 菊花紋章
 ・ 舷々門
 などを個別にパーツ化して再現しています。

●艦載機として
 ・ 零式水上偵察機 ×2 (クリア成型)
 ・ 零式水上観測機 ×1 (クリア成型)
 が付属しています。
 ・ 艦載機は機体胴体、上翼、プロペラ、フロートに分割したパーツ構成になっています。

■ ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるディスプレイ用の円形の飾り台を2個セット、「重巡洋艦 高雄」の前後2箇所に配置して完成した艦体をそのまま載せてディスプレイすることができます。
 ・ 飾り台はプラスチック製のパーツ、円形の台座部分にYの字型の飾り脚を取り付けるパーツ構成となっています。


【 日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き (フジミ 1/700 特シリーズ No.45-EX1) 塗装・マーキング 】


●「塗装図・マーキングガイド」は組立説明書内にモノクロで記載しています。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
 ・「高雄」の甲板や船体からカッターなどの細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。

●艦尾の軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)、艦載機の日の丸マーク、識別帯、偏流測定線を再現したデカールが付属しています。


【 日本海軍 重巡洋艦 高雄 昭和19年 特別仕様 艦底・飾り台部品付き 仕様 】


●プラスチックモデル組立キット
●製品素材 : PS

●本キットには接着剤が入っておりません、また、塗装もされていませんので、接着剤、塗料は別にお求め下さい
●パッケージ及び商品の仕様は予告なく変更する場合がございます。

●2018年 バリエーション / 定番外スポット生産品
●2011年 完全新金型(内火艇パーツなどを除く)


【 日本海軍 重巡洋艦 高雄 について 】


●1929年に竣工した「重巡洋艦 妙高」は、列強の同クラスの重巡洋艦よりも強力な攻撃力を持つ傑作艦であり、この艦の登場以降、大日本帝国海軍の重巡洋艦のスタイルが確立されました。

●1932年に竣工した「重巡洋艦 高雄」は、この「妙高型重巡洋艦」を改良した重巡洋艦として設計、建造が進められ、武装などの配置は「妙高型」を継承した配置となっています。

●「高雄型重巡洋艦」と「妙高型重巡洋艦」の最大の相違点は艦橋構造にあり、「妙高型」が戦隊旗艦(4、5隻程度の旗艦)程度の旗艦装備を想定しているのに対し、「高雄型」は艦隊旗艦(10隻から20隻程度の旗艦)として運用可能な設備を備えており、艦隊司令部とその要員を配置するため10層で構成した巨大な艦橋構造物を装備した姿になっています。
 ・ 「城」をも連装させる巨大な艦橋のシルエットは、戦前の国民に強いインパクトを与え、連合艦隊を代表する艦のひとつにもなりました。
●また、魚雷兵装も「妙高型」の船体の側面に魚雷発射管を搭載した配置から、「高雄型」では上甲板上に設置した構造物に搭載する配置へと変更され、被弾時の誘爆により船体に直接被害を受けないような改善を施されています。

●1938年、「高雄型」重巡洋艦4隻は近代化改装が行なわれることとなり、まず「高雄」と「愛宕」の2隻の改装が着手されます。
 ・ 1941年には、残る「鳥海」、「摩耶」の改装が予定されていましたが、開戦後の事情により中止されています。

●この近代化改装にあたっては、戦前に建造した艦艇が兵装などを過積載してしまい、艦の安定力を欠いていた点の見直しが行なわれ、「高雄型」の巨大な艦橋構造物がトップヘビーな状態を招いている点を少しでも改良すべく、艦橋を一回り小型化します。
●反面、対空兵装は増強され、新造時には「12cm 単装高角砲」が4基だった装備を「12.7cm 連装高角砲」4基へと倍増、機銃類も追加装備しています。
●また、魚雷兵装も連装発射管4基を4連装発射管4基へと変更、魚雷攻撃力を格段に向上させます。
●このような兵装の増強による艦の安定力の低下を防ぐために、船体側面にはバルジを設置し、兵装とバルジの追加で総排水量は2,000tも増加する結果となりました。

●「高雄」は、太平洋戦争が開戦するとフィリピンなどの上陸作戦の支援を行い、続いてジャワ島近海において連合軍側の駆逐艦などの艦艇を撃沈する戦果を上げます。

●1942年6月には「ミッドウェー作戦」の陽動としての「アリューシャン作戦」に参加、8月からはソロモン海域の戦闘に従事し、アメリカ軍艦艇との間で夜間戦闘による死闘を繰り広げ、「高雄」も少なからず損害を受けました。
●1943年2月、日米の戦いの中心であった「ガダルカナル島」からの撤退が決定され、「高雄」は撤退の支援に参加、その後、ブーゲンビル島、トラック島、ラバウルのラインが日本軍側の最前線となります。
●1943年11月、そのラバウルに進出していた「高雄」は、アメリカ軍艦載機の空襲を受け、2発の爆弾が命中して中破、内地へと帰還、修理を受けます。
●修理が完了すると、フィリピン南方にて航空隊の練成訓練中の空母機動部隊へと合流、決戦に備えました。

●1944年6月、連合艦隊の艦載機航空兵力の全てを投入した一大決戦「マリアナ沖海戦」に参加、海戦自体は日本軍側の完全な敗北であり、戦力を消耗した航空兵力は再建の目途が立たない状態となります。

●これにより、海上戦力しか持たない連合艦隊は、空母を囮として砲戦隊で敵にダメージを与えるという作戦「捷一号作戦」(レイテ沖海戦)を決行、「高雄」はその攻撃力が評価されて主力部隊である「栗田艦隊」に配備されます。
●1944年10月、「栗田艦隊」は決戦のためにブルネイ島を出発、フィリピン西部のパラワン島沖においてアメリカの潜水艦2隻の雷撃を受け「高雄」は2発の魚雷が命中し大破、一時は航行不能に陥りますが、何とか自力航行ができる程度に復旧し、戦線を離脱します。
 ・ この一連の潜水艦の攻撃により、僚艦「愛宕」「摩耶」は沈没してしまいます。

●「高雄」はブルネイを経てシンガポールに入港し、修理を受けますが、「レイテ沖海戦」の後は、制空権、制海権を失った連合艦隊には組織的な作戦を行なうことはできず、「高雄」はシンガポール防衛のための浮き砲台とされることが決定されます。
●1945年7月、イギリスの特殊潜水艇により、艦底部に爆弾が仕掛けられて爆発が発生、しかし、「高雄」自体の損傷は軽微でした。
●「高雄」は終戦時に残存、戦後はイギリス軍に引き渡され、1945年10月に爆破沈没処分されています。



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