フジミ 日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス 1/700 帝国海軍シリーズ SPOT-022 プラモデル

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日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス

販売価格

5,280円 4,752円(税込)

購入数 SOLD OUT

「日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス (プラモデル) (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ  No.SPOT-022 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の防空駆逐艦(乙型駆逐艦)「秋月型駆逐艦」の「駆逐艦 秋月」と「駆逐艦 照月」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。

●艦隊防空の要として「長10cm高角砲」を搭載した「秋月型駆逐艦」を再現、駆逐艦としては大型の船体に、前後に2基ずつ防空用の主砲(高角砲)を配置した「駆逐艦 秋月」「駆逐艦 照月」の端整なシルエットを再現した内容となっています。

●「秋月」「照月」の2隻分のパーツをセットした内容となっています。

●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです。

●フジミ社製「日本海軍 駆逐艦 秋月 (フルハルモデル)」のキットに、専用のエッチング「日本海軍駆逐艦 秋月 専用エッチングパーツ & 真鍮製砲身16本セット」の2種をワンパッケージにしたスポット生産品です。
 ・ キットと専用エッチングパーツを別々に購入するよりも、お得な価格になっています。
 ・ エッチングパーツ及び砲身も「日本海軍駆逐艦 秋月 専用エッチングパーツ & 真鍮製砲身16本セット」と同一の内容で、2艦分のパーツをセットしています。

【 日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ SPOT-022) パッケージ内容 】


駆逐艦 秋月 照月
 ・ 日本海軍 駆逐艦 秋月 (フルハルモデル) ×1
 ・ 日本海軍 駆逐艦 照月 (フルハルモデル) ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×2
 ・ 組立説明書 ×1

エッチング
 ・ エッチングシート ×2枚 (2隻分)
 ・ 砲身 ×16本 (2隻分)
 ・ 取付説明書 ×1

【 日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ SPOT-022) プラモデルの内容 】


●日本海軍の「秋月型駆逐艦」の「駆逐艦 秋月」と「駆逐艦 照月」を再現したプラスチックモデル組立てキット。

●フジミ社「特シリーズ」のフォーマットに準じ、詳細なディテール表現を施したパーツで「秋月型駆逐艦」を再現、防空駆逐艦として長い砲身の高角砲などの対空装備を細長い船体に詰め込んだ「駆逐艦 秋月」「駆逐艦 照月」の迫力ある姿を、高い密度で再現した内容となっています。

●「秋月型駆逐艦」は太平洋戦争期間中に逐次対空兵装を中心とした改装が行われており、本キットでは「秋月」「照月」の竣工時の姿を再現しています。

●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです。
 ・「日本海軍 駆逐艦 秋月 (フルハルモデル)」などと同様に、船体下部がフラットな形状になった船底パーツもセットしていますので、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルとしても作製することができます(金属製のバラストは付属していません)。

駆逐艦 秋月 照月 全体構造
●「秋月」「照月」は、「船体部」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」ごとにブロック分割したパーツ構成となっています。

●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●船体部は、船体舷側部と船底部との上下に分割したパーツで構成、船体には舷側の舷窓、フェアリーダー、ホースパイプ、舷外電路などの細かなディテールを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 舷窓上部の雨樋いもモールド化して再現、舷側の舷窓だけではなく艦橋や甲板室などに配置された舷窓にも同様のモールドを施しています。

●艦底部は一体成型のパーツで再現、パーツが歪まぬよう、艦底内側に幅広の「桁」パーツを挟み込んで組立てます。
 ・ フルハルモデル用の船底部分のスクリュー、推進軸、舵を別パーツ化、ビルジキールは船底パーツに一体成型化して再現しています。
 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています。

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「魚雷発射管」「煙突部」「後部構造物」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます。

●上甲板は全通状に一体成型化したパーツで再現。
 ・ 上甲板上には、リノリウム押さえ、滑り止め、魚雷運搬軌条、リール、ボラード、アンカーチェーンなどの細かなディテールを凹凸をつけたモールドで再現しています。
 ・ 主砲台座及び魚雷発射管の台座も甲板上に凸モールドで再現しています。

駆逐艦 秋月 照月 の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は4層に分割したパーツで構成、トップの「高射装置」は別パーツ化しています。
 ・ 艦橋窓枠は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています。
 ・ 艦橋の下部には遮風装置のスリット状の形状をシャープな彫刻で再現しています。
 ・ 艦橋の下層部(羅針艦橋より下部)にはの舷窓、扉、梯子、救命具などを非常に微細なモールドで再現しています。

●メインマスト、後檣
 ・ 三脚檣型の形状のメインマストと後檣を再現、メインマストは4パーツ、後檣は3パーツに分割して再現しています。
 ・ マストパーツ上には微細な凸モールドで梯子を再現しています。

●煙突
 ・ 排管をまとめて一本化した煙突は排気通風筒などをまとめて左右に分割したパーツ構成、煙突トップの雨水カバー部は別パーツ化しています。
 ・ 煙突パーツ上には、蒸気捨管、ジャッキステー、扉を微細なモールドで再現しています。
 ・ 煙突トップ部は3列に区切った形状を再現、雨水カバー部をスリット状のモールドで再現しています。
 ・ 副管、通風筒の一部を別パーツ化して再現しています。

●機銃台座
 ・ 煙突後部に設置された高台の機銃台座は、台座本体と支柱部分に分割したパーツ構成。
 ・ 機銃台座表面には鋼板模様を微細な凸モールドで再現しています。
 ・ 機銃台座に装備される「25mm連装機銃」(×2)、方位測定器(×1)は別パーツ化して再現。

●後部艦橋
 ・ 後部構造物は一体成型化したパーツで再現、側面には舷窓、扉、パラベーンなどを微細な凸モールドで再現しています。
 ・ 探照灯台座と高射装置台座は別パーツ化して再現。
 ・ 後部構造物に装備された高射装置(×1)、探照灯(×1)を別パーツ化して再現しています。

●主砲塔「65口径 98式 10cm連装高角砲」 ×4
 ・ 砲塔は上下に分割したパーツで再現、これに連装状に成型した砲身を取り付けます。
 ・ 砲身部分には防水カバーをモールド化して再現。

●4連装魚雷発射管 「92式 61cm 4連装魚雷発射管」 ×1
 ・ 魚雷発射管は上下に分割式したパーツで再現。

●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています。

●内火艇、カッター及びボートダビッド。
 ・ 11m内火艇 ×2
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首フェアリーダー
 ・ スキッドビーム
 ・ 爆雷装填台
 ・ 爆雷用ダビット
 ・ 魚雷
 ・ 通気筒
 ・ 錨
 ・ 艦尾、艦首旗竿
 などを独立したパーツで再現しています。

ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるディスプレイ用の円形の飾り台を2個セット、「駆逐艦 秋月」「駆逐艦 照月」の前後2箇所に配置して完成した艦体をそのまま載せてディスプレイすることができます。
 ・ 飾り台はプラスチック製のパーツ、円形の台座部分にYの字型の飾り脚を取り付けるパーツ構成となっています。

【 日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ SPOT-022) 塗装・マーキング 】


●「塗装図・マーキングガイド」は組立説明書内にモノクロで記載しています。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。
 ・「秋月」「照月」の甲板や船体からカッターなどの細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。

●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、舷側及び艦尾の艦名表示、救命浮標などを再現したデカールが付属しています。


【 日本海軍 駆逐艦 秋月 フルハルモデル デラックス (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ SPOT-022) エッチング内容 】


●本パッケージ内のプラスチックパーツだけでも充分なディテール表現を行うことが可能ですが、成型パーツの限界を補い、より薄く繊細なディテール表現を行うことが可能なエッチングが付属しています。

●付属のエッチングは、フジミ製「日本海軍駆逐艦 秋月 専用エッチングパーツ & 真鍮製砲身16本セット」と同一の内容となっています。
 ・ 本キットのパーツ内容に合わせて、2隻分(エッチングシート×2、金属砲身×16)をセットしています。

●付属のエッチングと砲身を使用しなくても「駆逐艦 秋月」「駆逐艦 照月」を完成させることができます。

●エッチングパーツで再現しているディテールアップのポイントは
 ・ 手摺(脚無しタイプ、一部弛み表現付き)
 ・ 艦橋窓枠
 ・ ファンネルキャップ
 ・ 方位測定器
 ・ 爆雷装填台
 ・ スキッドビーム錨見台
 ・ ダビット
 ・ カッター用オール
 ・ リール
 ・ 扉
 ・ ラッタル
 ・ 舷々門
 などとなっています

●秋月型駆逐艦の主砲(「65口径 98式 10cm連装高角砲」)の砲身を再現した真鍮挽き物パーツ(×16)もセットしています。


●2017年 バリエーション 、スポット生産品


【 「日本海軍 駆逐艦 秋月型」について 】


●第1次世界大戦に初めて戦場に投入された航空機は、その後急速に飛行性能を向上させ、同時に爆弾や魚雷の搭載能力も増え、1930年代になると航空機から脅威は各国海軍にとって無視できない存在となります。

●この当時、世界最大の海軍力を有していたイギリス海軍は、各国海軍よりも先陣を切るように、1930年代の中頃から「防空巡洋艦」の建造を開始、続いてアメリカ海軍も「防空巡洋艦 アトランタ級」の建造を計画します。

●このような世界的な潮流の中、帝国海軍においても防空艦の必要性を認め、当初は旧式化しつつあった5500tクラスの軽巡洋艦を防空巡洋艦に変更する計画が立案されましたが、この5500tクラスの艦は水雷戦隊用として建造されていたため船体の幅が狭く、搭載できる高角砲の数は充分とは言えず、計画は中止されてしまいます。
●新規の巡洋艦の建造は「利根型」や「最上型」といった大型軽巡洋艦が優先されており、防空巡洋艦を作る余裕がなく、そこで防空用の艦として新規の駆逐艦が建造されることとなりました。

●この防空駆逐艦は「秋月型駆逐艦」として1939年に計画が立てられ、1940年から建造が開始されることになります。

●「秋月型駆逐艦」は、主砲を従来の駆逐艦が装備していた「12.7cm砲」から、1938年に制式化された「65口径 98式 10cm連装高角砲」(通称「長10cm高角砲」)を搭載しているのが最大の特徴となっています。
●この「65口径 98式 10cm連装高角砲」は、当時の主力高角砲であった「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」よりも砲口径は小さくなったものの、射程(射高)、初速、発射速度などの能力は大幅に向上し、「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」と比較すると1.5倍程度の能力を有すると言われました。
●また、従来の駆逐艦は仰角を引き上げることで対空射撃を行うことが可能なように改良が施されていましたが、元々が対空能力を持たない発射速度の遅い砲であり、有効な対空射撃は期待できず、「65口径 98式 10cm連装高角砲」を装備した「秋月型駆逐艦」との対空能力の差は歴然なものでした。

●この「65口径 98式 10cm連装高角砲」を4基搭載した「秋月型駆逐艦」は排水量3000tを超える大型の船体となり、帝国海軍の駆逐艦の中では最大になり、「軽巡洋艦 夕張」に匹敵する規模になっています。
●また、艦隊戦を重視した帝国海軍は、この防空駆逐艦にも魚雷の搭載を要求しており、次発装填装置付きの4連装魚雷発射管を備え、発射速度の速さによる砲撃力と魚雷により艦隊戦での活躍も期待されました。
 ・ 各種艦艇の装備されている機銃は、有効射程の関係で基本的にその艦自体を守る防空兵器としての能力しかなく、艦隊の防空能力としては高角砲が主体となります。

●「秋月型駆逐艦」は、その防空能力により艦隊防空に活躍して高い評価を獲得、特に機動部隊の護衛として重用されました。
●同艦はその能力から39隻の大量の建造計画が立てられましたが、戦時による資材の不足などにより建造は進まず、竣工隻数は12隻にとどまっています。

【 「駆逐艦 秋月」について 】
●「駆逐艦 秋月」は、「秋月型駆逐艦」の1番艦として1942年6月に竣工しました。

●「秋月」は、早速、機動部隊の護衛として用いられ、同年9月には難敵であったアメリカ軍の重爆「B-17」を撃墜する戦果を挙げます。
●日米双方が死闘を繰り広げたソロモン海域にも投入され、ガダルカナル島への輸送任務や飛行場への砲撃を行う挺身艦隊への護衛として参加、昼間には対空戦闘に活躍しますが、自身も爆撃を受けて被弾、内地へと帰還しました。

●1943年には再び戦列に復帰、ガダルカナル島撤退作戦や各種の護衛任務に従事するものの、潜水艦の雷撃を受けて損傷します。
●「秋月」は応急修理を受けて、再び任務に就きますが、航行中に艦橋下部のキールが折れてしまい、曳航されて内地へと帰還、建造中の同型艦「霜月」の艦首を接合するという修理が行われました。

●修理後、「秋月」は南方への艦隊の護衛任務に従事、1944年6月には「マリアナ沖海戦」に参加し、その対空能力を発揮しましたが、海戦自体は帝国海軍の完敗に終わっています。
●続く「レイテ沖海戦」において「秋月」は、囮の役目を果たす機動部隊へと配属、数波に渡るアメリカ艦載機の波状攻撃を受けて航空母艦だけではなく同艦も被弾、搭載魚雷が誘爆してその姿を波間に消して行きました。

【 「駆逐艦 照月」について 】
●駆逐艦「照月」は、「秋月型駆逐艦」の2番艦として1942年8月に竣工しました。

●竣工後、「照月」は「秋月」と同様に機動部隊の直衛として艦隊に編入、南方へと進出します。
●1942年11月、「照月」はガダルカナル島のアメリカ軍飛行場を砲撃する挺身作戦の護衛として参加、待ち構えるアメリカ艦隊との間で「第3次ソロモン海戦」が発生します。
●この海戦において、「照月」は夜間での砲撃戦、昼間での対空戦闘に活躍を果たすものの、護衛していた戦艦「霧島」と「比叡」は失われてしまいました。

●翌月の1942年12月、「照月」はガダルカナル島への輸送任務に参加、昼間の航空機攻撃は防いだものの、夜間においてアメリカ軍の魚雷艇による攻撃を受けて同艦は魚雷2本を被雷、その短い生涯を閉じています。



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