フジミ 日本海軍 航空母艦 祥鳳 フルハルモデル 1/700 帝国海軍シリーズ 旧038 プラモデル

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日本海軍 航空母艦 祥鳳 フルハルモデル

販売価格

3,960円 3,564円(税込)

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「日本海軍 航空母艦 祥鳳 フルハルモデル (プラモデル) (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ  No.旧038 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の航空母艦「祥鳳」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。

●日本海軍の艦隊航空戦力として活躍した小型空母、珊瑚海に散った「航空母艦 祥鳳」を再現、艦橋を飛行甲板下部に配した平甲板型の独特なシルエットを再現した内容となっています。

●喫水線以下の部分も再現したフルハルモデルです。

●フジミ製「日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年」にフルハル用のパーツ、ディスプレイ用の台座パーツをセットしたバリエーションキットとなります。

●珊瑚海海戦時に搭載していた「96式艦上戦闘機」もセットしています。

【 日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年 (フジミ 1/700 特シリーズ No.088) プラモデルの内容 】


●航空母艦 祥鳳 概要
●日本海軍の航空母艦「祥鳳」を再現したプラスチックモデル組立キットです。

●飛行甲板部の細かな造形とモールドをはじめ、細部に至るまでディテール表現を施したパーツ構成で航空母艦「祥鳳」を再現、側面の通路、スポンソン、そしてその支柱などが織り成す複雑な構造を細分化したパーツで再現しており、スマートな小型空母ながら日本の航空母艦の特徴である各種構造物が複雑に連なった姿を演出することができる内容となっています。

●フジミ社特シリーズの「日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年」に艦底部のみを再現したパーツをセット、スクリュー部までも再現したフルハルモデルと、喫水線ラインまでのウォーターラインモデルを選択して組立てる事が可能な内容となっています(金属製のバラストは付属していません)。
 ・ 「フルハル仕様」となる以外は「日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年」と同内容のキットとなっています。

日本海軍 航空母艦 祥鳳 フルハルモデル (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ No.038) の商品画像

●航空母艦 祥鳳 全体構造
●「祥鳳」は、「船体」「飛行甲板」「上甲板」「艦橋などの構造物」「高角砲などの艤装類」をそれぞれブロック化して分割した構成となっています。
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、飛行甲板、構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます。

●船体部は、舷側部と船底部との上下に分割したパーツで構成しています。
●舷側部は左右に分割したパーツ構成、これに船首、船尾甲板、飛行甲板などを取り付けます。
 ・ 左右の舷側パーツの張り合わせは、パーツが歪まぬよう、船体パーツ内側に「桁」パーツを挟み込んで組立てます。
 ・ 船体パーツには、格納庫側面を一体成型して再現、高角砲支筒基部、通信塔のフラットなども凹凸をつけたモールドで再現しています。
 ・ 船体パーツ上には、舷窓、扉、舷外電路、フェアリーダー、塵捨管などの細部ディテールを繊細なモールドで再現しています。

●艦底部は一体成型のパーツで再現、パーツが歪まぬよう、艦底内側に幅広の「桁」パーツを挟み込んで組立てます。
 ・ フルハルモデル用の船底部分のスクリュー、推進軸、舵を別パーツ化、ビルジキールは船底パーツに一体成型化して再現しています。
 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています。

●飛行甲板は、前方の木甲板継ぎ手のラインを基準に、前後に2枚に分割したパーツで再現。
 ・ 飛行甲板上には、木甲板表現、滑り止めパターン、木甲板継ぎ手、探照灯の収納蓋などを繊細なモールドで再現しています。
 ・ 遮風柵、エレベーターは別パーツ化して再現しています。
 ・ エレベーター下の内壁を再現したパーツも付属していますので、エレベーターの昇降状態を選択して組み立てることができます。
 ・ 飛行甲板を支える支柱は1本ずつ独立してパーツ化、飛行甲板裏側の梁は甲板パーツ裏に凸状のモールドで再現しています。

●上甲板は、錨鎖甲板、前甲板、船尾甲板、それぞれ独立したパーツで構成。
 ・ 甲板上には、滑り止め表現、リノリウム貼り表現の他、アンカーチェーン、ケーブルホルダー、ボート架台、ボラードなどを繊細なモールドで再現しています。

「祥鳳」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 甲板下に配置した艦橋構造は2層に分割したパーツ構成。
 ・ 艦橋窓枠は、窓の部分を一段凹んだ状態で立体感を演出、従来のフジミ社製「特シリーズ」のキットよりも深めのモールドとなっています。

●マスト、通信塔
 ・ 「マスト」と「通信塔」は、下部のトラス部、中央のヤード部、上部の単檣部の3パーツに分割して再現。
 ・ 「マスト」と「通信塔」は、起倒状態を選択して組み立てることができます。

●煙突
 ・ 「煙突」は上下に分割したパーツで再現、先端部の「雨水カバー金網」は別パーツ化して再現しています。
 ・ 雨水カバー金網は開口した状態で成型したパーツとなっています。

●高角砲、機銃用スポンソンはブロックごとに独立してパーツ化しており、下部の補強板はパーツ上にモールド化して1枚ずつ再現。
 ・ スポンソン部の支柱(支筒)は1本ずつ個別にパーツ化しています。

●舷側部の通路はブロックごとに別パーツ化、ラッタル部分は別パーツ化して再現しています。

●高角砲 「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×4
 ・ 右舷後部の1基は煙突の煙除けのシールド付き(A1型改2)、左舷と右舷前部はシールド無しの状態を再現(A1型)。
 ・ シールド付きの高角砲は、連装状に一体成型した砲身部と、シールド部とで2分割したパーツで再現。
 ・ シールド無しの高角砲は、砲身部と砲架部の2パーツに分割して再現。

●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×2、「25mm 3連装機銃(シールド付き)」 ×2
 ・ シールド付きの機銃は、銃身とシールドで分割した2パーツで再現、シールドなしの機銃は一体成型のパーツで再現しています

●内火艇、カッターなど
 ・ 12m内火艇 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×1
 ・ 8m内火ランチ ×1
 ・ 13m特型運搬船 ×1
 ・ 9mカッター ×2
 ・ 通船 ×1

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 菊花紋章
 ・ 射撃指揮装置
 ・ 双眼鏡
 ・ パラベーン
 ・ 方位測定器
 ・ 探照灯(クリアーパーツ)
 ・ 錨、副錨
 などを独立したパーツで再現しています。

●艦載機
 ・ 艦載機は、胴体、キャノピー、脚、尾脚、プロペラに分割したパーツ構成
 ・ 増槽及び武装は別パーツ化しています
 ・ クリアパーツ成型

●艦載機内容
 ・ 零式艦上戦闘機 21型 ×3
 ・ 96式艦上戦闘機 ×2
 ・ 97式艦上攻撃機 ×3

ディスプレイ台
●完成後に見栄え良く飾ることができるディスプレイ用の円形の飾り台を2個セット、「航空母艦 祥鳳」の前後2箇所に配置して完成した艦体をそのまま載せてディスプレイすることができます。
 ・ 飾り台はプラスチック製のパーツ、円形の台座部分にYの字型の飾り脚を取り付けるパーツ構成となっています。

【 日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年 (フジミ 1/700 特シリーズ No.088) 塗装・マーキング 】


●「塗装図・マーキングガイド」はパーツリスト内にモノクロで記載しています。
 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)
 ・「祥鳳」の甲板や船体からカッターなどの細部に使う塗料の種類は、組立説明書内の各工程内にて指示しています。

●甲板上に描かれた、各表示線、着艦標識、艦尾の軍艦旗、艦載機用の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています。

【 日本海軍 航空母艦 祥鳳 昭和17(1942)年 (フジミ 1/700 特シリーズ No.088) のパッケージ内容 】


 ・ 航空母艦 祥鳳 ×1
 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×3
 ・ 96式艦上戦闘機 ×2
 ・ 97式艦上攻撃機 ×3
 ・ ディスプレイスタンド ×1組
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1
 ・ パーツリスト ×1


●2017年 一部新金型 (艦底部など)


【 「日本海軍 航空母艦 祥鳳」について 】


●1922年のワシントン軍縮会議、1930年のロンドン軍縮会議により保有艦艇の制限を受けるようになった日本海軍は、戦時となった場合に短期間で空母へと改装することができ、軍縮会議の制約を受けない高速給油艦「剣崎」「高崎」の建造を1935年に開始しました。

●しかし、高速給油艦「剣崎」は、建造中に潜水母艦へと変更が行われ、1939年1月に潜水母艦「剣崎」として竣工しています。

●日本が軍縮条約を脱退したことと日米関係が悪化したことから、潜水母艦「剣崎」は航空母艦に改装を行うことを決定、1940年11月から改装工事を行いますが、不調ぎみだったディーゼル機関をタービン機関へと換装したため、多くの工期を必要とし、航空母艦「祥鳳」として竣工したのは、太平洋戦争海戦後の1941年12月となりました。

●竣工した「祥鳳」は、トラック島及びラバウル基地への航空機輸送に従事します。

●正規空母6隻からなる日本海軍の空母機動部隊は、真珠湾攻撃以降破竹の勢いで太平洋からインド洋を席巻しましたが、アメリカ海軍は戦艦戦力を失ったことから空母機動部隊を中心とした艦隊編成を行い、日本の機動部隊の間隙を突く形でニューギニア方面に部分的な反撃を行っていました。
 ・ 当時、アメリカ海軍でも空母6隻を中心とする日本海軍の空母機動部隊(「第1航空艦隊」)に戦いを挑むことは自殺行為に等しいものでした。

●そして、南方をほぼ手中に収めた日本陸海軍はその矛先をニューギニア方面へと移し、その喉元にあたる南部の中心都市ポートモレスビーの占領を目指す「MO作戦」を行います。
●この「MO作戦」は、ニューギニア北部に展開した陸軍部隊がオーエンスタンレー山脈を越えてポートモレスビーを目指し、これに呼応する形で陸上部隊を輸送船団によってポートモレスビーへと上陸するというものでした。
●ただし、上記のようにニューギニア方面にはアメリカ空母が出没しており、この空母による反撃も予想されたことから、第1航空艦隊から第5航空戦隊(航空母艦「翔鶴」「瑞鶴」)をこの作戦に編入、航空母艦「祥鳳」も輸送船団の護衛として加わりました。

●アメリカ海軍は、日本軍の行動に対して2隻の空母を中心とした空母機動部隊を派遣、これにより珊瑚海海戦が発生しました。

●航空母艦「祥鳳」が護衛する輸送船団は一路ポートモレスビーを目指しますが、その途上においてアメリカ軍機の偵察機に見つかってしまい、2隻の空母から発進した艦載機の猛攻を受けることになりました。
●これらの艦載機は、本来航空母艦「翔鶴」「瑞鶴」を目標とした攻撃隊でしたが、索敵の誤認から「祥鳳」へと殺到、小型空母である「祥鳳」の艦載機による上空護衛では対応することができず、「祥鳳」はその攻撃を一身に受けます。
●「祥鳳」は、爆弾13発、魚雷7本を被弾するというダメージを受け、その短い生涯を閉じたのでした。



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