陸上自衛隊 87式偵察警戒車
「陸上自衛隊 87式偵察警戒車 （レジン） (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット （AFV） No.MTUAFV-096 )」です
●陸上自衛隊の装輪装甲車「87式偵察警戒車」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット
●各師団の偵察隊用の装甲戦闘車両として、高い視察能力と機動性を持つ「87式偵察警戒車」を再現、「82式指揮通信車」譲りの6輪式の足周りを備え、若干腰高の車体に砲塔を搭載した独特のフォルムを再現した内容となっています
【 「87式偵察警戒車」について 】
●陸上自衛隊では、師団偵察隊の装備としては、長らく「ジープ」や「オートバイ」が偵察車両の主力になっていました
●これらの車両は、斥候としての任務には適していたものの、現代の偵察部隊に求められる威力偵察や、初期戦闘、後衛などの任務には全く適さず、偵察部隊用の装甲戦闘車両の必要性が唱えられます
●1982年、特科部隊及び師団司令部用の装甲車両として「82式指揮通信車」が誕生、このコンポーネントを利用した偵察部隊用の車両として、「87式偵察警戒車」が1987年に制式化されます
●この「87式偵察警戒車」は、「82式指揮通信車」で採用された6輪式の走行装置を踏襲、車体上部の形状は大きく変化し、避弾経始を考慮して背の低く押さえ、その上部には砲塔が装備されています
●砲塔には、スイス製の「エリコン KBA 25mm機関砲」（後にライセンス生産）と同軸機銃を搭載、APDS弾を使用する高い装甲貫通能力を有してしいます
●6輪駆動式により機動性能は高く、整地において最高速度100km/hを発揮、タイヤには被弾しても走行が可能なランフラットタイヤを備え、前4輪操舵により旋回性能も優れています
●車長、砲手、操縦手の乗員の他に車体前後に偵察員を配置して、それぞれに視察装置を装備、高い視察能力を持っているのも特徴となっています
●「87式偵察警戒車」は、現在までに約110両が生産されて各偵察部隊に配備、その視察能力と装甲防御力、そして一定の戦闘能力により、偵察部隊の主力車両として運用が行われているのです
【 「陸上自衛隊 87式偵察警戒車」のキット内容について 】
●この陸上自衛隊の「87式偵察警戒車」を再現したレジン製組立キットです
●レジン成型の特性を活かしてパーツ数を抑え、パーツ上の施されたモールドを主体とした細部再現により、「87式偵察警戒車」の全体のフォルムとディテールをシャープかつ表情豊かに再現した内容となっています
●「87式偵察警戒車」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成しています
●「砲塔」は一体成型となったパーツで再現
・ 各「サイト」「ペリスコープ」や「スモークディスチャージャー」などはモールドにて再現、立体的かつエッジが立ったシャープな造造型となっています
・ 「砲身」は、「防盾」を含めた一体成型のパーツで再現、「砲塔」へと取り付けます
・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
●「車体」は、一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツ化しています
・ 「操縦手ハッチ」や「側面ハッチ」、「車載工具類」「牽引ワイヤー」などはモールドで再現、奥行きのある立体的な造型となっています
・ 後部の「バスケット」は一体成型のパーツで再現
●6本の「タイヤ」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、ホイールのボルトやタイヤ表面のトレッドパターンなどを奥行きのあるモールドで再現しています
●車長のフィギュア1体が付属しています
・ ハッチから上半身を出したポーズです
●原型製作 ： マツオカステン
【 「87式偵察警戒車」のパッケージ内容 】
・ 87式偵察警戒車 ×1
・ フィギュア ×1
・ 組立て説明図 ×1
●2016年 完全新造型
【 「陸上自衛隊 87式偵察警戒車」の組立て上のご注意 】
●レジン製キットですので、組立てる前にファインモールド社製「ご機嫌クリーナー 」やガイアノーツ社製「レジンウォッシュ （大）」などの離型剤クリーナーを使用して表面に付着している離型剤を洗い流して下さい
●また、パーツの接着には、瞬間接着剤もしくはエポキシ系瞬間接着剤を使用して下さい
