トランペッター ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B) 1/35 AFVシリーズ 01024 プラモデル

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ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B)

販売価格

19,580円 17,622円(税込)

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「ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B) (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ  No.01024 )」です


●冷戦時代初期におけるソ連軍の戦術ミサイル「スカッド B (制式名称:R17)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●戦術ミサイル及び短距離弾道ミサイルとして西側諸国に睨みを利かした「スカッド B」を再現、自走砲「JSU-152K」の車体を利用し、上部に巨大な構造物と長大なミサイルを装備した、迫力溢れる姿を再現した内容となっています

●運用初期における、装軌車両「2P19 (JSU-152Kベースの車両)」に搭載された「スカッド B」を再現しています

●車体、ランチャーなどを新たに作り起こし、トランペッター社製「ソビエト T-10M 重戦車」から転輪、履帯など、「ソビエト SS-1D スカッド B」からミサイル及びランチャーの一部を流用したバリエーションキットです

【 「戦術ミサイル スカッド B」について 】


●第2次世界大戦後期、ドイツ軍は報復兵器として人類初の弾道ミサイル「V-2」を開発、この「V-2」はロンドンや港湾都市アントワープなどに向けて多数の弾頭を発射しました

●「V-2」の最大の特徴は、移動式の発射装置が同時に開発されたことであり、固定陣地から発射されるパルスジェット式誘導弾「V-1」とは異なり、発射地点を連合軍が察知することはほぼ不可能でした

●大戦末期、この「V-2」の開発拠点だったドイツ北部のペーネミュンデをソ連軍が占領、大多数の関係者は西側へと逃れましたが、ソ連軍は膨大な研究資料を入手します

●第2次大戦が終結するとソ連と西側諸国との間の関係は急速に悪化、国土の開発と経済の復興を進める中、冷戦構造下で少しでも優位に立つべく、ソ連を中心とした東側諸国とアメリカを中心とした西側諸国は軍備の近代化を進めて行くことになります

●当時、アメリカの空軍力は他の国が全く追従できないほど充実しており、ソ連軍は地上兵力こそ兵員数で勝っていましたが、空軍力の差は戦争に突入した場合、圧倒的に不利な要因となることは明らかでした
●もっとも、工業力で勝るアメリカと匹敵するような空軍力を有することはできず、ソ連軍は対抗手段として「V-2」の存在に注目、当初はコピーすることから開発を進め、1957年には「V-2」をベースとした改良型「スカッド A」を開発します
 ・ 「スカッド」という名称はあくまでも西側が付けたもので、「スカッド A」は「R-11」、「スカッド B」は「R-17」が制式名称となります

●この「スカッド A」は、「V-2」譲りの移動式の発射装置となっており、短時間で発射準備が可能、発射後も速やかに撤収することができました
●しかし、「スカッド A」は最大射程が130kmしかなく、この程度の短射程では航空機によって制圧されてしまう可能性があるため、最大射程を300kmに延長したタイプとして1965年に登場したのが「スカッド B」です

●「スカッド B」は、「スカッド A」のような短距離弾道ミサイルとしての能力だけではなく、戦術ミサイルとして戦場で使用、敵の司令部や航空基地などをピンポイントで狙うために命中精度を大幅に向上しているのが特徴です

●「スカッド B」は、当初、「スカッド A」と同様に、運搬及び発射用の車両として、自走砲「JSU-152K (JSU-152の戦後型)」をベースとした「2P19」を使用していました

●この「2P19」は装軌式の足周りを備え不整地での走破能力は高く、戦場での運用面では優れていましたが、射程距離が300kmにも達する戦術ミサイルに生産及び整備コストがかかる装軌車両を使用するには無駄が多く、後に装輪車両の「9P117」へと変更しています

●「2P19」に搭載された「スカッド B」の姿は、冷戦時代を象徴するものですが、「9P117」搭載の「スカッド B」は、戦術ミサイルとして今後も運用が続くと思われ、ロシアや旧東側諸国を中心に軍事力の一員として欠かせない存在となっているのです


【 「ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B)」のキット内容について 】


●この「2P19」に搭載された「スカッド B」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●車体やミサイルといった主要部分は一体成型化したパーツを多用しながらも、車体上の細かなディテールは細分化したパーツ構成となっており、「スカッド B」とそれを運搬するキャリアー「2P19」を再現した内容となっています

●ミサイルを載せたランチャーは、完成後も可動させることができ、パーツを選択することで起倒状態を選択して組み立てることが可能です

●エンジンルームを除く、車体内部も再現しています


●「スカッド B」は、「ミサイル」「ランチャー」「操作室」「車体上部」「車体下部」の5ブロックで構成しています

【 ミサイル 】
●ミサイルは1/35スケールながらパーツ数を抑えて再現、表面にはパネルラインなどのディテールを繊細な彫刻で再現しています

●ミサイルは左右に分割したパーツで構成、これにエンジンノズル、下部のフィンを取り付けて作製します

【 ランチャー 】
●ランチャーはフレーム構造を細分化したパーツで再現、独特のトラス構造物はパーツ数を抑えて再現しています

●ランチャーは、横方向のフレームと縦方向のフレームとを組み合わせて作製します
 ・ 前部のトラス構造物は、上下に分割したパーツで再現
 ・ 側面のトラス構造物は、一体成型のパーツで再現、縦方向のフレームへと取り付けます
 ・ 「シリンダー」は、パイプ状となった4つのパーツを組み合わせて作製、完成後も伸縮させることができます
 ・ 伸ばした状態の「シリンダー」を再現したパーツもセット、このパーツを使用することでミサイルを立てた状態で固定することができます

●発射ベースは、フレーム状になった各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「発射ブラスト受け」は上下に分割したパーツで再現、上部に伸びるポールは付属の金属線で再現します

【 操作室 】
●車体上部に設置された操作室は一体成型化したパーツを多用して再現、車体内部を再現しており、ハッチやドアを開いた状態としてディスプレイすることができます

●操作室は、一体成型となったパーツで再現
 ・ 「側面ドア」「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 各「ウィンド」はクリアパーツで再現、塗装する際に使用する各「ウィンド」の大きさにカットしたマスキングシートが付属しています
 ・ 「ワイパー」はプラパーツで再現
 ・ 「前照灯」は前後に分割したパーツで再現、ガラス部はクリアパーツで再現しています
 ・ 「ライトガード」はエッチングパーツで再現、形状を作るための治具が付属しています
 ・ 操作室上の各種構造物は、上下に分割したパーツで再現、構造物上のディテールは別パーツとなっています
 ・ 「ジェリカンラック」と「固定ベルト」はエッチングパーツで再現、積載する「ジェリカン」(×1)が付属しています

【 車体上部 】
●車体上部は、大きなフェンダーを装備した「2P19」の構造を再現、独特のプレスライン、エンジングリルのスリット、車体表面のボルトなどを強弱を付けたモールドで再現しています

●車体上部は、フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現
 ・ 前後の「マッドフラップ」は別パーツ化して再現
 ・ エンジングリルのメッシュはエッチングパーツで再現します
 ・ 車体側面の「梯子」は、フレーム部分はプラパーツ、ステップはエッチングパーツで再現
 ・ 車体後部の「ステップ」は個別にパーツ化しています

●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています
 ・ フロアパネル
 ・ 隔壁
 ・ メーターパネル
 ・ 各座席
 ・ コンプレッサー
 ・ 操行レバー
 ・ 変速レバー
 ・ 各種ペダル
 ・ 消火器
 ・ 無線機
 ・ タンク
 ・ 操作装置
 ・ 換気装置
 など

【 車体下部 】
●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現
 ・ 「サスペンションアーム」「ダンパー」は別パーツ化
 ・ 「起動輪」「転輪」は、前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツとなっています
 ・ 車体後部の「接地パッド」は3パーツで構成、完成後も上下に可動させることができます

【 履 帯 】
●履帯は、裏面にセンターガイドが付いた「T-10」「JSU-152K」用のシングルピン履帯を再現しています
 ・ 履板を1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています

ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B)の商品画像

●各ウィンド、前照灯のガラス部などを再現したクリアパーツが付属
●エンジングリルのメッシュ、ライトガード、ジェリカンラックなどを再現するエッチングパーツが付属しています


【 「スカッド B」の塗装とマーキング 】
●「スカッド B」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、親衛マークなどを再現したデカールが付属しています


●「ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B)」の完成時のサイズ
 ・ 全長 : 366mm
 ・ 全幅 : 101mm

●パーツ数 : 750点


【 「ソビエト 8K14 ミサイルシステム (2P19 ランチャー w/R-17 ミサイル) (SS-1C スカッド B)」のパッケージ内容 】


 ・ 戦術ミサイルスカッド B (2P19搭載タイプ) ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ マスキングシート ×1
 ・ 金属線 ×4
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2016年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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