ガリレオ出版 グランドパワー 2016年7月号 月刊 グランドパワー 266 雑誌

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グランドパワー 2016年7月号

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「グランドパワー 2016年7月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.266 )」です

 (2016年5月26日発売)

●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションのついた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて解説する「月刊 グランドパワー」です

●「グランドパワー 2016年7月号」では、イギリス軍の主力戦車「チャレンジャー」を特集、「チーフテン」の後継車輌として誕生した「チャレンジャー 1」、そして全面改良型となった「チャレンジャー 2」の開発の経緯と構造を詳しく解説します

【 「グランドパワー 2016年7月号」について 】


■特集 : チャレンジャー主力戦車
●イギリス軍の戦後第2世代戦車「チーフテン」は、アメリカやドイツ、東側の同世代の戦車と比べると機動力の点ではやや見劣りするところがありましたが、120mmライフル砲を装備した強力な火力と伝統とも言える強靭な装甲防御力の点では高い評価を得ていました

●この「チーフテン」の能力を求めたのは、隠れる場所の少ない砂漠が国土を占める中東諸国で、イスラエルには周辺国からの反発を恐れて輸出を控えられましたが、西側寄りだったイランには「シール 1」として積極的に輸出が行われました

●さらにイランは、イギリスで研究が進んでいた複合装甲を採り入れた戦車も要望し、イランの要望に応じて「チーフテン」をベースに複合装甲を装備した「シール 2」の開発を進めます
●しかし、「イラン革命」によってこの「シール 2」の輸出は停止され、それまで進められていた開発が中に浮いた状態となってしまったため、「シール 2」をベースにイギリス軍向けに変更したのが「チャレンジャー 1」です

●「チャレンジャー 1」は、「チーフテン」の血を濃く受け継ぎ、主砲は120mmライフル砲を装備、車体のレイアウトも「チーフテン」に準じたものでしたが、複合装甲を採り入れたことで外観は大きく変貌しています
●「チャレンジャー 1」は、西側の戦後第3世代戦車として「M1 エイブラムス」「レオパルト 2」と並ぶ存在として注目を集め、特に「チーフテン」譲りの強靭な防御力には定評がありました
●1987年に行われた戦車射撃競技会での成績が奮わなかったことから「チャレンジャー 1」の評価は一旦落ちてしまいますが、「湾岸戦争」においてイラク軍戦車相手に一方的な戦闘を展開、再び高評価を得ることに成功しています

●ただ、「チャレンジャー 1」は、戦後第2世代戦車の「チーフテン」の発展型であったため、「チャレンジャー 1」を下敷きにしながらも戦後第3世代戦車の要素を本格的に盛り込み、一から設計をやり直して1991年に誕生したのが「チャレンジャー 2」です
●この「チャレンジャー 2」は、「チャレンジャー 1」の経験を踏まえて開発されただけあって、誕生当初から完成度が高く、最新型の射撃統制装置や電子機器の搭載も施され、戦闘能力は「チャレンジャー 1」を大きく上回ると言われています
●「イラク戦争」において、「チャレンジャー 2」はポテンシャルを十分に発揮、その評価を磐石なものとしています

●今月の「グランドパワー 2016年7月号」では、このイギリス軍の戦後第3世代戦車「チャレンジャー」を特集、誕生までの道程と構造、そして実戦での活躍を詳しく解説します

●構造の項目では、最大の特徴となる主砲の120mmライフル砲をはじめ、レイアウト、足周り、エンジン、射撃統制装置などを「チャレンジャー 1」「チャレンジャー 2」それぞれに分けて詳しく解説、派生型や、輸出状況なども紹介しています

●戦後第3世代戦車として確固たる地位を占めながら、「チャレンジャー 1」「チャレンジャー 2」と発展した主力戦車「チャレンジャー」、中東の地で活躍しながらも、わが国では「M1 エイブラムス」や「レオパルト2」より影が薄く、資料にも恵まれなかった同車を深く解剖した内容となっています

【 「グランドパワー 2016年7月号」の内容目次 】


●北富士駐屯地 創設56周年 記念行事
●第7師団 創隊61周年 記念行事
●米海兵隊キャンプ富士の展示車両
●平成28年 熊本地震で災害派遣された陸自ヘリ
●チャレンジャー in Color
●チャレンジャー主力戦車
●マニュアルで見るM36B2駆逐戦車 その1
●61式戦車写真集

【 「グランドパワー 2016年7月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●2016年4月に行なわれた「陸上自衛隊 北富士駐屯地 56周年記念行事」を収録、「FH70 155mm榴弾砲」の射撃シーンを収録しています
●2016年5月に行われた「陸上自衛隊 第7師団 創隊61周年記念行事」を収録、「90式戦車」などによる観閲行進の様子を掲載しています
●「米海兵隊 キャンプ富士」の展示車両の写真を掲載、「LAV-AT」の他、小型の高機動車両「M1161 LTV」「M1165 LSV」を収録しています
●平成28年の熊本地震において災害派遣で出動した航空自衛隊の「CH-47JA」と陸上自衛隊の「UH-1J」の写真を掲載
●後半は、主力戦車「チャレンジャー」の生産工場での写真などを収めています

■チャレンジャー主力戦車 (81ページ)
●イギリス陸軍の主力戦車だった「チーフテン」の後継である「チャレンジャー」戦車の開発と構造を解説します
●開発の項目では、新型戦車計画「MBT80」、「チーフテン」の発展型となるイラン向けの主力戦車「シール」と「チャレンジャー 1」の関係、生産型の「チャレンジャー 1」を解説します
●構造の項目では、上部車体、動力機関、走行装置、砲塔、武装の各項目に分けて詳しく解説
●「訓練戦車」「修理回収車」「マークスマン対空砲塔搭載車」「起倒式ドーザー」などの「チャレンジャー 1」の派生型も紹介します
●1990年の湾岸戦争において「チャレンジャー 1」の戦果やIFORとして東欧に派遣した装備部隊の状況も解説
●「チャレンジャー 1」を輸入したヨルダンにおける仕様変更と運用状況を紹介します

●「チャレンジャー 2」に関しても、開発と生産状況、部隊配備状況を解説します
●構造の項目では、上部車体、動力機関、走行装置、砲塔、武装と各項目に分けて詳しく解説、生産後の改修についても掲載しています
●「操縦訓練戦車」「チャレンジャー 2E」「工兵装甲車両」「架橋戦車」の各派生車両を紹介
●コソボ派遣とイラクの自由作戦での「チャレンジャー 2」の実戦での運用と戦果を状況を解説します

●後半部分は「チャレンジャー 1」の写真集を収録、試作時から部隊配備、そして演習時、湾岸戦争時におけるサウジアラビアへの展開時の姿などを収めています

■マニュアルで見るM36B2駆逐戦車 その1 (20ページ)
●1945年7月刊行の「M36B2駆逐戦車 技術マニュアル TM9-745」から図版掲載ページを抜粋
●今回は、操縦手席周囲の器材配置と各種スイッチを中心に収録しています

■61式戦車写真集 (24ページ)
●1980年代における、第4戦車大隊、第8戦車大隊、第3戦車大隊、第9戦車大隊の「61式戦車」の写真を収録
●第8戦車大隊と第3戦車大隊では、陸幕指名対機甲演習時における「61式戦車」の姿を掲載、演習時として車両表示板や偽装、ヒットインジケーターを付けた状態、そして対抗部隊として、様々な仮想機材を取り付けた「61式戦車」や「M32戦車回収車」の姿なども掲載しています


【 「グランドパワー 2016年7月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真154枚、カラー写真26枚収録
●発行日 : 2015年6月1日
●コード : 4910135010767



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