ガリレオ出版 グランドパワー 2016年5月号 月刊 グランドパワー 264 雑誌

ホーム 書籍 ガリレオ出版 月刊 グランドパワー

グランドパワー 2016年5月号

販売価格

2,465円 2,465円(税込)

購入数 SOLD OUT

「グランドパワー 2016年5月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.264 )」です

(2016年3月26日発売)

●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションのついた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて解説する「月刊 グランドパワー」です

●「グランドパワー 2016年5月号」ではドイツ軍の重戦車「ティーガー 2」を特集、マニュアル写真とイラストを交え「ティーガー2」の構造を中心に解剖します

【 「グランドパワー 2016年5月号」について 】


■特集 : ドイツ重戦車ティーガー 2
●ドイツ軍は、重戦車「ティーガー 1」の開発中、さらに強力な重戦車の開発を開始、「ポルシェ」社では「ティーガー 1」の試作車で採用した「VK45.01(P)」のハイブリッド式の駆動装置を採り入れた「VK45.02(P)」の開発を進めました

●一方、「ポルシェ」社と同様に「ティーガー 1」の試作車を開発していた「ヘンシェル」社では、この「ティーガー 1」の試作車「VK45.01(H)」の開発が一段落した1942年4月に、後継車両の重戦車「VK45.02(H)」の開発をスタートしました

●この重戦車開発は「ポルシェ」社が先行していましたが、「ティーガー 1」採用のテスト時に「ポルシェ」社の試作車「VK45.01(P)」は足周りと駆動装置の脆弱が原因で選考から脱落、同じ駆動装置を使用した「VK45.02(P)」の開発も中止されてしまいます
●ただ、「VK45.02(P)」用の砲塔は「クルップ」社での先行生産が行われており、「ヘンシェル」社の「VK45.02(H)」が「ティーガー 2」として制式採用されてことから、この「VK45.02(P)」用の砲塔が「ポルシェ砲塔」として「ティーガー 2」に搭載され、これが「ティーガー 2」の初期型の姿となっています
●もっとも、この砲塔は、曲面を基調としたことから生産効率が悪く、被弾時にも弱いことが指摘されたことから、後に直線を基調とした「ヘンシェル砲塔」を搭載するようになりました

●この「ティーガー 2」は「ティーガー 1」と違って、独ソ戦の開戦後に開発が始まったことから、「T-34」出現の影響を受けて傾斜装甲を多用、外観は「ティーガー 1」の発展型といった風ではなく、中戦車「パンター」の重戦車版といった姿になっています

●主砲は長砲身の「71口径 88mm戦車砲 KwK43」を装備、砲塔前面の装甲は180mm、傾斜した車体前面の装甲は150mmという、破格な攻撃力と防御力を備えた「ティーガー 2」は「キングタイガー」の名に相応しい、第2次世界大戦最強の重戦車として戦場に君臨したのです

●今月の「グランドパワー 2016年5月号」では、このドイツ軍の重戦車「ティーガー 2」を特集、その開発の経緯と開発状況、そして各部の構造を中心に解説します
●構造では、各部分ごと項目を分けて詳細に解説、マニュアル写真やイラストを交え、分かりやすく、そして細部の構造まで把握することができます
●また、マニュアル写真では、普段目にすることが少ない車体内側の状態や、マニュアル写真に合わせて、現存する「生きた」状態の「ティーガー 2」の車体内部写真も併載しており、「ティーガー 2」の貴重な資料として役立ちます

●敗色濃厚な大戦後期に登場し、戦況の悪化から不本意な戦いを強いられながらも、最強の重戦車として各地において奮戦した重戦車「ティーガー 2」、写真とイラストを交えた詳細な解説により、細部と構造を紐解いた内容となっています

【 「グランドパワー 2016年5月号」の内容目次 】


●中国人民革命軍事博物館の展示車両
●陸自の輸送防護車
●陸自の「60式自走無反動砲 B型」
●ドイツ重戦車「ティーガー 2」
●マニュアルで見る「M24 軽戦車」 その11 最終回
●イタリア軍の弾薬 (7) 最終回
●中国人民革命軍事博物館の車両
●ドイツ 20mm4連装 対空機関砲

【 「グランドパワー 2016年5月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●2016年3月に撮影した、中国北京市の中国人民革命軍事博物館に展示中の軍用車輌、航空機、小型艦艇、ミサイルを収録しています
●中国人民解放軍の装備だけではなく、朝鮮戦争時に捕獲した西側車両の写真も収めています
●後半は、2016年3月に陸上自衛隊広報センターで公開された「輸送防護車」を収録、オリジナルの「ブッシュマスター」から自衛隊仕様とした部分の写真を中心に掲載しています
●カラーページの末項には、1980年代に撮影された「60式自走無反動砲 B型」の写真を掲載

■ドイツ重戦車ティーガー 2 (72ページ)
●「ティーガー 2」の開発過程と車体各部を詳細に解説した、「ティーガー 2」を知るための必読の特集です
●「ポルシェ型」と「ヘンシェル型」の開発過程と構造から解説、各種の性能表等も掲載しています

●車体各部は、以下の項目に区分して解説と写真/イラストを交えて詳細に解説します
 ・ 71口径 88mm戦車砲装備 砲塔
 ・ 車内装備は、エンジン、トランスミッション、トランスミッションオイルクーラー、操行装置、操縦席、ブレーキ、無線手席、冷却装置、バッテリー、自動消化装置、燃料タンク、車体弾薬格納庫、無線機
 ・ 走行装置は、起動輪、覆帯、誘導輪、サスペンション、転輪
 ・ 主砲は、71口径88mm戦車砲 KwK43、主砲防盾、砲架、照準器、砲弾
 ・ 砲塔装甲筐体は、初期型砲塔(ポルシェ型砲塔)、改良型砲塔(ヘンシェル型砲塔)
 ・ 砲塔構造は、砲塔装備品、同軸機銃、装填手用ペリスコープ取り付け部、車長用キューポラ、装填手用乗降ハッチ、近接防御兵器、砲塔旋回リングマウント、砲塔バスケット、砲塔乗員座席、方位角表示計、砲塔旋回駆動装置、主砲用トラベルクランプ、砲塔用トラベルクランプ、砲塔内照明、砲塔内弾薬格納庫

●後半部分は、当時のマニュアルから図面や実車各部の写真を掲載した写真集を収録、クリアーな写真により、車体各部の構造とその整備方法が良く分かります

■マニュアルで見る「M24 軽戦車」 その11 最終回 (4ページ)
●アメリカ陸軍が1951年に製作した軽戦車「M24」のマニュアルの最終回です
●今回は、平床貨車を使った鉄道輸送時に使用する機材と、車両の固定方法などを収録しています

■イタリア軍の弾薬 (7) 最終回 (12ページ)
●1953年に刊行された「ITALLIAN AND FRENCH EXPLOSIVE ORDNANCH」から、第2次世界大戦中のイタリア軍の弾薬図版の部分を収録した最終回です
●今回は、対人と対戦車地雷、地雷の信管、時限発火装置等を収録しています

■中国人民革命軍事博物館の車両 (18ページ)
●巻頭カラーページに引き続きいて中国人民革命軍事博物館の写真を掲載
●退役した中国人民解放軍の各戦車や、西側から捕獲した車両を収録
●終戦により中国軍に引き渡され、国共内戦に使用された「97式中戦車」や、珍しい「95式装甲軌道車」のディテール写真も収めています
●後半は、日中戦争時に導入したイタリア製の軽戦車「CV35」や各種火砲の写真を収録しています

■ドイツ 20mm 4連装対空機関砲 (16ページ)
●「20mm機関砲 FlaK38 4連装型」を解説します
●「20mm対空機関砲」の開発時の軍事情勢や開発の経緯、生産の状況、部隊配備などを解説
●構造では、砲架、架台、照準器、防盾、操作員の配置、牽引トレーラー、弾薬トレーラーの各項目ごとに詳しく解説します
●後半は、「20mm機関砲 FlaK38 4連装型」の戦場写真を収録


【 「グランドパワー 2016年5月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真136枚、カラー写真31枚収録
●発行日 : 2016年5月1日
●コード : 4910135010569



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

この商品のカテゴリー

これまで見た商品