ドラゴン T-34/85 Mod.1944 1/35 39-45 Series 6066 プラモデル

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T-34/85 Mod.1944

販売価格

7,040円 6,336円(税込)

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「T-34/85 Mod.1944 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series  No.6066 )」です


●第2次世界大戦後期におけるソ連軍の中戦車「T-34/85」の「1944年型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●3人用の砲塔の採用と、強力な火力を有する主砲で、戦車としての完成度を一気に引き上げた「T-34/85」の「1944年型」を再現、傾斜装甲を多用し、鶴首状の大型砲塔を装備した、均整の取れたフォルムを再現した内容となっています

●本キットで再現している「T-34/85」は
 ・ 3人用の大型砲塔を装備
 ・ 主砲は「85mm戦車砲 ZiS-53」を搭載
 ・ 砲塔のベンチレーターは砲塔後部に2基並列配置
 ・ 前部フェンダーは角張ったタイプ
 ・ 転輪は全てゴムが付いたタイプ
 ・ 予備燃料タンクは筒型のものを車体側面に3個装着
 ・ 車体後部には発煙装置を装備していない
 という、「T-34/85」の「1944年型」を再現しています

【 「T-34/85」について 】


●ソ連軍は1920年代後半に、クリスティーサスペンションを採用した機動性能の高い軽戦車「BT戦車」を開発、この「BT戦車」は小型の戦車としては強力な火力を持ち、ソ連の国情に沿った軽快な機動性能で高い評価を獲得します

●しかし、「BT戦車」の装甲は小火器射撃に耐えうる程度でしかなく、スペイン内戦などの戦訓から1930年代中頃から「BT戦車」をベースとして防御力を向上した試作戦車を開発、これを発展、拡大した戦車として生まれたのが中戦車「T-34/76」です

●この「T-34/76」は装甲の最大の効果を上げるため、避弾経始に優れた傾斜装甲を採用し、「BT戦車」譲りのクリスティーサスペンションと幅広の履帯、そして当時としては大口径の主砲を装備し、「走」「攻」「守」に優れた戦車でした
●ただし、砲塔は従来のソ連戦車と同じ設計であったため、2名の乗員だけで「車長」「砲手」「装填手」という3名分の行動を行わなければならず、これは「独ソ戦」で大きなハンデとなってしまいます

●「独ソ戦」が開戦すると、ドイツ軍の作戦と戦術によりソ連軍は兵員はもとより多くの戦車を喪失、新鋭戦車であった「T-34/76」も結果的に多くを失いますが、その優れた能力はドイツ軍に衝撃を与えました

●しかし、「T-34/76」は上記のように乗員2人で3人分の行動を行わねばならぬ運用面の不利を抱え、ドイツ戦車より性能で勝りながらも撃破されてしまう車両が続出、ソ連軍では「T-34/76」の改良型の開発を計画していましたが、これは生産現場の混乱を招くという理由から先延ばしされてしまいます
・ 「T-34/76」が能力を発揮できなかった原因は用兵面にもあり、劣悪な視察装置しか装備していないのにもかかわらず、戦闘中にハッチを開けることを禁じていたため、充分な視界を確保することができぬまま撃破されています

●1943年に入ると、ソ連軍にとって戦況は安定し、これにより「T-34/76」の改良型の開発が始まり、まずは3人用の大型砲塔を装備した「T-43」が登場します
●しかし、この「T-43」が登場した頃にはドイツ戦車も性能を向上させていたので、「T-34/76」の優位は既になくなっており、「T-43」を参考として強力な「85mm砲」を搭載して誕生したのが「T-34/85」です
 ・ 「T-34/85」は3人用の砲塔を採用、従来の「T-34/76」よりも素早い対応が可能となり、カタログスペック以上にその戦闘能力が向上しています
 ・ この「T-34/85」は生産時期による仕様変更から、「85mm戦車砲 D-5T」を装備して防盾に円形のリング状のパターンが突き出した「1943年型」、「85mm戦車砲 ZiS-53」を搭載して防盾がスッキリとした形状となる「1944年型」、砲塔上部にベンチレーターを前後に配置した「1945年型」の3つのタイプに区分されています

●この「T-34/85」は、1944年以降のソ連軍の主力戦車として活躍、戦車部隊の中軸車両としてその後のソ連軍の攻勢において重要な役割を果たしています
●大戦終了後も「T-34/85」は継続して運用が行われ、特に旧東側諸国やソ連の友好国でも長らく使用され、一部の国では2015年の時点でもこの「T-34/85」の運用が続いているのです


【 「T-34/85 Mod.1944」のキット内容について 】


●このソ連軍の中戦車「T-34/85」の「1944年型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ドラゴン社の高いディテール表現力とリサーチ力を投入して「T-34/85 1944年型」を再現、「T-34/85」の細部を再現しながらも、同社特有の細分化したフォーマットのパーツ構成ではなく、モールド表現を中心としてパーツ数を抑え、組みやすさに配慮した内容となっています


●「T-34/85 1944年型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています

【 砲 塔 】
●「T34/85」独特の砲塔形状を再現、砲塔表面部分には鋳造肌を繊細なタッチで再現しています

●「85mm戦車砲 ZiS-S-53」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口はスライド金型を使用して開口しています
 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「防盾(砲身)」は、完成後も上下に可動させることができます

●砲塔は上下に分割したパーツで構成、砲塔前面の溶接パネル部は別パーツ化しています
 ・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 「ペリスコープ」はガード部と蓋の部分との2パーツで再現しています
 ・ 「吊り下げフック」「ピストルポート」「視察口」「後部フック」「手摺り」は別パーツ化
 ・ 「ベンチレーター」は一体成型のパーツで再現

●「車長キューポラ」は上下に分割したパーツで再現
 ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 側面の「視察口」は別パーツ化して再現
 ・ 上部の「ペリスコープ」はガード部と蓋の部分との2パーツで構成

【 車体上部 】
●傾斜面で構成された「T-34/85」の車体上部形状を再現、溶接跡や車体上のフック、フェンダーの細かなディテールなどをモールドで再現しています

●車体上部は、フェンダーも含めた一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツ化しています
 ・ 後部の「エンジングリル部」と、側面の「吸気グリル部」は個別にパーツ化
 ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ エンジンデッキ上部の「点検ハッチ」と、後部パネルの「点検ハッチ」は別パーツとなっています
 ・ 「前方機銃」は、機銃本体、防盾、機銃マウントの3パーツで構成
 ・ 「排気管」は左右に分割したパーツで再現
 ・ 「前照灯」は前後の2パーツで再現、ライトコードもパーツ化して再現しています
 ・ 「予備燃料タンク」は4パーツで構成、取り付け基部は別パーツ化して再現しています

【 車体下部 】
●車体下部は、前面及び後部パネルを除きバスタブ状に一体成型となったパーツで再現
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化して再現しています
 ・ 「クリスティーサスペンション」の「コイルスプリング部」は別パーツとなっており、車体下部パーツの側面裏側に接着します
 ・ 「転輪」「起動輪」「誘導輪」は前後に分割されたパーツ構成で、「ハブキャップ」は別パーツで再現しています

【 履 帯 】
●履帯は、表面部にワッフル状のパターンが刻まれた50cm幅の「T34」用の「M42型」履帯を再現しています
 ・履帯は、1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています
 ・ 1枚ずつにカットしたマジックトラックではなく、ランナーに成型したパーツです
 ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「T34用履帯 M42型 (可動式)」がこれに対応しています


【 「T-34/85 Mod.1944」の塗装とマーキング 】
●「T-34/85 Mod.1944」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 所属不明 (ミンスク / 1944年1月)

●説明書の塗装例に基づく、スローガンなどを再現したデカールが付属しています


【 「T-34/85 Mod.1944」のパッケージ内容 】


 ・ T-34/85 中戦車 (1944年型) ×1
 ・ 紐 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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