ピットロード 日本海軍 給糧艦 伊良湖 就役時 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W178 プラモデル

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日本海軍 給糧艦 伊良湖 就役時

販売価格

3,960円 3,564円(税込)

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「日本海軍 給糧艦 伊良湖 就役時 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W178 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の給糧艦「伊良湖」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●日本海軍の2隻目の給糧艦として太平洋戦争開戦直前に竣工した給糧艦「伊良湖」を再現、商船を設計ベースに据え、前後にマストと高角砲を配置した、軍艦らしからぬシルエットを再現した内容となっています

【 「日本海軍 給糧艦 伊良湖 就役時」のキット内容について 】


●日本海軍の給糧艦「伊良湖」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ピットロード社が長年培ってきた艦船モデル技術を投入して給糧艦「伊良湖」を再現、同社らしいメリハリのあるシャープな彫刻と造形により、「伊良湖」独特のシルエットとディテールを再現した内容となっています

●給糧艦「伊良湖」は1944年に対空兵装を増強しており、本キットでは対空兵装の増強が行われていない「竣工時」の姿を再現しています

●艦体喫水線以下も再現したフルハルモデルと、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルとを選択することができます


●「伊良湖」は、「船体」「上甲板」「シェルター甲板」「艦橋などの上部構造物」「高角砲などの艤装類」のをそれぞれブロック化して分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、シェルター甲板と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体部は、喫水線のラインで上下に分割しています
 ・ 船体上部は左右に分割したパーツで再現、シェルター甲板の支柱部分を一体化して再現しています
 ・ 船体上部の底部はフラットな形状となっており、船底パーツの取り付けの有無で、フルハルモデルと洋上モデルとを選択して作製します
 ・ 船体には、「舷窓」「ホースパイプ」「塵捨て管」などのディテールをモールドで再現、鋼板の継ぎ目を凹ラインのモールドで再現しています
 ・ フルハルモデル用の「ビルジキール」、「スクリュー」(×2)、「舵」(×1)などを別パーツ化して再現しています 

●上甲板部は、船首楼甲板と上甲板の2パーツで構成
 ・ 甲板には「木甲板表現」のほか、「船倉ハッチ」「上部構造物の一部」「ボラード」「ボート架台」「ウインチ」「リール」などのディテールをメリハリある凹凸のモールドで再現しています

●シェルター甲板は2層のパーツで再現
 ・ 甲板表面には「木甲板表現」の他、「ボート架台」「船倉ハッチ」「機銃ブルワーク」などのディテールを繊細な凹凸あるモールドで再現しています

給糧艦「伊良湖」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は2層のパーツで構成、艦橋前面はシェルターデッキ前面パネルに一体成型化して再現しています
 ・ 「艦橋窓枠」は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し、立体感を演出しています
 ・ 艦橋下部の「扉」「窓」などを繊細なモールドで再現しています
 ・ 艦橋に装備する、「測距儀」(×1)、「探照灯」(×1)などを別パーツ化して再現

●煙突
 ・ 煙突は左右に分割したパーツで構成、煙突トップは別パーツ化して再現しています

●メインマスト
 ・ メインマストは前後に分割したパーツで再現、フラットは別パーツ化して再現しています

●前後マスト
 ・ 前後のマストは、上下に分割したパーツで再現しています

●クレーン
 ・ クレーンは、左右に分割した基部とアームとで構成
 ・ 基部はトラス状の形状をモールドで再現しています

●高角砲 「12cm連装高角砲」 ×2
 ・ 高角砲は、連装状に一体成型となった砲身とシールドの2パーツで構成
 ・ 高角砲の「ブルワーク」は別パーツ化して再現しています

●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×2
 ・ 機銃は、銃身と銃架の2パーツで再現

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 9m内火艇 ×1
 ・ 12m糧食配給艇 ×3
 ・ 6m真水配給艇 ×1
 ・ 7m内火艇 ×1
 ・ 9mカッター ×3
 ・ 8m通船 ×2
 ・ 6m通船 ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 錨
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 通気筒
 ・ 方位測定器
 などを個別に別パーツ化して再現しています

●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています


●艦尾旗竿に掲げられる軍艦旗、艦首旗竿に掲げられる日章旗、艦名表示を再現したデカールが付属しています


●給糧艦「伊良湖」の完成時のサイズ
 ・ 全長 : 217mm


【 「日本海軍 給糧艦 伊良湖 就役時」のパッケージ内容 】


 ・ 給糧艦 伊良湖 (就役時) ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 完全新金型


【 「給糧艦 伊良湖」について 】


●日本海軍は、第1次世界大戦後にその活動域を太平洋に定め、大規模な増艦計画「88艦隊」を推し進めます
●この「88艦隊」構想は当時の日本の国力を無視したものでしたが、その後の「ワシントン軍縮会議」により主力艦の建造は中止になるも、補助艦艇は計画のまま建造が進められ、日本海軍初の給糧艦「間宮」が1924年に竣工しました

●給糧艦とは、動く食料製造工場とも言うべき艦で、「間宮」では18000人が3週間生活できるだけの食料を積載できる他に、食肉加工やアイスクリームを製造する機能を持っていました
●また「間宮」が製造する「羊羹」は日本海軍将兵からの人気が高く、長期間外洋で行動を行う艦船の乗組員にとって特別な存在となりました

●その後、日本海軍の規模が徐々に拡大するようになると艦隊に随伴できる給糧艦が「間宮」1隻では不足気味であり、さらに日米開戦が現実味を帯びてくると、広大な太平洋の活動を支えるための給糧艦が「間宮」一隻では足りないことは明らかでした

●そこで、日本海軍は1938年に新たな給糧艦の建造を決定、「間宮」よりも一回り小振な給糧艦「伊良湖」の建造を開始します

●「伊良湖」は、肉や野菜専用の冷蔵庫、貯糧庫、味噌庫、冷凍庫に製氷設備を有するだけでなく、艦内には「最中」「羊羹」などの菓子・甘味に加え、「ラムネ」や「アイスクリーム」「豆腐」「コンニャク」を製造可能な設備を備えていました
●さらに、洗濯、アイロン室も備えており、艦隊の生活を支えるための機能も併せ持っていました

●「伊良湖」は当初はディーゼルエンジンを搭載する予定でしたが、将来の重油不足を見越して石炭を使用するボイラー方式へと変更、このため煙突が高くなっているのが特徴です

●「伊良湖」は1941年12月に竣工、以後、給糧艦としての能力から「間宮」と同様に将兵から絶大な人気を獲得、将兵の士気の維持に大きく貢献することになります

●1942年1月、「伊良湖」は南方へと進出し、食料の補給任務に従事、特に日米の戦いの焦点がソロモン海域へと移った後は、南方の拠点トラック島と内地とを往復を繰り返します

●戦争中期以降、アメリカ潜水艦が跳梁する中でも「伊良湖」の食料輸送任務は続きましたが、1944年1月、トラック島沖においてアメリカ潜水艦の攻撃によって魚雷を被雷、僚艦の救援により沈没は免れることができました

●1944年8月、内地において修理を完了した「伊良湖」はフィリピン方面へ出港し、マニラに到着しました
●1944年9月、「伊良湖」はマニラにおいて空襲を受けて損傷、西方のコロン湾に退避します
●しかし、コロン湾に退避した「伊良湖」は再びアメリカ軍の艦載機による空襲を受けて大破、着底してしまいます
●その後、「伊良湖」は放棄となり、その生涯を閉じたのでした



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