ピットロード 日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付) 1/700 スカイウェーブ W シリーズ SPW038 プラモデル

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日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付)

販売価格

4,950円 4,455円(税込)

購入数 SOLD OUT

「日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付) (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.SPW038 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の重雷装艦「北上」の雷装を「零式5連装魚雷発射管」へと変更した「架空艦」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●日本海軍での最も特異な艦の一つである重雷装艦「北上」を再現、左右に「零式5連装魚雷発射管」をそれぞれ5基、合計で50射線という強大な打撃力装備した架空の姿を再現できる内容となっています

●「艦これ」で代表されるように、艦船(艦娘)に装備する兵装を独自に強化してより強力な攻撃力を持たせ成長させることはゲームを進める上で必須でもありますし、なによりも兵装の強化(成長)は楽しいものです

●「史実に基づいてこそミリタリーモデルの意味がある」「この船にはこの装備は搭載できないだろう」といったご意見があるだろうことは充分理解した上で、これらの枠組みを取り払い、「ifの世界」をプラモデルへ反映することをもっと楽しんで頂けるよう、ピットロードからひとつの案を呈示したキットとなっています

日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付)の商品画像

【 「日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付)」のキット内容について 】


●日本海軍の重雷装艦「北上」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●「零式5連装魚雷発射管」は、日本海軍艦艇に搭載された魚雷発射管のうちでも最も多い5射線の発射管を備えていましたが、駆逐艦「島風」にのみにしか搭載されませんでした

●1941年、重雷装艦へと改装された「北上」に、もしこの「零式5連装魚雷発射管」が搭載されていたら?という「ifの世界」を楽しむことができるキットです

●「北上」の船体に「零式5連装魚雷発射管」を左右に5基、合計で10基装備し、片舷で25射線という強烈な雷撃を可能にした「超」重雷装艦「北上」の勇猛な姿を楽しんで下さい

●ピットロード社製「日本海軍 重雷装艦 北上」と「新WW2 日本海軍艦船装備セット (9)」とをワンパッケージにした内容です
 ・ 「日本海軍 重雷装艦 北上」の魚雷発射管はそのまま残っていますので、通常の重雷装艦「北上」として製作することも可能です

●艦体喫水線までの部分を再現した洋上モデルです


●「北上」は「船体」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体は、喫水線のラインで上下に分割したパーツ構成となっています
 ・ 船体部には、魚雷発射管の張り出し部を一体成型化、細部では舷側の「舷窓」「ホースパイプ」「ボートダビッド基部」などをモールドで再現しています
 ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな「船底パーツ」が付属しています

●上甲板は、鎖錨甲板と、船体パーツと一体成型化した上甲板とで構成
 ・ 甲板上には、リノリウム押さえ、滑り止め、主砲及び魚雷発射管の基部などの基本構造の他、ボラード、ボート架台、魚雷運搬軌条などの細かなディテールをモールドで再現しています
 ・ 甲板部には上部構造物の下部を一体成型化しています


「北上」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋は上下に分割したブロックで構成、上部は3層、下部は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ トップの「6m測距儀」は別パーツ化
 ・ 「艦橋窓枠」は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています
 ・ 艦橋下部の「窓」などのディテールは繊細な凹凸をつけたモールドで再現
 ・ 艦橋に装備する、「40cm探照灯」(×2)、「測距儀」(×2)を別パーツ化して再現

●メインマスト
 ・ メインマストは三脚檣型、トップは単檣型です
 ・ メインマスト下部は前後に分割したパーツで再現、トップは一体成型のパーツで再現しています
 ・ 中央部に装備する艦橋は6層で構成
 ・ 各「艦橋窓枠」は、窓の部分を一段凹んだ状態で再現し立体感を演出しています

●煙突
 ・ 煙突の本体部分は左右に分割したパーツで再現、トップは別パーツとなっています

●中央構造物
 ・ 艦橋後部の中央構造物は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 側面の「窓」「扉」などのディテールは繊細な凹凸をつけたモールドで再現
 ・ 上部の「パラベーン」はモールドにて再現

●後檣
 ・ 後檣は単檣となっており、下部、クロスツリー、トップの3パーツで構成
 ・ マストに装備する、「90cm探照灯」(×2)を別パーツ化しています

●上部構造物
 ・ 甲板上に存在する各上部構造物は下部を甲板部に一体成型化しており、天板部分は別パーツ化しています
 ・ 「機銃座は」ブルワークも含めて一体成型のパーツで再現しています

●後部構造物
 ・ 後部構造物及びボート搭載甲板は、中央部分を1パーツで再現、側面部を別パーツ化しています

●主砲 「50口径 3年式 14cm単装砲」×4
 ・ 主砲は砲身部とシールド部の2パーツで構成
 ・ 砲身基部には防水布をモールドで再現しています

日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付)の商品画像

●魚雷発射管 「零式5連装魚雷発射管」 ×10 (「新WW2 日本海軍艦船装備セット (9)」)
 ・ 魚雷発射管は、5連装状に一体成型となった発射管と、シールド部との2パーツで構成
 ・ 魚雷本体は別パーツ化して再現、5連状に1パーツで再現しています
 ・ シールド部にはスライド金型を使用して「フレーム」「窓」「通風孔」「手摺り兼足掛け」などのディテールを細かく再現しています

●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×2
 ・ 機銃は銃身部と銃架の2パーツで構成

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 9m内火艇 ×2
 ・ 9mカッター ×3

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨
 ・ 各種ダビッド
 ・ 菊花紋章
 ・ 方位測定器
 などをセットしています


●艦名表示、艦首旗竿の日章旗、艦尾旗竿の軍艦旗を再現したデカールが付属しています


【 「日本海軍 超重雷装艦 北上 五連装魚雷発射管仕様 (零式五連装魚雷発射管10基付)」のパッケージ内容 】


 ・ 重雷装艦 北上 ×1
 ・ 「新WW2 日本海軍艦船装備セット (9)」 ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●スポット生産品


【 「重雷装艦」について 】


●日本海軍の中では、華々しい砲撃戦による艦隊決戦という強い思想がありましたが、一方で砲撃において敵艦に深刻なダメージを与えることは可能ながら、沈めることは難しいという見識を持っていました

●日露戦争では、喫水線以下の船体に被害を与える魚雷、機雷が威力を発揮、日本海海戦においても昼間の砲撃戦で撃ち漏らした艦を、夜間戦において駆逐艦、水雷艇が魚雷で止めを刺しており、魚雷戦を研究、実行する水雷科は日本海軍の兵科の中で確固たる地位を占めていました

●ワシントン及びロンドン軍縮会議により主力艦、補助艦艇の保有が制限されるようになり、アメリカ、イギリスと比べて劣勢となった日本海軍は更に魚雷戦を重視するようになります

●1935年に日本海軍は新型兵器となる「酸素魚雷」を開発、これは従来の電気式魚雷よりも航跡が分かり難く、その最大射程も3倍となり、更に魚雷本体の直径も従来の53cmから61cmへと拡大され、性能と威力の大幅な向上となりました

●この「酸素魚雷」の登場により、日本海軍は魚雷戦の戦術を変更、従来の接近戦による雷撃を重視しながらも、遠距離からの雷撃により一定のダメージを与えることにより、その後の砲雷撃戦を有利に行うという作戦が考え出されます

●一方、日本海軍の軽巡洋艦は1910年代~1920年代に建造された5500tクラスの艦がその殆どを占めていましたが、1930年代後半になると旧式化が目立ち、諸外国の軽巡洋艦と比べて兵装の面でも劣ってしまう内容となっていました

●そこで、この5500tクラスの軽巡洋艦のうち「大井」「北上」の2隻をベースに、魚雷発射管を多く装備した「重雷装艦」への改造が計画され、1940年11月から工事が行われました
●この改造は、艦橋から後部の主砲、及び航空兵装を撤去、船体中央部両舷に並列して魚雷発射管を装備、そのままでは船体に収まらないので、魚雷発射管を設置した部分の甲板には張り出しが設けられています
●搭載する魚雷発射管は片側4連装5基、両舷合わせて40本という強力なものとなり、遠距離からの魚雷の飽和攻撃により敵艦隊を叩くことを意図していました

●1941年11月、「大井」「北上」は改装工事を完了、両艦は「第1艦隊 第9戦隊」として連合艦隊に編入されます

●ところが、重雷装艦がその威力を発揮すると考えられた昼間での艦隊決戦は起こらず、昼間は航空戦が主体となってしまいます
●雷撃戦が行われたソロモン海での夜間戦闘では、その主力は駆逐艦、巡洋艦であり、用兵が異なり防御力が乏しい重雷装艦の登場機会はありませんでした

●この後、重雷装艦「大井」「北上」の2隻は、その真価を発揮することなく、輸送任務に従事することとなります

【 「重雷装艦 北上」について 】


●軽巡洋艦「北上」は、5500tクラスの軽巡洋艦「球磨型」の3番艦として1921年に竣工しました

●前述のごとく1941年に重雷装艦に改造されますが、その雷撃能力を発揮する機会は訪れず、ガダルカナル戦が開始されると同海域へと移動、各種輸送任務に従事します

●重雷装艦「北上」はその魚雷発射管を積む関係で船体部分を拡張しており、皮肉なことにその拡張部分が輸送任務に適し、大量の物資、兵員を載せることができました
●そのため、前線では重宝されて各地を転戦、高速輸送艦として活躍し、1943年には高速輸送艦として改造が行われ、中央部の第5、第6、第7、第8魚雷発射管を残して他の発射管は撤去されました

●1944年8月、「北上」は「人間魚雷 回天」を搭載する艦として改造に着手、1945年1月に完成します
●この改造では、搭載していた主砲、魚雷発射管は全て撤去、連装式の高角砲を3基搭載、各所に機銃を増設しました
●艦尾形状はスロープ状へと変更、船体に平行する形で2本の軌条が設置され、「回天」を8隻積むことができました

●改造工事完了後、「北上」は本土決戦のために編成された水上挺進部隊へと編入、ただし同部隊は出撃する機会のないまま終戦を迎えており、同艦は5500tクラスの軽巡洋艦として唯一の残存艦となります
●戦後は、復員のための工作船として任務に従事、1946年10月に解体工事が始まり、その複雑な艦歴を終えています



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