エアフィックス ベッドフォード MWD 軽トラック 1/48 ミリタリー A03313 プラモデル

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ベッドフォード MWD 軽トラック

販売価格

2,090円 1,881円(税込)

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「ベッドフォード MWD 軽トラック (プラモデル) (エアフィックス 1/48 ミリタリー  No.A03313 )」です


●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の3/4tクラスとなる小型トラック「ベッドフォード MWD」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●汎用トラックとして最前線をはじめ、イギリス本国や後方地域を含めてあらゆる場所で運用が行われた「ベッドフォード MWD」を再現、イギリス風の無骨ながら何処か愛くるしい独特のスタイルを再現した内容となっています

●「ベッドフォード MWD」の
 ・ 初期生産型 (キャビンのフロントウィンドがなく、側面部分がキャンバス張り)
 ・ 後期生産型 (キャビンにフロントウィンドと側面ドアを装備)
 とを選択して作製することができます

【 「ベッドフォード MWD」について 】


●ソフトスキン車両の開発と生産については、アメリカでは絶大な工業力を背景に1クラスにつき1種類の車両に絞って開発し、膨大な台数を生産する効率的なシステムを採りましたが、イギリスでは様々なメーカーが存在することからそのような方針を採ることはできませんでした

●イギリス軍では、軍用トラックをクラスに分けてそれぞれの仕様をある程度規格化、それに従い各メーカーがそれぞれ車両を開発、生産するというシステムをとっていました

●イギリス軍が小型車両の1つのクラスとして規格化したのが「15cwt」で、これは最大積載量約756kgという3/4tクラスの車両でした

●この「15cwt」の規格に基き「ベッドフォード」社が開発したのが「ベッドフォード MW」です

●この「ベッドフォード MW」は、72馬力、3.5リッターのエンジンを搭載した後輪駆動の小型トラックで、1939年から1945年にかけて約66,000台を生産、使い勝手の良い大きさのためあらゆる用途で運用されています

●また、「ベッドフォード MW」は6種類のボディが存在しており、通常のカーゴタイプは「ベッドフォード MWD」、火砲牽引車は「ベッドフォード MWG」、無線トラックは「ベッドフォード MWR」、2ポンド砲用の牽引車は「ベッドフォード MWT」、水タンク車は「ベッドフォード MWC」、密閉型のバンタイプは「ベッドフォード MWV」という名称を与えられていました

●「ベッドフォード MWD」は、基本形「ベッドフォード MW」の車体後方に荷台を設けたカーゴタイプで、初期生産型ではフロントウィンドと側面のドアがなく、前方には小型のシールドを付けた状態でしたが、後期生産型ではフロントウィンドと側面のドアを装備し、トラックらしい外観となりました

●広い汎用性を持った「ベッドフォード MWD」は1950年代まで運用が続き、第2次世界大戦時にはイギリス軍将兵の足となって活躍、イギリス軍の機械化を支える一車両となったのでした

ベッドフォード MWD 軽トラックの商品画像

【 「ベッドフォード MWD 軽トラック」のキット内容について 】


●このイギリス軍の小型トラック「ベッドフォード MWD」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●エアフィックス社の1/48シリーズのフォーマットにのっとり「ベッドフォード MWD」を再現、同社のキットらしいスケールに沿って一体成型を多用しながらも、メリハリのあるモールドとポイントを押さえた造形、そして模型としての演出を考慮した、模型メーカーの老舗らしい「ミニチュア」としての楽しさが詰まった内容となっています

●1/48スケールのイギリス軍のソフトスキン車両は希少な存在ですので、タミヤの1/48MMシリーズのイギリス軍アイテムなどと一緒に並べたり、ジオラマ展開したり、と様々な楽しみ方ができることでしょう

●「ベッドフォード MWD」は、キャビンのフロントウィンドがなく、側面部分がキャンバス張りとなる「初期生産型」と、キャビンにフロントウィンドと側面ドアが付いた「後期生産型」とを選択して作製することができます

●「初期生産型」は
 ・ キャビンがオープンとなった状態
 ・ キャビンにキャンバストップが付いた状態
 ・ キャビンにキャンバストップが付き、荷台に幌を張った状態
 の3種の中から1種を選択して作製することができます


●「ベッドフォード MWD」は、「キャビン」「荷台」「シャーシ」の3ブロックで構成しています

【 キャビン 】
●「前照灯」を埋め込み式とした「ベッドフォード MWD」のキャビン形状を再現、フロントグリル、側面の通気グリルなどをエッジの立った繊細なモールドで再現しています
 ・ キャビンは、フロントウィンドがなく、側面がキャンバス張りとなる「初期生産型」と、フロントウィンドと側面ドアが付いた「後期生産型」とを選択することができます
 ・ 「初期生産型」と「後期生産型」とで異なる、ボンネット側面の通気グリルの形状が違いを2種のパーツセットして再現しています

●キャビンは、シャーシ上に各パネルを貼り合わせて作製します
 ・ ボンネット上部は、閉じた状態のパーツと、中央部から片側を開いた状態のパーツとをセット、選択して使用します
 ・ 「前照灯」は、前面パネルに埋め込み部分を丸状にモールドしており、ガラス部を再現したクリアパネルを取り付けることで、前照灯を再現します
 ・ 「車幅灯」「サイドミラー」などを別パーツ化して再現

●「初期生産型」について
 ・ 初期生産型が装着するシールドは、クリアパーツで再現、立てた状態と倒した状態とを選択できます
 ・ 側面の「キャンバス」は、閉じた状態と畳んだ状態の2種をセット、選択して取り付けます
 ・ 上部の「キャンバストップ」は一体成型のパーツで再現、装着の有無を選択することができます

●「後期生産型」について
 ・ 後期生産型が装着するフロントウィンドは、枠の部分を成型色パーツ、ウィンド本体をクリアパーツで再現しています
 ・ 「ワイパー」はクリアパーツ上にモールドして再現
 ・ 「側面ウィンド」はクリアパーツで再現、枠はモールドで再現しています
 ・ 「側面ドア」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます

●キャビン内部を再現しています
 ・ キャビン内部は、フロアパネル上に各パーツを取り付けて作製します
 ・ 「メーターパネル」及び「ダッシュボード」部は立体的な造形となっており、メーター類は付属のデカールで再現しています
 ・ 3つのペダルは一体成型のパーツで再現
 ・ 各レバーは基部の部分を含めた状態で別パーツ化しています
 ・ 「座席」「ハンドル」などを別パーツ化して再現

【 荷 台 】
●「ベッドフォード MWD」の木製荷台構造を再現、木パネル表現、パネルを固定する金属プレートとリベット、幌を固定するロープなどをエッジの立ったモールドで再現しています

●荷台は幌を張った状態と幌を付けていない状態とを選択することができ、それぞれ専用のパーツをセットしています
 ・ 荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します
 ・ 「後部パネル」は、上げた状態と下ろした状態とを選択することができます
 ・ 幌を張った状態のパーツは、荷台側面と幌の側面部とを一体化して再現、幌を張るロープはモールドで再現しています
 ・ 幌の後部は、下ろした状態のパーツと、上部に巻き上げた状態のパーツの2種をセット、選択して使用します

【 シャーシ 】
●後輪駆動となる「ベッドフォード MWD」のシャーシ構造を再現、一体成型を多用することでパーツ数を抑えています

●シャーシのメインフレームは、一体成型のパーツで再現
 ・ メインフレームにはフロントフェンダーを一体成型化しています
 ・ リーフ式サスペンションは一体成型のパーツで再現
 ・ 後部のデファレンシャル2パーツ、前部のステアリングケージは1パーツで再現
 ・ ステアリングは任意の位置に固定することができます
 ・ エンジン部も再現、4パーツで構成しています

●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割しています
 ・ ゴムの部分はプラスチック製のパーツで再現、自重変形を再現しています


【 「ベッドフォード MWD」の塗装とマーキング 】
●「ベッドフォード MWD」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ イギリス陸軍 所属車両 (前期生産型 / 1940年)
 ・ イギリス空軍 所属車両 (後期生産型 / 1943年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、重量表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ベッドフォード MWD 軽トラック」のパッケージ内容 】


 ・ ベッドフォード MWD (前期生産型と後期生産型とを選択可能) ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2015年 完全新金型


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【 「ベッドフォード MWD 軽トラック」のワンポイント 】


●上記の「ミニチュアとしての楽しさ」という定義は何?という疑問を抱くと思いますので、ここに簡単に説明します

●「エアフィックス」社は、模型メーカーとしてタミヤ以上に先駆者であり、模型という文化の先進国イギリスを代表するメーカーです
●特に、「エアフィックス」社ではAFVモデルでは1/76スケールのようなミニスケールキットを重視しており、数々の名キットを世に送り出してきました
●ミニスケールのキットに大事なことは、「実車の図面通りに縮小しない」ことで、3DスキャンやCAD全盛の時代に、実寸縮尺をそのまま適用しないことに疑問を抱かれるかもしれません
●「スケールは絶対ではないのか」と思われるのは当然なのですが、例えばミニスケールキットで荷台の木目や木パネル表現をそのままスケールダウンして再現してしまうと、とても繊細(微細)過ぎて味気のないものとなってしまいます

●このキットは1/48スケールで再現されていますので、1/76スケールの方法論とは異なるアプローチになっているのでしょうが、それでも荷台部分の木パネル、それを固定するリベット、縮尺してしまうとあまりに細すぎて無視されてしまうような幌を張るロープ、そしてそのロープに従って波打つ幌、自重変形しているタイヤなど、パーツを眺めるだけで製作意欲をかきたてるものがあります
●パーツのひとつひとつを拡大した写真で見るとオーバーな表現のように感じてしまいますが、実際、手にとって裸眼で見るととても小気味良く感じます
●1/35スケールの超絶キットで見られる「このディテールは凄い」といった感覚とは異なる、「作って楽しい」とか「見ているだけでワクワクする」という模型のありかたの一つをエアフィックスは実践している、と感じることのできるキットです



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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