ガリレオ出版 グランドパワー 2015年11月号 月刊 グランドパワー 258 雑誌

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グランドパワー 2015年11月号

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「グランドパワー 2015年11月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.258 )」です

 (2015年9月26日発売)

●第1次世界大戦から現代に至るまでの戦闘車両をピックアップして、キャプションのついた写真や線図イラストとともに深く掘り下げて解説する「月刊 グランドパワー」です

●「グランドパワー 2015年11月号」では、ドイツ軍の突撃戦車「ブルムベア」を特集、大口径の歩兵砲と分厚い装甲という組み合わせの車両がどのように生まれ、そしてどんな戦いを展開したのかを紐解きます

【 「グランドパワー 2015年11月号」について 】


■特集:突撃戦車 ブルムベア
●第2次世界大戦開戦時、ドイツ軍は歩兵部隊直協用の火砲として歩兵砲「150mm重歩兵砲 sIG33」を装備、この砲は最大射程が4.7kmしかなく短射程の火砲でしたが、38kgもの炸薬の破壊力で敵陣地制圧に絶大な威力を示しました

●「150mm重歩兵砲 sIG33」は用兵側から高い評価を受けましたが、短い射程のため最前線に展開する必要があり、榴弾砲に先んじて早々に自走砲化が進められます

●この「sIG33」を搭載した自走砲として登場したのが「1号自走重歩兵砲」と「2号自走重歩兵砲」で、大火力の自走砲として各戦線で活躍、これは重自走歩兵砲「グリレ」シリーズへと受け継がれて行きます

●しかしながら、オープントップ式で装甲の薄い「1号自走重歩兵砲」と「2号自走重歩兵砲」は、市街戦などの近接戦闘では損害が絶えなかったため、「3号突撃砲」をベースとして密閉型の戦闘室を持つ「3号突撃歩兵砲」を開発、大口径の主砲と分厚い装甲を持つ戦闘車両の有効性を立証しました
●もっとも、この「3号突撃歩兵砲」はあくまでも急造として作られた車両だったために、戦闘車両としての完成度は高いものではなく、少数生産に止まり、大口径の重砲を備えた車両開発は従前から計画されていた本格的な突撃戦車「ブルムベア」へと移ります

●突撃戦車「ブルムベア」では、「3号突撃歩兵砲」などの戦訓を採り入れ、最大装甲100mm厚という充分な防御力を持ち、大口径の砲弾を取り扱うスペースと砲弾類などの収納場所を確保するため大きな戦闘室を設けていました

●突撃戦車「ブルムベア」は、クルスク戦を初陣として持ち前の火力と防御力で活躍、本来は市街戦への投入を前提としていた車両でしたが、野戦においても強力な火力支援能力を示し、特に敵陣地の制圧に絶大な効果を発揮しています

●今月の「グランドパワー 2015年11月号」ではこの突撃戦車「ブルムベア」を特集、「1号自走重歩兵砲」からの開発の経緯から、構造、細部の仕様の変更などを詳しく解説します

●また、突撃戦車「ブルムベア」は、有名な車両の割りには戦歴の詳細が良く分からなかった車両でもあり、特集では「ブルムベア」を装備した各部隊ごと、最新の資料に基づいて戦歴を紹介、各戦線に投入された「ブルムベア」の姿を浮き彫りにします

●強力な戦闘車両として登場しながらも、クルスク戦以降の戦いに身を投じたために苦戦を強いられた突撃戦車「ブルムベア」、兵力に勝る連合軍を迎え撃った、その真実の姿を追った内容となっています


【 「グランドパワー 2015年11月号」の内容目次 】


●平成27年度富士火力総合火力演習
●突撃戦車 ブルムベア
●マニュアルで見るM24軽戦車 その7
●第2次大戦イタリア軍の弾薬 (6)
●ソ連軍軽戦車の系譜 (13) 水陸両用戦車 その8

【 「グランドパワー 2015年11月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ (16ページ)
●2015年8月に行われた「平成27年度富士総合火力演習」の様子を巻頭カラーページ全体に収録
●富士学校を中心とした、「74式戦車」「90式戦車」「10式戦車」や「99式155mm自走榴弾砲」の射撃シーンや、「96式多目的誘導弾システム」「中距離多目的誘導弾」「01式軽対戦車誘導弾」の発射場面などを多数掲載
●「12式地対艦誘導弾」やヘリコプター等の各種装備、そして夜間演習の場面も収録しています

■突撃戦車 ブルムベア (58ページ)
●「ブルムベア」に至るまでの道程として、「1号戦車B型」の車体に「150mm重歩兵砲 sIG33」を搭載した「1号自走重歩兵砲」、「2号戦車」をベースとした「2号重歩兵砲」、「3号突撃砲」の車台に「150mm重歩兵砲 sIG33」を搭載した「3号突撃歩兵砲」を解説します

●「ブルムベア」は、第1次生産車「初期型」、第2次生産車「中期型」、第3次生産車「後期型」に区分し、イラストを交えて「車体」「走行装置」「戦闘室」「武装」を解説
●「ブルムベア」用の支援車両となる「4号弾薬運搬車」も紹介します

●「ブルムベア」を装備した「第216突撃戦車大隊」「第217突撃戦車大隊」「第218突撃戦車突撃中隊/大隊」「第219突撃戦車大隊」の配備状況と主要な戦闘状況を収録しています

●後半は「ブルムベア」の写真集を収録「クルスク戦」「アンツィオ戦」「イタリア戦」「ワルシャワ戦」「アルデンヌ戦」などにおける戦場写真をはじめ、工場における生産シーンも掲載しています
●生産工場における記録用のクリアーな写真も掲載、独特の荒いツィンメリットコーティングのパターンも良く分かるショットを収めています

■マニュアルで見るM24軽戦車 その7 (24ページ)
●アメリカ陸軍が1951年に製作した軽戦車「M24」のマニュアルより、今回は転輪部分と車体内部の整備方法の部分を抜粋して収録しています

■第2次大戦イタリア軍の弾薬(6) (22ページ)
●1953年に刊行された「ITALLIAN AND FRENCH EXPLOSIVE ORDNANCH」から、第2次世界大戦中のイタリア軍の弾薬図版の部分を収録しています
●今回は各種砲弾の信管部分の解説を詳細なイラストとともに解説
●イタリア軍が装備した各種手榴弾や火炎瓶の内部構造を解剖したイラストも収録しています

■ソ連軍軽戦車の系譜 (13) 水陸両用戦車 その8 (18ページ)
●ソ連軍の水陸両用戦車の開発史を辿る第8弾です
●今回は、1938年1月の時点で「T-37A」水陸両用戦車を装備した、狙撃兵部隊、騎兵部隊、空挺部隊の編成を紹介
●「T-37A」と「T-38」水陸両用戦車の戦歴として、ノモンハン事件、ポーランド侵攻、フィンランドでの冬戦争を解説、そして「T-37A」と「T-38」の配属部隊と戦闘行動として、カレリア地峡、ラドガカレリア、東カレリア、極北での独立戦車大隊の戦闘記録を収録しています


【 「グランドパワー 2015年11月号」の仕様 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真122枚、カラー写真33枚収録
●発行日 : 2015年11月1日
●コード : 4910135011153



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