陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾
「陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾 （レジン） (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット （AFV） No.MTUAFV-070 )」です
●陸上自衛隊の対舟艇対戦車ミサイル「中距離多目的誘導弾」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット
●強力は破壊力により上陸用舟艇などの艦艇にも威力を発揮する「中距離多目的誘導弾」を再現、「高機動車」の荷台部分に6連装ランチャーを備えた姿を表現した内容となっています
【 「中距離多目的誘導弾」について 】
●陸上自衛隊では、大きな威力を持ち、対戦車だけではなく対舟艇にも有効なミサイル「79式対舟艇対戦車誘導弾」（通称「重MAT」）を1979年に制式化します
●この「79式対舟艇対戦車誘導弾」の後継として「96式多目的誘導弾システム」が1996年に制式化されましたが、大威力と高精度を追求したため生産コストが高くつき、1セットの運用に車両が6両必要になり、「79式対舟艇対戦車誘導弾」を完全に更新する量は生産されませんでした
●「中距離多目的誘導弾」は、「87式対戦車誘導弾（中MAT）」の後継となると共に、「96式多目的誘導弾システム」を補完して「79式対舟艇対戦車誘導弾」の更新を目指して開発が行われ、2009年から生産された対戦車ミサイルです
●「中距離多目的誘導弾」は、様々な役割を持つ車両によって運用される「96式多目的誘導弾システム」とは異なり、1両のみで目標の探知、射撃、誘導を行うことができる方式となっており、ミサイルの再装填を除くと1両で運用されています
●この「中距離多目的誘導弾」は、光波ホーミング誘導とセミアクティブ・レーザーホーミングによりミサイル自体が目標を追尾するために撃ち放しが可能で、敵からの反撃を受ける前に射撃点から移動することができ、車両及び隊員の生存性を高めています
●対戦車戦闘用である「87式対戦車誘導弾」に対して、「中距離多目的誘導弾」では「79式対舟艇対戦車誘導弾」を更新するために対舟艇用としての能力も持ち、炸薬が増大したために「87式対戦車誘導弾」よりもそのミサイル本体の重量は2倍に達しています
●「中距離多目的誘導弾」は、普通科部隊の対戦車及び対舟艇能力の大幅な向上を図るために各普通科連隊に配備される予定で、この配備により陸上自衛隊の防衛力の更なる向上が期待されているのです
【 「陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾」のキット内容について 】
●この陸上自衛隊の対舟艇対戦車ミサイル「中距離多目的誘導弾」を再現したレジン製組立キットです
●レジン成型の特性を活かし、「中距離多目的誘導弾」の全体のフォルムとディテールとを、パーツ数を抑えながらシャープに再現した内容となっています
●従来のマツオカステン製の車両キットと比べてパーツ数が抑えられ、シャーシはタイヤも含めて一体成型、一方でタイヤとボディのハウジング部とは別の構成となっており、ディテール感溢れる「中距離多目的誘導弾」の姿を気軽に楽しむことができます
●各ミサイルキャニスターの前後ハッチは別パーツで、ハッチ部分から見えるミサイル部分もモールドされ、ハッチを開いた射撃状態の姿が再現可能です
●「中距離多目的誘導弾」は、「シャーシ」「ボディ」「ミサイル装置」の3ブロックで構成されています
●「高機動車」をベースにした「ボディ」は、キャビン、ボンネット、荷台を含めた一体成型となっています
・ ボディには、「高機動車」としての特徴的なプレスライン、フトントグリル、バンパー、灯火類などが凹凸あるモールドで再現されています
・ キャビンはキャンバストップ型が再現され、キャンバスの皺はスケールに沿って表現
・ 各ウィンドーはモールドにて再現、ワイパーなどの細かなディテールも表現されています
●「シャーシ」は、タイヤを含めて一体成型されています
・ シャーシには、複雑なサスペンション構造を再現
・ タイヤは、ホイール形状、トレッドパターンが彫刻されています
●「ミサイル装置」は、ミサイルキャニスターと架台、レーダーとで構成されています
・ ミサイルキャニスターは、6連装として一体成型されています
・ キャニスターの前後のハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ キャニスターの前後部分にはミサイル本体の前端部と後端部がモールド
・ 架台は、下部のフレームと昇降アーム（×2）、昇降シリンダー（×3）で構成
・ レーダーは一体成型となっています
●原型製作 ： マツオカステン
●2014年 一部新造形
【 「陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾」のパッケージ内容 】
・ 陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾 ×1
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【 「陸上自衛隊 中距離多目的誘導弾」の組立て上のご注意 】
●レジン製キットですので、組立てる前にファインモールド社製「ご機嫌クリーナー 」などを使用して表面に付着している離型剤を洗い流して下さい
●また、パーツの接着には、瞬間接着剤もしくはエポキシ系瞬間接着剤を使用して下さい
