D-DAY 砲床
「D-DAY 砲床 （プラモデル） (エアフィックス 1/72 AFV No.A05701 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の海岸陣地を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●大型砲1門を中心にコンクリート製の待避所を持ったドイツ軍の海岸陣地を再現、2箇所の待避所と投光器を備えた構造を再現した内容となっています
【 「ドイツ軍の海岸陣地」について 】
●1940年6月、独仏戦によりフランスを事実上の降伏へと追い込んだドイツ軍はイギリス本土上陸を試みます
●しかし、事前の航空攻撃で制空権を掌握できなかったドイツ軍は上陸を断念、以後ヨーロッパ大陸への連合軍の上陸を阻止するために、ノルウェーからスペイン国境に至る海岸に「大西洋の壁」と呼ばれる要塞地帯の構築を進めました
●この要塞地帯の構築には外国人労働者を含んだ一大組織「トート機関」を動員、莫大な量のコンクリートと建築資材が注ぎ込まれました
●もっとも、遠大な海岸線をカバーするには多くの武器が不足しており、ドイツ軍は野戦用としては用いることが難しい旧式砲などをヨーロッパ中からかき集めて「大西洋の壁」に配置します
●しかし、海岸線全てを均一的に要塞化することもできず、イギリスから遠いノルマンディなどの場所では比較的防御が手薄となっていました
●また、武器などをそのまま露天状に配置すると爆撃時に格好な目標となってしまうため、火砲などは収納式となっている場合が多く、操作員用の堅牢な待避所も多く造られています
【 「D-DAY 砲床」のキット内容について 】
●このドイツ軍の海岸陣地を再現したプラスチックモデル組立キットです
●エアフィックス社の遊び心満載のキットで、実際に設置されたドイツ軍の陣地を参考としながらも最大公約数的に海岸陣地を再現、パーツ数を抑え、全体としてのポイントを捉えることを主眼とした大らかな内容となっています
●大型砲を中心として、全体がコンクリートで覆われた防壁となっており、若干後方に投光器、通路を挟んだ右側には2箇所の待避所を配置した構造を再現しています
・ 陣地全体がコンクリート造で、砲の周囲には土嚢が積まれています
●「海岸陣地」は、ベース部分を一体成型のパーツで再現、これに大型砲、投光器、待避所を取り付けて作製します
・ 陣地の表面部分はコンクリートの質感をモールドで再現、通路や階段部分はフラットな状態となっています
●大型砲の砲塔は、ベース部分とシールド部との上下に分割したパーツ構成で、これに砲身を取り付けて作製します
・ 砲身は砲尾も含めた一体成型のパーツで再現、砲口は開口しています
・ 砲弾（×6）が付属しています
●投光器は前後に分割したパーツで再現、これに架台を取り付けます
●待避所はそれぞれ独立したパーツで再現、側面には出入り口、上部には通気口を再現しています
●陣地左側には下へと降りる階段を設置、階段を塞ぐハッチは開閉可動させることができます
●キットの完成写真に写っているフィギュアは付属していません
●「D-DAY 砲床」の完成時の大きさ
・ 全幅 ： 240mm
・ 奥行き ： 157mm
●パーツ数 ： 11点
【 「D-DAY 砲床」のパッケージ内容 】
・ ドイツ軍 海岸陣地 ×1
・ 組立て説明書 ×1
