タミヤ アメリカ M60A2 戦車 スケール限定品 89542 プラモデル

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アメリカ M60A2 戦車

販売価格

3,080円 2,772円(税込)

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「アメリカ M60A2 戦車 (プラモデル) (タミヤ スケール限定品  No.89542 )」です

●「アメリカ M60A2 戦車」です

●1970年代におけるアメリカ軍の主力戦車「M60A2」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●アメリカ戦車史上、最も特異な存在として主力戦車にミサイル併用型の主砲「ガンランチャー」を搭載した「M60A2」を再現、側面を削ぎ落として前面投射面積を極力減らした砲塔に、短い主砲と分厚い防盾を装備した未来的デザインを感じさせる独特なフォルムを表現した内容となっています

【 「アメリカ M60A2 戦車」について 】


●第2次世界大戦において戦車は、装甲の強化による巨大化の一途を辿り、それに対抗する対戦車砲も巨大化と重量化が進みます

●その結果、巨大化により運用上使い勝手が悪くなった対戦車砲は、戦後には「戦車」に取って代わられ、対戦車兵器は短射程の「無反動砲」もしくは「ロケットランチャー」が主体となっていきます

●1950年代、「対戦車ミサイル」が登場、戦車の主砲を凌ぐ射程と装甲貫通能力、そして誘導式による命中率の高さは画期的であり、戦車を脅かす存在として急速に配備が進みました

●この「対戦車ミサイル」の登場は地上兵器の体系に大きな変革を呼び起こし、戦車自体にも「対戦車ミサイル」を搭載する車両も現れるようになります

●アメリカ軍でも、この変革の流れは大きく影響を与え、1960年代には主砲機能を維持しながら「対戦車ミサイル」を発射できる「152mm ガンランチャー」が開発されます
●この「152mm ガンランチャー」は、対人目標には通常の榴弾、対戦車には対戦車榴弾もしくは対戦車ミサイル「シレイラ」を使用するシステムとなっており、徹甲弾を使用しないことから反動が少なく、砲自体は従来の戦車砲よりもコンパクトにすることができました

●この「152mm ガンランチャー」の開発によりアメリカ軍では戦車の主砲を同砲へと移行する方針が採られ、軽戦車「M551」に搭載、そして主力戦車である「M60」をベースとした「M60A2」が1960年代後半に登場します

●「M60A2」では、「152mm ガンランチャー」による砲のコンパクト化に伴い、全面投射面積を小さくして、その中央部分に機能を集約させた専用の砲塔が搭載されました
●この砲塔の縮小化によって前面投射面積の大部分を占める防盾は重装甲化が図られ、砲塔前面における防御力は「M60」シリーズ最強となっています

●この「M60A2」が登場した1960年代後半から1970年代は冷戦がピークに達していた頃であり、「M60A2」はその最前線となっていた西ドイツ方面に配備され、その攻撃力と防御力により西側諸国にとって強力な盾としての存在となりました

●ところが、実際に「M60A2」が配備された部隊では、同車は運用する将兵にとって極めて扱い難い車両で、通常弾用と対戦車ミサイル用の2種の照準器、「シレイラ」ミサイルの取り扱いの繊細さ、そして砲塔容量の縮小化による居住性の悪さと発射速度の低下などの問題点が浮かび上がり、兵士達は皮肉を込めて「M60A2」を「スターシップ」と呼びました
 ・ 「スターシップ」とは、未来を感じさせるものの、取り扱いの困難さと繊細さを示す隠語となります

●また、1970年代後半になると「滑腔砲」の登場や、「APDS弾」「APFSDS弾」などの弾種開発により従来型の戦車砲の火力が大幅に向上、維持管理の費用や「シレイラ」ミサイルのコストが高い「M60A2」はその存在価値が薄れ、「M60A2」は急速にその姿を消し、「M60A1RISE」「M60A3」がその後継を務めるようになりました
 ・ 退役した「M60A2」は、主に「M60」の派生型の車体ベースに用いられています

アメリカ M60A2 戦車の商品画像

【 「アメリカ M60A2 戦車」のキット内容について 】


●この1970年代におけるアメリカ軍の主力戦車「M60A2」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●1970年に製品化されたものですが、タミヤらしくツボをしっかりと押さえた名作キットで、複雑な基本のフォルムはもちろんのこと、細部のモールドはシャープで、冷戦時代においてアメリカ軍の新鋭戦車として君臨した「M60A2」の在りし日の姿が模型として活き活きと伝わる内容となっています

●発売年は古いキットながら、金型管理に最新の注意を払っており、復刻版キットにありがちなヒケや、金型に傷みによるパーツの荒れも見られず、砲塔表面部の円滑なライン、砲塔バスケットの繊細さ、フェンダーと車体との質感の違い、そしてタミヤらしい強弱を付けたモールドやエンジングリル部のシャープな彫刻など現在においても充分に通用するキットです

●タミヤ社製 1/35スケール 旧「M60A2 チェロキー」の再販キットですが、履帯パーツは金型自体は同じものの、接着及び塗装が可能な素材へと変更されています

アメリカ M60A2 戦車の商品画像

●「M60A2」は、「砲塔」「銃塔」「車体上部」「車体下部」の4ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、その特異な形状をパーツ数を抑えて再現、砲塔上の構造物はシャープなモールドで、上部には刻印がモールドされています

●「152mm ガンランチャー」の砲身は左右分割式で、砲口部分は別パーツとなっています
 ・ 防盾部分は、下部の防盾本体と、上部の照準器との2分割式です
 ・ 防盾は、完成後も上下可動式とすることができます

●砲塔は上下分割式です
 ・ 砲手ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 後部のスモークディスチャージャーは、左右各1パーツで再現
 ・ 砲塔バスケットは、1本ずつがパーツ化された横方向のフレームを、縦方向の仕切り板に差し込む方式となっています
 ・ 大型の赤外線ライトは6パーツで構成されています(前面のガラス部分はパーツ化されていません)

【 銃 塔 】
●銃塔は、「M60A2」オリジナルの視認性を高めるために2段構造となり、横に機銃を装備したタイプを再現、前面のペリスコープ部は内部部分がパーツ化され、立体的な造りが表現されています

●銃搭は、下部のビジョンブロック部と上部の銃塔本体との上下分割式となっています
 ・ 車長ハッチは別パーツにより開閉状態が選択可能です
 ・ 前面のペリスコープ部は、内部のペリスコープ本体部分がパーツ化
 ・ 機銃は、機銃本体パーツを外側の装甲カバー部分で挟み込む方式で、機銃は上下に可動式とすることができます

アメリカ M60A2 戦車の商品画像

【 車体上部 】
●車体上部は、パーツ数を抑えて再現、車体本体とフェンダーとの質感の違いが表現され、エンジングリルのスリットがシャープな彫刻で再現されています

●車体上部は、フェンダー部分も含めて一体成型されています
 ・ フェンダー上の雑具箱の蓋は別パーツです
 ・ 操縦手用のペリスコープは、中央部が開いている状態、左右の部分は蓋が閉じられている状態となっています
 ・ 操縦手ハッチは車体裏側に装着させるパーツによって可動式とすることができます

【 車体下部 】
●船底形の車体下部は、バスタブ式に一体成型され、側面上部と後部パネルは別パーツとなっています
 ・ 操縦席部分の床、座席、タンクなどが別パーツで再現されています
 ・ 後部パネルは、点検ハッチが一体成型され、牽引装置は別パーツとなっています
 ・ サスペンションアーム、ダンパー、ショックアブソーバーは別パーツです
 ・ 下部転輪、誘導輪はポリ製のハブキャップパーツにより可動します
 ・ 起動輪は内蔵させるポリキャップにより回転可動します

【 履 帯 】
●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式となっています


【 フィギュア 】
●車長1体と操縦手1体の合計2体のフィギュアが付属しています
 ・ 車長のフィギュアは、前方を指差しているポーズ、操縦手のフィギュアは、操作ハンドルを握りながらハッチから顔を出しているポーズです
 ・ 服装は、「野戦服」を着用、車長のフィギュアはその上から「ボディーアーマー」を装備し、両フィギュア共に戦車ヘルメットを被りった姿となります
 ・ フィギュアは、胴体、両腕のパーツ構成です


【 塗装とマーキング 】
●「M60A2」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第3機甲師団所属
 ・ フォート・ノックス・アーマースクール所属車両

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊表記、重量表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています
 

●スポット生産品



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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