ブロンコモデル イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載 1/35 AFVモデル CB35144 プラモデル

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イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載

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7,590円 6,831円(税込)

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「イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル  No.CB35144 )」です


●「イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載」です

●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の歩兵戦車「バレンタイン」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●古めかしいスタイルながらも機械的信頼性に優れた足周りを持つ歩兵戦車「バレンタイン」を再現、火力強化型とした小型の砲塔に「6ポンド砲」を搭載した「バレンタイン Mk.9」姿を再現した内容となっています

●ブロンコモデル社製「イギリス 17ポンド 対戦車自走砲 アーチャー」などと異なり、ミニアート社製の「バレンタイン」の車体下部を流用するのではなく、足周りを含めて一から新規に作り直した内容となっています

【 「歩兵戦車 バレンタイン Mk.9」について 】


●第1次世界大戦において世界で初めて近代戦車を登場させたイギリスは、第2次世界大戦前での戦車開発の方針として、厚い装甲で歩兵を支援する「歩兵戦車」と、機動力により追撃戦闘を行なう「巡航戦車」という2つのカテゴリーに分類して開発が行なわれました

●イギリスの兵器メーカー「ヴィッカース」社は、既にイギリス陸軍に採用されていた「巡航戦車 Mk.1(A9)」の装甲を強化した「A10」を開発、「歩兵戦車」としての採用を獲得しようとしますが、「歩兵戦車」としての軍が要求する装甲に満たず、同車は同時期に開発されていた「A12」との採用競争に敗れてしまいます
 ・ 採用された「A12」が後の「歩兵戦車 Mk.2 マチルダ 2」となります

●結局「A10」は、「巡航戦車 Mk.1」の装甲強化型「巡航戦車 Mk.2」として採用されますが、「ヴィッカース」社は諦めずに続いて「A10」をベースとして更に装甲を強化した戦車を1938年に開発します(メーカー独自の開発のためにイギリス戦車の試作番号「A~」は与えられていません
●しかし、この戦車は、装甲の薄い「巡航戦車」をベースとしているために重量的に過大であり、必然的に砲塔を小型のものとする方式しかなく、軍は難色を示し、採用は見送られてしまいます

●ところが、1939年、ヨーロッパ内で開戦の緊張が高まるにつれ、戦車の数を充足させることが急務であったイギリス陸軍は、生産に時間のかかる「マチルダ 2」の穴を埋めるために、この「ヴィッカース」社が開発した戦車の採用を決定、同車は「歩兵戦車Mk.3 バレンタイン」と命名されました
 ・ 「バレンタイン」という名称は、その設計案が陸軍省に提出された日が2月14日「バレンタイン・デー」から命名されました

●「A9」から「A10」、そして「バレンタイン」まで、ほぼ同一の車体をベースに開発を続けてきたため、走行装置などの機械的信頼性は高く、1940年の生産開始後、翌1941年には実戦部隊へと「バレンタイン」の配備が行われました
●「A10」車体をベースとしていた「バレンタイン 歩兵戦車」は、重量の関係で「マチルダ 2」よりも薄い装甲しか装備できなかった上、「マチルダ 2」と走行速度は同じであったため、「歩兵戦車」本来の目的である「歩兵」の保護が不十分ではないか、との危惧を抱かれていました
●また、上記の理由と車体幅の関係で、小型砲塔しか搭載することができず、「バレンタイン Mk.1~Mk.7」までは「2ポンド砲」しか装備できませんでした

●しかし、実戦に投入された「バレンタイン」は安定した機動力を発揮、その結果、短命に終わった「マチルダ 2」に対して、「バレンタイン」は改良を重ねながら運用が続けられ、イギリス技術者の懸命な努力により小型の車体に不釣合いな武装を装備するようになります

●特に、「バレンタイン」を高く評価したのが同車が供与されたソ連軍であり、「マチルダ 2」はスカート部に泥が詰まる、「チャーチル」は攻撃力と機動性能が不足、アメリカ製の「M3中戦車」はシルエットが高い上に多くの乗員が必要で、「バレンタイン」は小型で装甲も比較的熱く、堅牢な足周りのよる信頼性が高く、まさに歩兵支援用の戦車としてはピッタリの存在で、彼の地において「歩兵戦車」としての本領を発揮したのでした

●「バレンタイン」は、初期においては「2ポンド砲」を装備した2人用砲塔でしたが、「Mk.3」では砲塔を大型化、3人用砲塔となりました
●「Mk.9」では、「Mk.3」の大型砲塔をベースとして主砲を「6ポンド砲」へと変更したタイプで、主砲の大型化により砲塔内部の人員は再び2人となり、スペースの関係から同軸機銃も廃止されています

●その後。「バレンタイン」は「Mk.11」まで発展、イギリスの戦車としては最も生産台数が多い1万両近くが生産され、「アーチャー」、「ビショップ」などといった派生車輌も登場しています

イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載の商品画像

【 「イギリス軍 バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載」のキット内容について 】


●このイギリス軍の歩兵戦車「バレンタイン Mk.9」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ブロンコモデル社の高い成型能力とディテール表現力により「バレンタイン Mk.9」を再現、細分化されたパーツ構成により同車のディテール表現に重きを置いた内容となっています

●パーツ数は多く、エッチングパーツも多く含まれていますので、中級者以上のユーザーを対象としたキットとなります


●「バレンタイン Mk.9」は、「砲塔前部」「砲塔」「車体」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成されています

【 砲塔前部 】
●砲塔前部はその複雑な形状が一体成型によって再現され、主砲は砲尾部分も表現されています

●「6ポンド砲」の砲身は一体成型となっており、砲口が開口処理されています
 ・ 砲身は砲口リングがフラットなタイプと、溝が切っているタイプとが付属、選択して使用します
 ・ 砲尾は左右分割式で、これに防危板、閉鎖器、閉鎖ハンドルなどを取り付けます
 ・ 防盾は1パーツで構成されています
 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下分割式とすることができます
 ・ 砲耳、上部の直接照準器はエッチングパーツにて再現

【 砲 塔 】
●砲塔は、鋳造肌が彫刻されており、ペリスコープやアンテナ基部などの砲塔上部の細かな造りが細分化されたパーツ構成により再現されています

●砲塔は左右分割式で、砲塔後部バスル、天板は別パーツです
 ・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ ペリスコープは6パーツで構成され、ペリスコープ本体とはクリアーパーツとなっています
 ・ ピストルポートは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 車内の無線器が再現されており、前面のガードはエッチングパーツです
 ・ ヘッドフォンとマイクが付属
 ・ スモークディスチャージャーは各2パーツで構成、先端部は開口処理されています
 ・ アンテナ基部はエッチングパーツを中心として6パーツで構成

【 車 体 】
●車体は、複雑な足周りと車体上部の細かな造りを細分化したパーツ構成で再現、ディテール感豊かに表現されています

●車体は、側面と底部とがバスタブ式に一体成型された車体下部に前面、後面、エンジングリル部、3分割された車体上部を貼り付ける構成となっています
 ・ 特徴的なエンジングリル上の突起部は、それぞれ別パーツとなっています
 ・ ラジエターグリルハッチと、エンジンルームハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ ペリスコープは6パーツで構成され、ペリスコープ本体とはクリアーパーツとなっています
 ・ 前部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます

●操縦席部分とエンジンルームの一部が再現されています
 ・ 操縦席部分は、座席、操行ハンドル、各種レバーがパーツ化
 ・ エンジンルームは、ラジエター、隔壁、最後部の動力伝達装置、燃料タンクなどが再現

●各サスペンションユニットは転輪を除いて各10パーツで構成されています(全4ユニット)
 ・ コイル式サスペンションはプラパーツにて再現、コイル状の中空状態で成型されています
 ・ 転輪、誘導輪は、本体と左右分割式のハブキャップとで構成され、回転可動式とすることができます
 ・ 起動輪は6分割式で、回転可動式とすることができますです

【 フェンダー 】
●フェンダーは、本体部分が1パーツで構成され、前後のマッドフラップは別パーツとなっています
 ・ フェンダー支持架はエッチングパーツです
 ・ 排気管は10パーツで構成、先端部は上下分割式で、開口部が表現されています
 ・ 排気管カバーのメッシュ部分はエッチングパーツです
 ・ 前照灯は、初期の大型のタイプと、後期の小型のタイプが付属、選択して使用します
 ・ 前照灯カバー、車幅灯カバーはエッチングパーツで再現
 ・ 前照灯と車幅灯の配線を再現したパーツが付属
 ・ 車載工具類は固定具が一体成型され、一部の固定具はエッチングパーツとなっています

●サンドシールド、及びサンドシールド部のラックを再現したパーツが付属しています
 ・ 前部のマッドフラップに装着される延長部分のパーツが付属、装着の有無を選択できます

【 履 帯 】
●履帯は、連結可動式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、1枚づつ分割され、嵌め込み式により可動します


●ペリスコープを再現するクリアーパーツが付属
●直接照準器、アンテナ基部、排気管カバーのメッシュ、ライトカバー、細部のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「バレンタイン Mk.9」マーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ソ連軍所属車両 (東部戦線 / 1944年)
 ・ イギリス陸軍 第50王立戦車連隊 (北アフリカ / 1943年2月)
 ・ ソ連軍所属車両 (東部戦線 / 1944年)
 ・ イギリス陸軍 第2機甲旅団 (パレスチナ / 1943年10月)

●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、親衛マーク、車台番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています


●2013年 完全新金型 (履帯を除く)

ブロンコモデル 1/35 AFVモデル 「イギリス バレンタイン歩兵戦車 Mk.9型 6ポンド砲搭載」
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7,590円 6,831円(税込)

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