イタリア 空挺部隊 アンツィオ 1944
「イタリア 空挺部隊 アンツィオ 1944 （プラモデル） (ドラゴン 1/35 '39-45' Series No.6741 )」です
●第2次世界大戦後期におけるイタリア軍（枢軸国側RSI軍）の空挺部隊兵士4体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【 「休戦後のイタリア空挺部隊」について 】
●イタリア軍では、1930年代後半から空挺部隊の練成と整備に積極的でしたが、最初に編成された「フォルゴーレ空挺師団」はマルタ島攻略作戦が中止されたために北アフリカ戦線に地上部隊として投入、激戦により消耗してしまいます
●その後、イタリア軍の空挺部隊は、空挺作戦よりもエリート部隊として地上戦に投入される場合が殆どで、連合軍の物量の前に兵力を減らし、1943年9月のイタリア休戦の時点では、「ネンボゥ空挺師団」と「チクローネ空挺師団」「第10突撃空挺連隊」などが練成を行っている状態でした
●イタリア休戦の後、各地に展開していたイタリア軍はドイツ軍に武装解除され、大多数は捕虜となりますが、一方で休戦を恥と認識する兵士も多く、それらの兵士は枢軸国側（「RSI軍」）としてドイツ軍と共に戦いを行いました
●ただし、一旦休戦により軍隊組織が崩壊してしまったことにより、迅速な組織の立ち上げは難しく、連隊もしくは大隊規模で戦場に投入されています
●イタリア軍の空挺部隊はエリート兵としての意識から「RSI軍」に加わる兵士が多く、更に海軍の特殊部隊から発展した海軍部隊「デチマ・マス師団」も固有の空挺部隊を保有していました
●「RSI軍」は、当初ドイツ軍からはその戦意が疑われましたが、1944年1月の「アンチィオ戦」に投入された「RSI軍」は白兵戦を伴う激戦を繰り広げ、祖国防衛を意識したその戦意と士気の高さはドイツ軍よりも遥かに勝り、ドイツ軍から一目を置かれる存在となります
●特に空挺部隊は、激しい訓練に基づいた旺盛な戦意と、休戦の汚名を晴らすという気概に溢れ、その活躍はドイツ敗戦の時まで続き、進攻を続ける連合軍にとって最大の難敵となったのでした
【 「イタリア軍 空挺部隊 アンツィオ 1944」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦後期におけるイタリア軍（枢軸国側RSI軍）の空挺部隊兵士を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社のフィギュア造形力により、イタリア軍の空挺部隊兵士を再現、近接戦闘中のワンシーンが表現された内容となっています
・ 各フィギュアはドラゴン社の他のフィギュアと比べて、少し細目の体格となっています
●フィギュアの内訳は、機関銃手１体、弾薬手１体、兵士2体の合計4体です
●服装は、機関銃手のフィギュアは「迷彩ポンチョ」を着用、それ以外のフィギュアは空挺部隊用の「迷彩スモック」に、サブマシンガン用のマガジンベスト「サムライ」（その姿が日本の甲冑に似ているので、この名称が付いています）を着用、空挺部隊用の編み上げ靴にヘルメットを被った姿です
・ 野戦服の下にハイネックのセーターなどを着用した冬季の服装ですので、基本的には休戦後の「RSI軍」の空挺部隊兵士となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部はシャープなモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
・ 迷彩ポンチョの上半身部分は別パーツで、前後分割式となります
【 「イタリア軍 空挺部隊 アンツィオ 1944」のフィギュアのポージングについて 】
●機関銃手のフィギュアは、伏せた姿勢で後方に向かって指示を与えているポーズ
●弾薬手のフィギュアは、片膝を付いてカービン銃を射撃しているポーズです
●兵士のフィギュアは
・ 立った姿勢でパンツァーファーストを持っているポーズです
・ 片手にサブマシンガンを持ち、もう一方の手で手榴弾を投擲しているポーズ
【 付属している装備品類 】
・ ベレッタM38サブマシンガン ×2
・ カルカノ カービン ×1
・ ブレダM30軽機関銃 ×1
・ 空挺部隊用ヘルメット ×1
・ 空挺部隊用ヘルメット（迷彩カバー付き） ×1
・ パンツァーファースト60 ×1
・ 水筒 ×4
・ 機関銃弾薬箱（大） ×1
・ 機関銃弾薬箱（小） ×1
・ 機関銃予備銃身 ×2
・ 小銃用マガジンポーチ ×2
・ 雑嚢 ×4
・ 手榴弾 ×2
・ 銃剣 ×1
など
【 「イタリア軍 空挺部隊 アンツィオ 1944」のパッケージ内容 】
・ イタリア軍（「RSI軍」）の空挺部隊兵士フィギュア ×4体
・ フィギュア用 装備品類 一式
●2013年 フィギュアランナー完全新金型
