イギリス Mk.A 中戦車 ホイペット
「イギリス Mk.A 中戦車 ホイペット （プラモデル） (エマー 1/72 AFV No.EM5004 )」です
●「イギリス Mk.A 中戦車 ホイペット」です
●第1次世界大戦時におけるイギリス軍の中戦車「Mk.A ホイペット」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「Mk.1 菱形戦車」～「Mk.5 菱形戦車」を補助する役割を持ち、当時としては快速性を誇った「Mk.A ホイペット」を再現、車体後部に操縦及び戦闘室を設けた特異なフォルムが表現されています【 「Mk.A ホイペット」について 】
●塹壕戦により膠着した戦況を打破するために、イギリス軍は1916年に世界最初の近代戦車である「Mk.1 菱形戦車」を開発します
●この「Mk.1 菱形戦車」は、戦時急造の陸上軍艦として設計と開発を行われたもので、機能上には数多くの欠点を抱え、その後「Mk.5 菱形戦車」に至るまで改良が続けられました
●この改良により徐々に「菱形戦車」シリーズは性能が向上して行きましたが、基本構造である車体側面を覆う形で履帯が装備されるスタイルは変化せず、陸上軍艦として多くの武装と兵員を搭載した結果、その機動力は低く、兵士が歩くスピードと同等となっていました
●このため、追撃戦などに使用する機動力を重視した戦車の開発が行われ、「Mk.1 菱形戦車」の設計の原型となった試作戦車「リトル・ウィリー」をベースとした「Mk.A ホイペット」（最高速度13km/h）が登場します
●この「Mk.A ホイペット」は、車体両側面下部に足周りを持ち、その操縦部と戦闘室は車体後方のボックス状の構造物に集中、武装は「オチキス軽機関銃」を3もしくは4基装備していました
●同車は、操行機能などに欠点を持ちながらも、その機動性能により活躍、「菱形戦車」の補助や、追撃戦などにおいてその威力を発揮しました
●第1次大戦後は、研究などの目的で各国が同車を輸入、日本でも複数の「Mk.A ホイペット」が導入されています【 「イギリス Mk.A 中戦車 ホイペット」のキット内容について 】
●このイギリス軍の中戦車「Mk.A ホイペット」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ミニスケールらしい一体成型を多用したパーツ構成により「Mk.A ホイペット」を再現、パーツ数は抑えられ、特徴的な車体表面のリベット類も細かく表現されており、同車の姿を気軽に楽しむことができる内容となっています
・ 総パーツ数は約20点となります
●「Mk.A ホイペット」は、「車体」と左右の「足周り」の3ブロックで構成されています
●車体は、戦闘室部分が一体成型されており、上部、下部、前部の3パーツで構成
・ スライド式金型により車体の各パネルにはリベットなどのディテールがモールドされています
・ ハッチ類はモールドにて再現
・ 機銃は別パーツで、マウント部が一体成型されています
・ 排気管がパーツ化
●左右の足周りは、それぞれが左右分割式となっています
・ 履帯は足周りに一体成型され、スライド式金型により表面部分の滑り止めとリベットがモールドされています
・ 側面部には各種点検口、リベットなどが彫刻
・ 側面部の排土用の傾斜部は、足周りの左右分割により再現
【 塗装とマーキング 】
●「Mk.A ホイペット」のマーキングとして、4種類の塗装例（イギリス軍仕様、ドイツ軍捕獲車両など）が説明書に記載されており、国籍マーク、車台番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
