タミヤ ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型) 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 255 プラモデル

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ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)

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3,300円 2,970円(税込)

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「ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型) (プラモデル) (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.255 )」です

●「ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)」です

●「マーダー 2」から始まった中口径砲搭載型の対戦車自走砲の最終形態である「マーダー 3M (Sd.Kfz.138 7.5cm Pak40/3 auf Gw.38t」 を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●コンパクトな車体ながら戦闘室を後部に備え、強力な威力を誇った「75mm対戦車砲 Pak40」を搭載した特徴的なフォルムを再現した内容となっています

【 「マーダー 3M」について 】


●ドイツ軍は、第2次世界大戦前に制式化された「37mm対戦車砲 Pak35/36」を対戦車火砲の中核として運用していました

●「37mm対戦車砲 Pak35/36」は、ポーランド戦において活躍、フランス戦においても装甲の薄い戦車に対して有効な兵器でした

●しかし、「シャールB1」や「ソミュアS35」、イギリス軍の「マチルダ」などの装甲厚が厚い一部の戦車に対しては装甲貫通力の非力さを露呈、将来への不安を残してしまいます

●「37mm対戦車砲 Pak35/36」の後継となる「50mm対戦車砲 Pak38」も開発されていましたが、生産が進まない状況において独ソ戦が開始されます

●「37mm対戦車砲 Pak35/36」は、ソ連軍の「T-26」や「BT-7」のような装甲の薄い軽戦車に対しては有効な兵器でしたが、「T-34」や「KV-1」には全く歯が立たず、装甲を叩くだけの兵器を意味する「ドアノッカー」という名前まで付けられてしまいました

●「T-34」や「KV-1」などのソ連軍新鋭戦車は、その防御力により「50mm対戦車砲 Pak38」をもってしても威力不足は明らかであり、急遽「50mm対戦車砲 Pak38」を拡大したタイプとなる「75mm対戦車砲 Pak40」の開発が進められます

●「独ソ戦」開始後、緒戦の勝利により大量のソ連軍兵器を捕獲したドイツ軍は、「76.2mm野砲 F-22」に注目します
●ソ連製「76.2mm野砲」はは、51口径という長砲身砲で、初速が速いために強力な装甲貫通能力を持っており、ドイツ軍は自軍の装備として使用します
●また、消耗する砲弾を供給する手段として、砲本体の生産が遅延していた「75mm対戦車砲 Pak40」の砲弾を発射できるように改造した「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」が作られました

●この「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」は、「T-34」の前面装甲を突き破る能力を持ち、対戦車戦闘で活躍、そして同砲を搭載した自走砲「マーダー 2」(「2号戦車D/E型」車体)と、「マーダー 3」(「38(t)戦車」車体)が生産されました
 ・ 「マーダー1」は、フランス軍から捕獲した「ロレーヌ牽引車」をベースとした車輌となります

●ただ、この2種の車輌は、車体中央部に小型の防盾を備えた「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」を搭載したもので、全体のシルエットは高く、対戦車自走砲としては応急的な存在でした

●1942年中頃から、「75mm対戦車砲 Pak40」を中央に配置し、周囲を装甲板で覆ったタイプの「マーダー 2」(「2号戦車F型」車体)、「マーダー 3H」(「38(t)戦車」車体)の生産が開始されます
●これらの車輌は、兵器として完成度が高く、各戦線で活躍しましたが、戦闘室後部にはエンジンルームが存在する関係で作業スペースは狭く、後方への防御力もありませんでした

●そこで、戦闘室を後部に設けた「マーダー 3M」が1943年5月に登場、一方、「2号戦車」の生産車体は全てが自走榴弾砲「ヴェスペ」へと使用されることとなり、「マーダー 2」シリーズの生産は終了します

●この「マーダー 3M」は、コンパクトな車体に無駄の無いレイアウトとなっており、兵器としての安定度も従来のオープントップ型の自走砲より向上しています
●同車は、戦車駆逐部隊(戦車猟兵)の主力車輌として活躍、大戦後期においても「75mm対戦車砲 Pak40」の威力は健在であり、連合軍戦車に対して有効な火力を擁していました

●1944年5月、「マーダー」シリーズの後継となる防御力が格段に優れた駆逐戦車「ヘッツァー」が登場すると生産は終了、同車に任を譲りましたが、残存した車輌は最期まで使用され、その姿は大戦終了まで見られました

ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)の商品画像

【 「ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)」のキット内容について 】


●このドイツ軍の対戦車自走砲「マーダー3M」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●「マーダー 3M」をタミヤタッチによりシャープかつ実感高く再現、「38(t)戦車」譲りのボルトが目立つ足周り、複雑な面構成の戦闘室、各部のリベット接合など、同車の魅力が表情豊かに表現されています

●戦闘室部分は、各パネル内側がエッジの無い緩やかな傾斜が付けられて装甲板の薄さを再現、なおかつタミヤらしく強度もしっかりと確保されています
ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)の商品画像
●オープントップ車輌ならではの複雑な内部構造は、極力パーツ数を抑えながらもモールドのシャープさにより実感が高く、小型の車体に様々な装備を持ったメカニカルな魅力を、容易に楽しむことができる内容となっています

●戦車のスケールモデルならではの精密感、ディテールの凝縮感、そして作る楽しさを味わうことができることでしょう


●「マーダー 3M」は、「車体」ブロックに、「フェンダー」「戦闘室」「砲」を取り付ける構成となっています

●「マーダー 3M」の車体は、各パネルを貼り合せる箱組み方式です
 ・ 各サスペンションユニットは3パーツで構成(全4ユニット)
 ・ 起動輪は、内蔵させるポリキャップにより可動します
 ・ 操縦手用の視察クラッペは別パーツで開閉状態が選択できます

●履帯は、接着、塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています

●フェンダーは各1パーツで構成され、前部のフェンダー支持架は別パーツです
 ・ フェンダー上の雑具箱は5パーツで構成され、特徴的なパンチング模様が開口処理されています
 ・ シャベルは、「38(t)戦車」シリーズ特有の大型タイプを表現

●戦闘室は、左右各3パーツで構成されています
 ・ 戦闘室パネルの内側は端に向かって緩やかに薄く成型されており、装甲板の薄さを再現
 ・ 戦闘室後部パネルは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
 ・ 内側の砲弾ラックはブロックごとにパーツ化

●排気管は左右分割式で、排気管カバーを再現するエッチングパーツが付属しています

●「75mm対戦車砲 Pak40」は「砲身部」「揺架」「砲架」「防盾」の4ブロックで構成されています

●砲身は、先端のマズルブレーキも合わせて左右分割式です
 ・ 砲尾の一部も一体成型され、上部と後端部、閉鎖器ハンドルは別パーツです
 ・ 閉鎖器は2パーツで構成、開閉状態が選択できます
 ・ 砲身は上下に可動します

●揺架は左右分割式で、先端部は別パーツです
 ・ 揺架内側の細かなリベットも表現されています

●砲架は左右分割式で、これに照準器、操作ハンドルなどを取り付ける構成となっています
 ・ 砲架は、車体側に装着するポリキャップにより左右可動式です

●防盾は、上下分割式となっています
 ・ 内側に装着されるペリスコープなどがパーツ化

●排気管カバーを再現するエッチングパーツが付属しています

●アクセサリーパーツが付属
 ・ 砲弾 ×4
 ・ 空薬莢 ×4

●搭乗員のフィギュアが1体付属しています
 ・ 立った状態で、佇んでいるポーズとなっています
 ・ 服装は、自走砲兵用の「パンツァージャケット」を着用、規格帽を被った姿です
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、徽章類などの細部のディテールはシャープかつ繊細なモールドで彫刻されています
 ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です
ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)の商品画像

●マーキングは、ドイツ軍仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 歩兵師団 戦車駆逐大隊所属 (ベルギー/1944年)
 ・ 第348歩兵師団 第348戦車駆逐大隊 第1中隊 (ベルギー/1944年)
 ・ 第346歩兵師団 第346戦車駆逐大隊 第1中隊 (オランダ/1945年)
 ・ 独立第561戦車駆逐大隊 第3中隊 (ロシア/1944年)
 ・ 独立第616戦車駆逐大隊 (ロシア/1944年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています


●2002年 一部新金型(足周りの一部はタミヤ社製「ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3」と共通)

●エムズおススメ!

タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ 「ドイツ対戦車自走砲 マーダー 3M (7.5cm Pak40搭載型)」
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