イギリス ウォーリア 装甲戦闘車 増加装甲
「イギリス ウォーリア 装甲戦闘車 増加装甲 （プラモデル） (トランペッター 1/72 ミニＡＦＶシリーズ No.07102 )」です
●現用イギリス陸軍の歩兵戦闘車「ウォーリアー」の「増加装甲装備型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●イギリス陸軍の機甲兵力の一翼を担っている歩兵戦闘車「ウォーリアー」を再現、先鋭的なフォルムに大きな増加装甲パネルを装備したマッシブな姿が表現されています【 「歩兵戦闘車 ウォーリアー」について 】
●第2次世界大戦後、各国は密閉型装甲を持つ全装軌式の兵員輸送車を開発、機甲歩兵の主力車両として使用しました
●イギリス軍においても同様で、1960年代前半に装軌式の兵員輸送車「FV432 トロージャン」を採用、この車両はアメリカ軍の「M113」とほぼ同じレイアウトを持ち、武装も機銃のみという「戦場タクシー」に近いものでした
●ところが、ソ連軍は1960年代の後半に新たなる兵員輸送車である「BMP-1」を登場、同車の出現は歩兵戦闘車「IFV」という新たなカテゴリーを生み出し、従来型の兵員輸送車である「FV432 トロージャン」は旧式化してしまいます
●1972年にイギリス軍は「FV432 トロージャン」の後継車両の開発を開始し、1970年代の後半には試作車が完成、1984年に「FV510 ウォーリアー」として制式化されました
●「ウォーリアー」は「30mm機関砲」と機銃を装備した小型の砲塔を搭載、車体にはアルミ合金製の装甲板が使用されました
●ただ、「BMP-1」が装備し、当時の西側の歩兵戦闘車で多く採り入れられた対戦車ミサイルは装備されていませんでした
●これは、対戦車戦闘には戦車や、対戦車専用車両「FV102 ストライカー」が対処するという諸兵連合の思想の基づくものであり、これにより「ウォーリアー」の生産コストは低く抑えることができました
●歩兵戦闘車として、高い能力を持つ「ウォーリアー」でしたが、時代は東西冷戦から対テロ戦争へと移行し、イギリス軍が派遣される紛争地域では、市街地などにおいて側面や後面などの弱点を攻撃される例が多発します
●そこで、対成型炸薬弾用の追加装甲が装備したタイプが登場、従来の「ウォーリアー」より格段に高い防御力を誇っています【 「イギリス ウォーリア 装甲戦闘車 増加装甲」のキット内容について 】
●このイギリス陸軍の歩兵戦闘車「ウォーリアー」の「増加装甲装備型」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●トランペッター社のミニAFVシリーズのフォーマットに沿って「ウォーリアー 増加装甲装備型」を再現、ミニスケールらしい省力化と一体成型という構成を採りながらそのディテール表現も重視しており、精密感のある同車の姿を気軽に楽しむことができる内容となっています
●トランペッター社製「イギリス軍 ウォーリア 装甲戦闘車」をベースとして、「増加装甲装備型」を再現するために増加装甲などの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります
●「ウォーリアー 増加装甲装備型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「後部パネル」の4ブロックで構成されています
●「30mm機関砲」の砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、上下方向に可動します
●砲塔は、上下分割となっています
・ 車長ハッチ、砲手ハッチは砲塔上部に一体成型されています
・ 砲塔上部の照準サイトは別パーツにて再現
・ 砲塔後部のバスケットは1パーツで構成、メッシュ模様が彫刻されています
・ 砲塔は左右旋回可能です
●「ウォーリアー」の車体上部は、一体成型となっています
・ 前照灯、ライトガード、ペリスコープ、シャベルは別パーツです
・ 側面のラック、雑具箱も別パーツにて再現
・ 側面の増加装甲は各1パーツで再現され、その外側に装備されるジェリカンラック（ジェリカンを含む）がパーツ化
・ 車体前部の増加装甲は、上下2分割式です
●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは、車体下部に一体成型
●履帯と、各転輪外側部分が一体成型されています
・ 履帯には表面上のパッドが彫刻にて再現
●後部パネルは、後部ドアも含めて一体成型されています
・ 車体後部の雑具箱、リールは別パーツとなっています
●「ウォーリアー 増加装甲装備型」のマーキングとして、イギリス陸軍の2種類の塗装例が説明書に記載され、国籍マーク、車体番号、シェブロンマーク、国連マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●全60パーツ
●「イギリス ウォーリア 装甲戦闘車 増加装甲」の完成時のサイズ
・ 全長 ： 95mm
・ 全幅 ： 49mm
●2012年 一部新金型
