サイバーホビー 日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型) 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) 6767 プラモデル

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日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型)

販売価格

7,260円 6,534円(税込)

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「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型) (プラモデル) (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ)  No.6767 )」です

●「日本帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号(初期型)」です

●太平洋戦争時における帝国陸軍の軽戦車「95式軽戦車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●高い機動性能により太平洋戦争の緒戦の勝利に貢献した「95式軽戦車」を再現、リベット構造の車体を持ち、小型の砲塔を搭載した特徴的なフォルムを再現した内容となっています

【 「95式軽戦車」について 】


●1929年、帝国陸軍は純国産戦車として「89式中戦車」を制式化します

●しかし、この「89式中戦車」は、当初から中戦車として計画されたものではなく、元々は軽戦車として開発していたものが重量化によって中戦車に区分されたもので、帝国陸軍が戦車に求める機動性能には及びませんでした

●そこで、機動性能を重視した軽戦車の開発が1933年より開始され、翌年の1934年に試作車が完成、テストと追加試作を繰り返し、1936年に「95式軽戦車」として制式化されました
 ・ 試作車では車体形状が直線的でしたが、量産型からは側面の半球状に膨らんだ形状へと変更されています

●「95式軽戦車」は、主砲に「94式 37mm戦車砲」を装備、同砲は小口径ながら「89式中戦車」が装備していた「57mm戦車砲」よりも装甲貫通能力が高いのが特徴でした
 ・ 「95式軽戦車」の「後期型」では、より威力を向上させた「98式 37mmm戦車砲」へと換装されています
●また、砲塔旋回はハンドル式で操作しましたが、砲の位置の微調整は砲手の肩当てにより行うことができ、その結果目標への追従能力も高いのが特徴となっています

●エンジンは120馬力のディーゼルエンジンを搭載、その最大速度は40km/hを誇り、当時の戦車としては優秀な機動力を持っていました
●しかし、装甲防御力は最大で装甲厚12mmにしか過ぎず、実質的には小火器の銃弾を防ぐ能力しかなく、その数値は列強国の装甲車レベルにも満たないものでした

●太平洋戦争が開戦すると、「95式軽戦車」は南方へと送られます
●当初、帝国陸軍は準備不足の連合軍を蹴散らし、空陸一体となった作戦により電撃的な進撃を行、その進撃の尖兵となったのが「95式軽戦車」を筆頭とする戦車隊で、奇襲による攻撃により敵を撹乱、大きな戦果を挙げます
●「95式軽戦車」は、その機動力により終始戦闘の前面に立って活躍、信頼性の高い足周りとエンジンにより落伍車もなく、進撃を続けました
●ただし、一部の頑強な抵抗拠点によって大きな損害を受けることもあり、全軍の快進撃によって大きな問題とはなりませんでしたが、同車の運命に暗雲の兆しが見られることになります

●太平洋戦争が中期に入ると、連合軍は反撃を開始、島嶼を中心として帝国陸海軍は防御へと移ります
●「95式軽戦車」は、戦車連隊だけではなく、師団直属の戦車隊(1個中隊規模)や帝国海軍の陸戦隊に配備され、防御兵力として運用されました
●しかし、同戦車はアメリカ軍の「M4中戦車」などの新鋭戦車には太刀打ちできず、苦戦を強いられます
●ところが、国力の乏しい日本では戦闘機、艦艇の開発、建造に手一杯の状況であり、「95式軽戦車」の後継車両の開発は実質的には行われず、終始不利のまま同車は終戦時まで使われ続けることとなったのです

日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (初期型)の商品画像

【 「日本帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号(初期型)」のキット内容について 】


●この帝国陸軍の軽戦車「95式軽戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●サイバーホビー社のディテール表現力と高い成型力により「95式軽戦車」を再現、実車のフォルムを捉えながらそのディテールが細かく表現されています

●車体や砲塔などはスライド式金型により一体成型となっており、側面部のリベットやピストルポートもシャープかつそのディテールの強弱も再現、日本戦車らしい細やかな構造が模型として実感できます

●パッケージ内にはディテール部分が一体成型されたパーツと、別パーツ化した2種類のパーツとが用意されており、ユーザーのスキルや表現したい状態により、使い分けて製作することが可能となっています

●また、実感高い戦車兵のフィギュアも1体付属しており、単品作品の演出やジオラマ展開など、様々な楽しみが広がることでしょう


●「95式軽戦車」は「砲塔」「車体上部前部」「車体上部後部」「車体下部」の4ブロックで構成されています

【 砲塔部 】
●砲塔の主要部分は一体成型となっており、表面上のリベットやピストルポートなどが強弱を付けた彫刻で再現、側面や上面の装甲板のラインも表現されています

●「94式 37mm戦車砲」の砲身は一体成型となっており、砲口部分が開口処理されています
 ・ 砲尾部分も砲身部に一体成型され、閉鎖器は開閉状態が選択できます

●砲尾部に装着される、照準器、肩当て、防危板、薬莢受けなどがパーツ化
 ・ 防危板、薬莢受けの形状が異なる2種のパーツが付属、選択して使用します

●防盾部分は、左右旋回が可能なパーツと固定式のパーツの2種類が付属、選択して使用します
 ・ 左右旋回が可能なパーツは、肩当てにより砲の微調整が可能という同車の構造を表したものです
 ・ 両パーツ共に、防盾は完成後も上下可動式とすることが可能となっています

●砲塔は一体成型となっており、車長キューポラ、前面パネル、底板は別パーツです
 ・ ピストルポートを再現したエッチングパーツが付属、砲塔パーツにモールドされたピストルポートとエッチングパーツとを選択できます
 ・ 後部の視察ハッチは、裏側のディテールが一体成型されたパーツと、ディテールが別パーツとなったパーツが用意されており、選択して使用します
 ・ 視察ハッチは開閉状態が選択できます

●車長キューポラは一体成型となっており、周囲の視察スリットがモールドされています
 ・ 車長ハッチは裏側のディテールが一体成型されたパーツと、ディテールが別パーツとなったパーツが用意されており、選択して使用します
 ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます

●後部の機銃は、放熱筒と機関部が一体成型され、照準装置は別パーツです
 ・ 機銃口が開口処理されており、銃身先端部もモールドにて再現
 ・ スライド式金型により放熱筒部分の上下左右、下部の放熱口が開口処理されています
 ・ 機銃マウントは照準口が開いた状態と、閉じた状態の2種類が付属、選択して使用します
 ・ 機銃マウントは、左右上下に可動します

●スモークディスチャージャーのパーツが付属、砲塔下部に装着することができます
 ・ スモークディスチャージャーのパーツは一体成型となっています
 ・ このスモークディスチャージャーは一部の車輌に装備されました

【 車体上部 】
●車体上部前部は、上部パネルと左右のフェンダーの3パーツで構成され、各パーツの表面にはリベット、帝国陸軍の星章などがモールドされています
 ・ フェンダー側面のリベットも表現
 ・ フェンダー下部の泥除けフラップはエッチングパーツにて再現
 ・ 前照灯は前後分割式で、前部はクリアーパーツとなっています

●上部パネル上の銘板はエッチングパーツにて再現、1枚物のタイプと2枚物のタイプとを選択できます

●前部の点検ハッチは、開閉レバーが別パーツとなったパーツと、一体成型されたパーツとが付属しており、選択して使用します

●車体上部後部は一体成型となっており、各部のリベット、ピストルポート、溶接跡などがシャープに彫刻されています
 ・ 後面パネルは別パーツで、給油口部分が一体成型されたパーツと別となったパーツが用意され、選択して使用します
 ・ 操縦手ハッチ、後部の各点検ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ ピストルポートを再現したエッチングパーツが付属、車体パーツにモールドされたピストルポートとエッチングパーツとを選択できます

●操縦手ハッチは一体成型となっており、内部の視察用の防弾ガラスはクリアーパーツです
 ・ ハッチは、前部の視察用に小ハッチが一体成型されたパーツと、別となったパーツとが用意され、選択して使用します
 ・ ハッチのアーム部分はエッチングパーツです

●前方機銃は、放熱筒と機関部が一体成型され、照準装置は別パーツです
 ・ 機銃口が開口処理されており、銃身先端部もモールドにて再現
 ・ スライド式金型により放熱筒部分の上下左右、下部の放熱口が開口処理されています
 ・ 機銃マウントは照準口が開いた状態と、閉じた状態の2種類が付属、選択して使用します
 ・ 機銃マウントは、左右上下に可動します

●ルーバー状となった点検ハッチの裏側のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています

●排気管は前後方向に5分割式で、排気管カバーはエッチングパーツです
 ・ 排気管は、周囲にフレームが付くタイプと、フレームの無いタイプとが付属、選択して使用します
 ・ 排気管先端部は開口処理されています

●側面のフェンダーは1パーツで再現されています

●車載工具類は固定具も含めてパーツ化され、ジャッキは4パーツで構成

【 車体下部 】
●車体下部は、バスタブ式に一体成型となっており、各部のリベット、パネル構造が深めの彫刻で表現されています
 ・ 前面パネルは別パーツです
 ・ 後部のナンバープレートはプラパーツとエッチングパーツとを選択できます
 ・ 牽引ワイヤーは、プラパーツにて再現、ワイヤー本体は中央部の固定具に一体成型され、先端のアイの部分は別パーツです
 ・ 尾灯はクリアーパーツです

●サスペンションアームは車体とは別パーツとなっており、中央に延びる緩衝アームを接続させて車体に取り付けます
 ・ 転輪は左右方向に3分割式で、ボギー部分の基部にリング状のエッチングパーツを2枚重ねて装着させます
 ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです
 ・ デファレンシャルカバーには表面部のボルトがモールドされています

●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています
 ・ センターガイドの肉抜き穴が開口処理されています


●操縦手ハッチの防弾ガラス、前照灯の前部、尾灯などを再現するクリアーパーツが付属

●排気管カバー、フェンダーの泥除け、ルーバー部のメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています

日本帝国陸軍 九五式軽戦車 ハ号(初期型)の商品画像

【 付属のフィギュア 】
●帝国陸軍の戦車兵を再現したフィギュアが1体付属しています(原型:竹一郎氏)
 ・ フィギュアは、キューポラから上半身を乗り出した車長が表現されており、半身像となっています
 ・ フィギュアは、顔の表情、皺の表現、ディテールなど、インジェクションキットとしてハイレベルな内容となっています

●フィギュアの服装は、防暑服を着用、戦車帽を被り、手には軍手を付けています
 ・ この服装は、主にフィリピンやマレーなどの南方で見られました
 ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の細部やベルトなどの細部は繊細且つシャープで、ポケットなどはエッジが立った彫刻となっています
 ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です
 ・ 装備品として拳銃ホルスター(×1)が付属

【 塗装とマーキング 】
●「95式軽戦車」のマーキングとして、帝国陸軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 戦車第1連隊 (マレー / 1941年)
 ・ 関東軍所属車輌 (満州 / 1944年)
 ・ 戦車第7連隊 第2中隊 (フィリピン / 1942年)
 ・ 戦車第13連隊 (中国)

●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、車体番号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています


●2012年 完全新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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