中国陸軍 02式 装輪自走対戦車砲
「中国陸軍 02式 装輪自走対戦車砲 （プラモデル） (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.82485 )」です
●中国人民解放軍の装輪式の対戦車自走砲「02式 装輪自走対戦車砲」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「92式装輪装甲車」をベースに100mm砲を搭載した「02式 装輪自走対戦車砲」を再現、車体後部に砲塔を設置した特異なフォルムを再現した内容となっています
●ホビーボス社製「中国陸軍 92式 装輪装甲車」をベースとして、「02式 装輪自走対戦車砲」を再現するために車体上部などを新規パーツへと変更、砲塔を追加したバリエーションキットとなります【 「02式装輪自走対戦車砲」について 】
●「92式装輪装甲車」は、6輪式の装甲兵員輸送車で、生産コストの低さとその軽便さにより、中国人民解放軍のみならず各国に輸出されています
●一方、対戦車自走砲という兵器は、その搭載火砲の大重量化と、防御力の不足により、事実上第2次世界大戦時のみの兵器となり、大戦後は「戦車」にその役目が統合されました
●中国人民解放軍では、この対戦車自走砲を同軍独自の装備として保有、装軌式の「89式対戦車自走砲」などを開発、生産します
●「02式装輪自走対戦車砲」は、「92式装輪装甲車」をベースに「86式 100mm対戦車砲」を搭載した対戦車自走砲で、2002年に制式採用、「92式装輪装甲車」などを装備した機械化部隊の対戦車及び火力支援の任務の役割を担っています
●この「02式装輪自走対戦車砲」は、アメリカ軍の「ストライカー MGS」のような火力支援用車輌とは異なり、その名称通りに対戦車戦闘を重視、搭載する「86式 100mm対戦車砲」は滑腔砲タイプで、長射程の対戦車ミサイル弾も用意されています
●ただ、装輪式装甲車をベースとしているために、その装甲は小銃弾に耐えうる程度であり、本格的な戦車戦闘は厳しいものがあると言われています【 「中国陸軍 02式 装輪自走対戦車砲」のキット内容について 】
●この中国人民解放軍の「02式装輪自走対戦車砲」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ホビーボス社のスタンダードとなる表現力により「02式装輪自走対戦車砲」を再現、基本躯体は一体成型で、これにディテールパーツを取り付ける構成により、同種の車輌のキットとしてはパーツ数が抑えられた内容となっています
●「02式 装輪自走対戦車砲」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「後部パネル」の4ブロックで構成されています
●砲身は、マズルブレーキを含めて左右分割式で、砲身基部は別パーツです
・ マズルブレーキ側面のスリットが開口処理されています
・ 防盾は、防塵カバーが付いている状態を再現
●砲塔は上下分割式となっています
・ 車長キューポラは別パーツです
・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ ペリスコープ、照準サイトのガラス部はクリアーパーツとなっています
・ スモークディスチャージャーは、各ランチャー部とベース部分とで構成されています
●12.7mm重機関銃は、機関銃本体は1パーツ、機銃架は15パーツで構成されています
・ 機関銃の銃口は開口処理済みです
●車体上部は一体成型となっています
・ 前方のウィンドーはクリアーパーツが用意されています
・ ウィンドーの装甲カバーは別パーツで、開閉状態を選択できます
・ 前照灯のガラス部はクリアーパーツ、前照灯前部のメッシュガードはエッチングパーツとなっています
・ 前部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 操縦手用ペリスコープはクリアーパーツで再現
・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ 側面ハッチは別パーツです
・ 各サスペンションアーム部は5パーツで構成
・ タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが分割されており、ゴムの部分はラバー製となっています
●後部パネルは一体成型で、後部ドアは別パーツです
●ペリスコープ、照準サイト、前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属
●エンジングリルのメッシュ、前照灯のガードなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●説明書には「02式 装輪自走対戦車砲」の2種類の塗装例（3色迷彩とデジタル迷彩）が記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
●2012年 一部新金型
