ミニアート SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付) 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア 35143 プラモデル

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SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付)

販売価格

5,280円 4,752円(税込)

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「SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付) (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア  No.35143 )」です

●「SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付)」です

●第2次世界大戦中期以降のソ連軍の自走砲「SU-76M」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●物量と巧みな戦術によりドイツ軍を苦しめた自走砲「SU-76M」を再現、ソ連軍車輌らしい実用性を重視した簡素な造りと、オープントップ車輌ならではのメカニカルな構造が表現されています

【 「SU-76M」について 】


●第2次世界大戦の以前、火砲の自走化は各国で研究は行われたものの、実用化ほほとんど行われず、若干の試作車輌が存在するのみでした

●第2次世界大戦が開戦すると、ドイツ軍はその機動力により電撃戦を展開、砲兵部隊も戦車に追従できる能力を持っていましたが、牽引式の火砲では陣地変換に時間が必要であり、自走化が望まれます
●ドイツ軍では、歩兵砲をベースとした自走砲が逸早く開発され、その活躍はドイツ軍、連合軍両方が注目することとなりました

●ソ連軍でも、戦前において自走砲の研究が行われていましたが、大量に生産されることはなく、更に独ソ戦が開始されると、正面装備である戦車の生産が最優先となります

●しかし、ドイツ軍の自走榴弾砲や対戦車自走砲の活躍により、ソ連軍内ではその必要性が認識されることとなり、各種自走砲の開発が開始されました

●一方、ソ連軍では「T-40」から発展した「T-60」「T-70」という軽戦車を生産、運用していましたが、装甲、武装共に貧弱であり、独ソ戦中盤までは戦車不足により使用されましたが、その能力不足は明らかでした

●「76mm野砲 M1942 (ZiS-3)」を搭載する自走砲として、当初「T-60」の車体を利用したタイプが登場、ただし、この車輌は試作のみに止まり、続いて「T-70」の車体を利用した「SU-76」が作られました

●この「SU-76」は、「T-70」の車体を延長、車体後部に戦闘室を設けており、当初は密閉型の戦闘室でしたが、ベンチレーターが未装備であり、射撃を行うと燃焼ガスが充満してしまうことから、後に天板部分を撤去したオープントップ式となります
●同車は、1943年に350両が生産され、「クルスク戦」などに投入されています

●「SU-76」のベースとなった「T-70」は、小型で高出力のエンジンの開発ができなかったため、これを補うために2基のエンジンを搭載、それぞれのエンジンが片側の履帯を駆動させるという方式を採っていました
●ところが、この方式は両方のエンジンを同調させることが難しく、故障も頻発したため、2基のエンジンで1本の駆動軸を動かす方式へと変更、この改良型は「T-70M」と呼ばれました

●この改良は「T-70」をベースとした「SU-76」にも採用されることとなり、このタイプは「SU-76M」として1943年の中頃から生産が開始されます

●「SU-76M」は、その搭載砲の性質から対戦車のみならず対歩兵戦闘にも用いられ、手軽で攻撃力に優れた車輌として広く使用されました
●ただ、このような自走砲の共通の欠点として防御力の不足が挙げられ、「SU-76M」も被弾してしまうと撃破は免れることはできず、多くの損害を出したのも事実です
●同車は、その欠点を補うために、待ち伏せ攻撃や他の戦車などと共同して戦闘を展開、ドイツ軍はそれらの戦術により苦戦し、1945年のハンガリーでの戦闘では大きな損害を受けています

●また、「SU-76M」は軽戦車をベースとしているために生産コストが低く、その生産は戦後にも継続されて合計16,000両以上が量産、戦後も共産圏の主力兵器として用いられ、「朝鮮戦争」などにも登場しています

SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付)の商品画像

【 「SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付)」のキット内容について 】


●このソ連軍の自走砲「SU-76M」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●ミニアート社の初期フォーマットに沿って「SU-76M」を再現、東欧系メーカーとしての素朴さも感じますが、実車のポイント、ディテールは押さえられており、同車の魅力が表現された内容となっています

●「SU-76M」は「砲」「車体」の2ブロックで構成されています

●砲身は左右分割式で、先端部のマズルブレーキは上下分割式となっています
 ・ 上部の駐退複座装置は左右分割式です
 ・ 砲尾は3パーツで構成され、閉鎖器、閉鎖ハンドルなどは別パーツです
 ・ 防盾は1パーツで構成、その前部の装甲カバー部は左右分割式です

●車体は、ベースとなる車体下部に、車体上部パネル、フェンダー、戦闘室パネル、戦闘室内部構造物などを取り付ける方式となります

●車体上部パネルは、各面ごとにパーツ化されています
 ・ 前部の点検パネルは別パーツです
 ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 側面の吸気グリルはモールドで再現

●フェンダーは、本体部分と後部のフラップ部との2分割式です
 ・ フェンダー支持架は下部がフェンダー本体にモールドで再現、上部は別パーツとなっています

●戦闘室パネルは、各面ごとにパーツ化されています
 ・ パネル内側の各装備品は別パーツです
 ・ 後面パネルの小ハッチは別パーツとなっています

●戦闘室内部は、砲弾ラック、座席、隔壁などが再現されています
 ・ 砲弾ラックは各砲弾とラック本体とで構成
 ・ 砲弾ラック用の砲弾が24個付属しています
SU-76M 自走砲 (可動式連結キャタピラ付)の商品画像
●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています
 ・ サスペンションアーム、上部転輪基部、ダンパーは別パーツです

●履帯は、1枚ずつが分割された連結可動式履帯が付属しています
 ・履帯パーツは、履帯本体とセンターガイド部の2分割式となっています

●ソ連軍の自走砲兵のフィギュアが5体付属しています
 ・ フィギュアは、ミニアート社製「ソビエト 自走砲兵セット」と同一です
 ・ 詳しくは、フィギュアのキット目録を参照して下さい


●「SU-76M」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる5種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第11親衛軍自走砲兵師団 (オストプロイセン / 1944年)
 ・ 自走砲連隊所属 (オストプロイセン / 1945年)
 ・ 第1238自走砲連隊 (ポーランド / 1945年3月)
 ・ 第9クラスノドコサック師団 第1448自走砲兵連隊 (ポーランド / 1944年)
 ・ 第3ベラルーシ方面軍 第5親衛戦車軍 第1223自走砲兵連隊 (ヴィルニス / 1944年)

●説明書の塗装例に基づく、車体番号などを再現したデカールが付属しています


●2012年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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