トランペッター ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグ 1/35 AFVシリーズ 05550 プラモデル

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ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグ

販売価格

5,280円 4,752円(税込)

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「ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグ (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ  No.05550 )」です

●「ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグ」です

●第2次世界大戦末期におけるドイツ軍の自走砲「ヴァッフェントレーガー」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット、「アルデルト」社が生産したタイプを再現した内容となっています

●「ヴァッフェントレーガー」として唯一量産された「アルデルト」社のタイプを再現、簡素な車体に大型の防盾を持つ、独特なフォルムが再現されています

【 「ヴァッフェントレーガー」について 】


●第2次世界大戦が後半へと突入する時期の1944年2月、ドイツ軍は規格式の自走砲「ヴァッフェントレーガー」の開発を開始します

●当時のドイツ軍は、自走榴弾砲として「ヴェスペ」「フンメル」を運用していましたが、これらの車輌は「暫定的車輌」であり、同軍が理想の自走砲として考えていたのは、緊急時に搭載砲で射撃を行うことが可能ながらも、通常の射撃時には砲を地上に据置き、車両は弾薬運搬車として活動するという、砲の積み下ろしが可能な車輌でした 
 ・ 他に、全周射撃を行う能力も求められています

●その考え方が具現化したのが試作自走砲「ホイシュレッケ」でしたが、同車は実際の運用の際にはかえって不便で、生産コストも高価となり、採用には至りませんでした

●「ヴァッフェントレーガー」は、この理念に基づいて計画された車輌で、簡素化を徹底した車体に、砲を搭載、砲の積み下ろしが可能で、全周射撃能力も必要とされました
●また、搭載する火砲も、各種選択することができ、「105mm榴弾砲」「155mm榴弾砲」などを搭載した自走榴弾砲、そして「88mm対戦車砲」などを搭載した対戦車自走砲の両タイプとして運用することが求められます
●そして、車体に関しては、前述のように簡素化が求められ、従来の自走砲の概念とは異なる、砲を運搬するための車台としての扱いでした
 ・ 「ヴァッフェントレーガー」とは、砲運搬車という意味です

●この計画には「ラインメタル」「シュタイヤー」「アルデルト」「クルップ」の4社のメーカーが参加し、それぞれ試作車を製作しています
●しかし、これらの試作車輌は砲の積み下ろすことが可能とすることはできず、結局この機能の要求は取り下げられています

●4両の試作車輌は比較検討の結果、「アルデルト」社(正確には「アルデルト」社と「クルップ」社との共同開発)のタイプが採用され、1944年の中頃に100両の量産が決定しました

●「アルデルト」社の「ヴァッフェントレーガー」は、「88mm対戦車砲 Pak43」を搭載、車体は新設計ながらも足周りなどを駆逐戦車「ヘッツァー」のものを流用、ただし転輪に関してはゴム付きタイプから全鋼製タイプへと変更されています
 ・ 最初の試作車は、RSOトラクターの履帯が使用されました

●この「ヴァッフェントレーガー」の生産は、パーツが順調に手配できずに遅々として進まず、1945年に入っても2両しか完成できず、敗戦時までに完成した車輌は、当初予定していた100両に満たないとする説が有力です

●しかし、一定数は量産されており、ベルリン攻防戦などに参加、また、ドイツ国防軍の中尉の階級を持つ「アルデルト」社の社長により率いられた同車7両による戦車駆逐中隊も実戦に投入されています

ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグの商品画像

【 「ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲 ゲイ・ボルグ」のキット内容について 】


●この「アルデルト」社製の「ヴァッフェントレーガー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●「ヴェッフェントレーガー」をシャープに再現、メッシュ状の滑り止めパターンが付いたフェンダー及び車体上部、全鋼製タイプの転輪など、実車の特徴を表現した内容となっています

●また、実車の華奢な造りを表現するために、エッチングパーツを多く使用、金属砲身、真鍮パイプなどがセットされたマルチマテリアルキットとなっています


●「ヴァッフェントレーガー」は、「砲」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

●「88mm対戦車砲 Pak43」の砲身部は、プラパーツと金属砲身とを選択できます
 ・ プラパーツは左右分割式となっています
 ・ マズルブレーキは左右分割式です
 ・ 砲身基部の装甲スリーブは真鍮パイプとエッチングパーツとで再現
 ・ 砲尾は6パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択可能です

●砲架は左右分割式となっており、これに照準器、操作ハンドルなどを取り付ける構成です
 ・ 平衡器は3パーツで構成され、砲の動きに併せて可動するようになっています

●防盾は、エッチングパーツで再現されています
 ・ 本体部分はエッチングパーツを前後に貼り付ける方式で、これに側面パーツを接着します
 ・ 防盾内側の砲弾ラックもエッチングパーツとなっています
 ・ 砲身部分の小防盾はプラパーツです

●「ヴァッフェントレーガー」の車体下部は、バスタブ式に一体成型されています
 ・ 各サスペンションユニットは3パーツで構成(計4ユニット)
 ・ 履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています

●操縦席及び操縦席横のトランスミッション、車体後部の砲弾ラックが再現されています
 ・ 操縦席部分は、座席、各種ペダル類、操行レバーがパーツ化

●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型されており、車体前面部分は別パーツです
 ・ 操縦席前面の装甲パネルは可動式です
 ・ トラベリングロックは1パーツで構成され、可動式となっています

●フェンダーは、車体上部パーツに一体成型されたプラパーツと、エッチングパーツとを選択できます
 ・ エッチングパーツは片側3分割式で、使用する場合にはプラのフェンダー部分を切り離す必要が有ります

●防盾、防盾部砲弾ラック、フェンダーなどを再現するエッチングパーツが付属しています


●「ヴァッフェントレーガー 88mm 対戦車自走砲」用のアクセサリーパーツが付属
 ・ 88mm対戦車砲弾 ×16
 ・ 空薬莢 ×16


●マーキングは、ドイツ軍の1種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 塗装例には表示されていませんが、国籍マーク、車体番号、キルマークなどを再現したデカールが付属しています


●2012年 一部新金型 (砲、砲弾、履帯は同社の他のキットから流用)



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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