AFV CLUB Sd.kfz.232 (8-Rad) 8輪重装甲無線偵察車 (初期型) 1/35 AFV シリーズ AF35232 プラモデル

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Sd.kfz.232 (8-Rad) 8輪重装甲無線偵察車 (初期型)

販売価格

4,950円 4,455円(税込)

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「Sd.kfz.232 (8-Rad) 8輪重装甲無線偵察車 (初期型) (プラモデル) (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ  No.AF35232 )」です


●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の8輪重装甲無線偵察車「Sd.kfz.232」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●多面形で構成されたフォルムの8輪式装甲車をベースにした無線車型「Sd.kfz.232」を再現、大型のフレームアンテナを装備した特徴的なシルエットを再現した内容となっています

●AFVクラブ社製「ドイツ 偵察用8輪重装甲車 Sd.Kfz231 初期型」をベースとし、「Sd.kfz.232」を再現するためのフレームアンテナを追加したバリエーションキットとなります

【 8輪重装甲無線偵察車「Sd.kfz.232」(8-Rad)について 】


●ドイツは古くから多輪式の重装甲車の開発を行なっており、1927年には「8輪式」と「10輪式」の試作車輌が製作されていました
●ただし、ベルサイユ条約による制限や、世界恐慌による予算の削減から、それ以上の開発は行なわれませんでした

●1934年のドイツ再軍備化にあたって「4輪式」「6輪式」「8輪式」の3種類に区別された本格的な装甲車の開発が開始されます
●「8輪式」の重装甲車は、8輪による不整地踏破能力が期待され、従来の開発結果を元に開発が進められました
 ・ この8輪式重装甲車は、当初「Sd.kfz.233」という名称が与えられ、6輪式の重装甲車「Sd.kfz.231」と区分されていましたが、車輌形式別ではなく用途別に名称が変更され、6輪式と8輪式の重装甲偵察車は「Sd.kfz.231」に、同じく6輪式と8輪式の重装甲偵察無線車が「Sd.kfz.232」となりました
 ・ 8輪重装甲車の「重」は装甲を表すものではなく、駆動輪の多さを示しています

●8輪重装甲車は、1935年に試作車が完成、1937年に制式化され、生産が開始されます

●一方、ドイツ軍は第1次世界大戦の戦訓から短期間で戦争を終結させる「電撃戦」の作戦思想に基づき、装備を揃えて行きました
●この「電撃戦」でのキーポイントは各部隊の連携であり、諸兵連合によって敵の弱点を衝き、敵の主力を孤立させて戦闘能力を喪失させるというものでした
●そのため、各部隊間の通信連絡は必需となり、その尖兵として前線に進出する偵察部隊にとって無線能力は極めて重要な要素となります

●そこで、偵察部隊用の装甲車には無線車型も同時に生産され、8輪重装甲車には部隊間通信用の長距離用「Fu.11 無線機」を装備した「Sd.kfz.232」が作られています
 ・ 通常型の8輪重装甲車「Sd.kfz.231」と無線車型「Sd.kfz.232」の違いは、フレームアンテナの有無だけでした
 ・ 1942年7月からは、フレームアンテナの代わりにシュテルンアンテナ(星型アンテナ)を装備したタイプへと生産が移行しましたが、従来のフレームアンテナ型も継続使用されています

●「Sd.kfz.231」と「Sd.kfz.232」は、戦車師団の装甲偵察大隊の中核車輌として、その偵察能力と機動力により電撃戦の原動力の一つとなり、ドイツ軍の緒戦の勝利に貢献しました
●また、北アフリカ戦線などにおいて、その機動力を生かして活躍、ドイツ機甲部隊の「目」や「耳」となり、その活動を支えたのでした

●8輪式重装甲車「Sd.kfz.231」と「Sd.kfz.232」は、1937年から生産が開始され、1943年までに合わせて604両が製造、以後は後継車輌である8輪式重装甲車「Sd.kfz.234」へと生産が移行していきます


【 「Sd.kfz.232 (8-Rad) 8輪重装甲無線偵察車 (初期型)」のキット内容について 】


●この8輪式重装甲無線偵察車「Sd.kfz.232 (8-Rad)」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●AFVクラブ社のディテール表現力と堅実な彫刻技術によって「8輪重装甲無線偵察車 Sd.Kfz232 初期型」をシャープに再現、実車の複雑な面構成と、装輪式装甲車ながらドイツ車輌らしい細かな造りが表現された内容となっています


●「8輪重装甲無線偵察車 Sd.Kfz232 初期型」は、砲塔、車体上部、車体下部、シャーシ部、フレームアンテナの5ブロックで構成されています

●「2cm KwK30 機関砲」砲身は、砲身部と機関部の2分割式で、砲身部にはスライド式金型により砲口が開口処理されています
 ・ 砲身中央部の砲身交換用の滑り止め部分の段差も再現
 ・ 砲架部分もパーツ化されています
 ・ 同軸機銃は、一体成型となっており、銃口部分が開口処理済みです
 ・ 防盾は1パーツで構成され、上下方向に可動します

●砲塔は、上部、下部、前面パネルの3分割式です
 ・ 側面の視察ハッチ、クラッペは別パーツです
 ・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 後部ハッチは裏面の機能が表現され、開閉可動式です
 ・ 砲塔内部も再現されており、砲塔バスケット部、旋回ハンドル、座席などがパーツ化
 ・ 砲塔は旋回可能です

●「 Sd.Kfz232」の車体上部は、本体、エンジングリル部、戦闘室天板、戦闘室後部パネルの4分割式です
 ・ 各種ハッチ、クラッペは別パーツとなっています
 ・ 前後のヘッドライトがパーツ化され、ガラス部はクリアーパーツが用意されています
 ・ 車載工具類は、固定具が一体成型され、クランプ部はエッチングパーツを使用します

●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています
 ・ 側面ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ 各フェンダーは、ブロックごとに組み立て、これを車体下部に接着します
 ・ フェンダー中央の雑具箱の蓋は別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
 ・ 特徴的な前後の車幅ポールは、繊細なパーツが用意されています

●車体内部が再現されています
 ・ 前後の操縦席、ハンドル、計器盤、各種レバー、ペダルがパーツ化

●シャーシのメインフレームは、後面を除いて一体成型されています
 ・ 複雑な構造のダブルウッシュボーンサスペンションは、細分化されたパーツ分割にて再現
 ・ 車軸のジョイント部はラバー製パーツとなっており、サスペンションは上下方向に適度な固さによって可動します
 ・ タイヤは、ホイール部とゴム部とが別パーツで、ゴムの部分はラバー製となっており、複雑なトレッドパターンが表現されています

●フレームアンテナは、フレームアンテナ本体と支持架で構成されています
 ・ アンテナは、砲塔上部の回転フレーム部は別パーツで、砲塔旋回に関わらずアンテナは車体に固定されます

●ヘッドライトのガラス部を再現するクリアーパーツが付属

●工具類の固定具や各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています


●マーキングは、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ ドイツ国防軍所属車輌 (ドイツ / 1940年)
 ・ ドイツ国防軍所属車輌

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、パーソナルネーム、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています


●2012年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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