イギリス 17ポンド対戦車砲 要員セット (フィギュア5体入)
「イギリス 17ポンド対戦車砲 要員セット (フィギュア5体入) （プラモデル） (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35087 )」です
●「イギリス 17ポンド対戦車砲 要員セット （フィギュア5体入）」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の「17ポンド砲」の対戦車砲兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「イギリス対戦車砲兵」について 】
●イギリス陸軍は、「ノルマンディ戦」におけるドイツ戦車部隊などによる損失や、「マーケット・ガーデン作戦」の失敗、そしてパットン将軍によるアメリカ軍の進撃の陰に隠れて認知度が低く、評価も今一つですが、その戦力は西部戦線での連合軍の勝利の原動力となりました
●第2次世界大戦時の開戦時のイギリス軍対戦車砲兵の装備する火砲は、全周射撃が可能な「2ポンド砲」で、この砲は独仏戦から北アフリカ戦中期まで使用されました
●ただ、この「2ポンド砲」は、装甲貫通能力は強力なものではなく、ドイツ戦車の正面装甲に対しては500m以下でないと対抗することが出来ずに苦杯を舐めさせられます
●1942年の初め頃からは新型の対戦車砲である「6ポンド砲」が登場、この砲の口径57mmであり、40mmの口径の「2ポンド砲」と比べると格段に貫通能力が向上していました
●一方、イギリスは火砲とその砲弾の開発に熱心であり、弾道被帽徹甲弾（APCBC）、そして装弾筒付き徹甲弾（APDS）が開発されると「6ポンド砲」の威力は強化され、この砲は以後大戦を通じて使われるようになります
●ただ、より強力な後継の対戦車砲の開発も行なわれており、1942年の後半には「17ポンド砲」が完成しました
●この「17ポンド砲」は、口径76．2mmの砲でしたが、「APDS」弾を使用することでドイツ軍の「88mm 対戦車砲Pak43」に匹敵する程の貫通能力を誇り、「タイガー1」や「パンター」などのドイツ戦車の前面装甲を貫く威力を誇っていました
●同砲の火力は、暴れまわるドイツ戦車を制するのに充分であり、ドイツ軍側に多大な出血を与え、連合軍側の勝利に貢献しています【 「イギリス 17ポンド対戦車砲 要員セット」のキット内容について 】
●この「イギリス対戦車砲兵」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ブロンコ社の高い成型技術によって「イギリス対戦車砲兵」を再現、ベルトのバックルやレギンスのベルトなどのディテールがシャープに彫刻されています
●イギリス軍の対戦車砲兵のフィギュアは極めて希少であり、ジオラマの製作の際に役立つことでしょう
●また、同キットのフィギュアを砲単品作品に配置することでも、より深い表現力を演出することが可能です
・ キットは「17ポンド砲」用の対戦車砲兵を再現していますが、フィギュアの一部は「6ポンド砲」や榴弾砲などにも転用が可能です
・ キットには砲弾が含まれていませんので、砲本体などから流用する必要が有ります
●フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、弾薬手2体、砲手1体の合計5体です
●フィギュアの服装は、野戦服を着用し、ヘルメットを被ってレギンスを履いた姿が表現されています
・ この服装は、ヨーロッパ戦域（イタリア戦線も含む）において広く見られたイギリス連邦軍の対戦車砲兵及び砲兵などの標準的な姿です
●フィギュアは、頭部、胴体、両手、両足のパーツ構成となっています【 「イギリス 17ポンド対戦車砲 要員セット」のフィギュアポージングについて 】
●指揮官のフィギュアは、立った姿勢で、双眼鏡を覗き、大声で指示を与えているポーズです
●照準手のフィギュアは、照準手席に座り、操作ハンドルを掴みながら照準器を覗いているポーズ
●弾薬手のフィギュアの1体は、少し屈んだ姿勢で、両手で砲弾を持っているポーズです
●弾薬手のフィギュアの1体は、立った姿勢で砲弾を持ち、砲弾を薬室に装填しようとしているポーズ
・ 砲弾を装填する場合には指を詰めないように手を握って行なうことが規定されており、このフィギュアも装填する手は握られた状態が再現されています
●砲手のフィギュアは、両手を腰に置き、立っているポーズとなっています
●フィギュアランナーに付属している装備品類
・ ヘルメット ×2
・ 偽装網、偽装布付きヘルメット ×3
・ 双眼鏡 ×1
●キットには、ブロンコ製の「イギリス 軍用車両車載装備品セット」のプラパーツのランナーが付属しており、装備品の一部は同ランナーのものを使用します
●部隊章、階級章などを再現したデカールが付属しています
●2011年 フィギュアランナー新金型
