タミヤ ドイツ 2号戦車 A-C型 (フランス戦線) 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ 070 プラモデル

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ドイツ 2号戦車 A-C型 (フランス戦線)

販売価格

1,980円 1,782円(税込)

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「ドイツ 2号戦車 A-C型 (フランス戦線) (プラモデル) (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ  No.070 )」です


●「ドイツ 2号戦車 A~C型 (フランス戦線)」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●第2次世界大戦開戦時におけるドイツ軍の実質的主力戦車であった「Sd.Kfz.122 2号戦車」の「A~C型」を再現したキットです

●小型の車体にドイツ的デザインを持つフォルムを持つ同車を再現、タミヤタッチのメリハリの在る彫刻と、ディテール表現力により実車の魅力を表現しながらも、タミヤMMシリーズの美点でもある「組み易さ」も考慮された内容となっています

●また、タミヤらしく実車の薄い装甲が感じ取れる清潔感の在るモールドにより、大戦後期の車両と違い、弱装甲と機関砲を装備したその姿は、逆に軽快さと余裕を感じ取ることができ、ドイツ戦車隊の栄光であった電撃戦の息吹を感じ取ることができるでしょう

●ドイツ軍は、第1次大戦の休戦条約「ベルサイユ条約」により、戦車の保有を認められなくなりましたが、「ヒットラー」政権による条約破棄の再軍備化により戦車の開発計画が建てられます

●そこで考えられたのが4つの車種で、「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の補助、「3号戦車」は主力戦車、「4号戦車」は支援用の戦車と体系的に区別されました

●「2号戦車」は、1935年10月に試作車が完成、この試作車は一定数生産され、各種テストが繰り返されました

●最初の試作タイプである「2号戦車 a型」は、小型の転輪とそれを支えるガータービームを持つ足周りを持ち、「2号戦車 b型」は起動輪と車体後部の形状が変更、続く「2号戦車 c型」ではガータービームが廃止され、小型の転輪は片側5個の大型転輪に変更されています
 ・ 「a型」~「c型」は合計150両生産され、その後実戦にも参加しています

●試作戦車である「2号戦車 c型」を改良した最初の量産型である「2号戦車 A型」は、1937年7月に生産が開始、改良(主な改良点は車内装備)が施された「B型」、「C型」が順次登場、「2号戦車」の「初期型」とされるこの「A~C型」は、1940年4月までに各型合計1088両が作られました

●「2号戦車」の「A~C型」は、「20mm戦車砲 KwK30」を装備、重量は8.9tで最高時速40km/hを発揮し、最大装甲厚は15mm程度でした

●「2号戦車 A~C型」は、主力戦車とされた「3号戦車」の生産の遅延に伴い、大戦初期においては実質的にドイツ戦車部隊の主力となり、「ポーランド戦」に参加、近代化の遅れたポーランド軍に対して電撃的な勝利を収めました
●ただし、「2号戦車」を始めドイツ戦車は装甲の薄さという弱点を露呈、ポーランド軍の装備する対戦車砲や対戦車ライフルなどで多数が撃破されてしまいます
●その戦訓からドイツ軍は各戦車の装甲の強化を図り、既存の「2号戦車」も車体と砲塔前面に20mm厚の追加装甲板が装着され、車体前部に関しては追加装甲板によって、それまでの曲線状の形状から箱型の形状へと変化しています

●その後、「2号戦車 A~C型」は「フランス戦」に参加、この頃は主力戦車である「3号戦車」の生産が進みましたが、まだまだ戦車部隊への充足率は低く、この戦いにおいても「2号戦車 A~C型」が主力戦車の代わりに使用され活躍しました
●当時の同車は戦車の性能としては非力さが否めませんでしたが、作戦の妙と、諸兵連合、そして通信能力の高さなどから、緒戦の勝利をもぎ取ったのでした
●一方、ハッチから顔を出さないと外部への視察ができないという欠点を改善するために、「フランス戦」が終了した1940年10月にほとんどの車両が車長用のキューポラが取り付けられる改修を受けています

●「2号戦車」は1941年3月から発展型の「F型」が生産(「D型」、「E型」も作られましたが両車共に快速性を重視した別車体)、前面装甲は基本装甲と追加装甲分を合わせた厚みの1枚板となり、実質的には防御力が強化されています
●しかし、この頃には「2号戦車」の性能では完全に旧式化が目立ちましたが、これは戦車部隊の増設により主力戦車「3号戦車」、支援戦車「4号戦車」の車両数が足りず、これを補完するために採られた処置でした
●結局、「2号戦車 F型」は1942年12月までに524両が生産され、「3号戦車」、「4号戦車」の補助戦車として活用されました

●「2号戦車」は、「3号戦車」や「4号戦車」の生産の伸びに伴い、戦線から徐々に姿を消して行きますが、「マーダー 2」や「ヴェスペ」などの自走砲型への改造や、戦車部隊の偵察、連絡用車両、もしくは対パルチザンの後方部隊用として大戦終了時まで使用され、「2号戦車 A~C型」もその姿が見られています

ドイツ 2号戦車 A~C型 (フランス戦線)の商品画像

●この「2号戦車 A~C型(フランス戦線)」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●キットは、フランス戦時における「2号戦車 A~C型」を再現しており、追加装甲による箱型の車体前面形状、砲塔部前面の追加装甲などが表現されています

●キットは、「A型」、「B型」、「C型」を選択できるコンバーチブルキットとなっています
 ・ 「A~C型」の各型は外観上に大きな違いは無く、クラッペ部分の形状が若干異なっています

●「20mm機関砲 KwK30」及び同軸の「MG34 機関銃」は、それぞれ一体成型でパーツ化されています
 ・ 防盾ブロック部に主砲類を取り付け、砲塔部に組み込む形となっています
 ・ 防盾部のクラッペがモールドで再現されています
 ・ 防盾部(内装式防盾)は、完成後も上下可動が可能です

●砲塔部は上下2分割式で、これに防盾ブロックを取り付ける構成となっています
 ・ 砲塔部の車長ハッチは左右分割のパーツで構成、ハッチ裏面の保護パッドも再現され、開閉状態を選択して組立てる事ができます
 ・ また砲塔側面のクラッペパーツは2種類セットされ、選択して取り付ける事ができます
 ・ 車長用のシートも再現されています
 ・ 砲塔部は左右旋回が可能です

●車体上面はフェンダーを含めた一体成型のパーツで構成され、これに戦闘室を構成する装甲板の一部を取り付ける方式となっています
 ・ フェンダー部は菱形状の滑り止めパターンのモールド、ハッチ金具、給油口などを精密な彫刻で再現
 ・ フェンダーの前後のマッドフラップ、前後のフェンダー支持架は別パーツ化されています
 ・ 操縦手クラッペは別パーツで、開閉状態が選択できます

●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式ですが、固定用のツメがモールドされており、確実に形とすることができます
 ・ キットにはウエイトが用意され、これを車体下部に装着させることにより、模型にずっしりとした重量感を持たすことが可能となっています
 ・ 車体側面パネルにはリーフスプリング式のサスペンションが一体成型されています
 ・ 起動輪はデフカバー部に内蔵させるポリキャップにより可動します

●履帯はプラパーツによる一部連結式、上下の直線部分は長短タイプの一体成型のパーツ、曲部は2枚が1組となっています
 ・ 上部パーツは転輪による「たわみ」が再現されています

●車体上に装備されていたOVM類は一部がフェンダー上に一体成型でモールドされています
 ・ シャベル、消火器、ジャッキ、ジャッキ台、アンテナケースは別パーツで再現
 ・ 前照灯、ノテックライトも別パーツで再現されています

●戦車長のフィギュアが1体付属しています
 ・ フィギュアは立ち姿で、砲塔内部から身を乗り出し、ハッチに両手を置いているポーズです
 ・ 戦車服(パンツァージャケット)を着用し、略帽を被った状態が表現されています
 ・ フィギュアは、頭部、足が一体成型された胴体、両手のパーツ構成となっています
 ・ 服の皺は、戦車服の特徴であるゆとりの在る状態が表現され、細部のモールドはシャープです
 ・ 上着には2級鉄十字章(リボン)、1級鉄十字章、戦車突撃章が彫刻されています

●組立説明書のほか、「2号戦車 A~C型(フランス戦線)」の車体解説をしたリーフレットが付属しており、リーフレットには4種類の塗装例が記載されています
 ・ 第6戦車師団 第4中隊 第1小隊 2号車 (車番412 / フランス / 1940年)
 ・ 第4戦車師団 第35戦車連隊 第1大隊 第3中隊 第1小隊 2号車 (車番312 / フランス / 1940年)
 ・ 第4戦車師団 第36戦車連隊 第2大隊 第2中隊 第1小隊 6号車 (車番216 / フランス / 1940年)

●リーフレットの塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属

●2011年 完全新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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