アオシマ 日本海軍 戦艦 長門 1944 レイテ (フルハルモデル) 1/700 艦船シリーズ 049792 プラモデル

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日本海軍 戦艦 長門 1944 レイテ (フルハルモデル)

販売価格

3,300円 2,970円(税込)

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「日本海軍 戦艦 長門 1944 レイテ (フルハルモデル) (プラモデル) (アオシマ 1/700 艦船シリーズ  No.049792 )」です


●「日本海軍 戦艦 長門」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●太平洋戦争時における帝国海軍を代表する戦艦「長門」を再現したキットで、1944年10月の「レイテ沖海戦」時の姿が表現されています

●当時の連合艦隊の象徴として国民の人気を集めた「長門」を再現、日本戦艦特有の積み上げ式の艦橋と、先鋭的な艦首デザイン、迫力の主砲、そして多数配置された機銃などその威厳を持つ迫力有る姿が表現された内容となっています

●キットは、アオシマ社製「日本戦艦 長門 (ながと)」のバリエーションキットで、フルハルモデルとして艦底部分をパーツ化、そして新規パーツを追加して更にディテールを追加したものです

【 戦艦「長門」について 】


●第1次世界大戦後の1920年に計画されたのが通称「88艦隊」で、艦齢8年未満の8隻の戦艦と8隻の巡洋戦艦を保有するというものでした
●この計画は、建造が開始されていた「長門型」戦艦の「長門」、「陸奥」を始めとするものでしたが、1921年に「ワシントン軍縮会議」が開催、その開催の告知を受けた日本は、「長門型」が削減されるのを防ぐ為に建造を急ぎ、「長門」は1920年に、「陸奥」は1921年に竣工させます

●新造時の「長門」は、当時の列強の最強力艦と同等もしくはそれ以上の火力を誇り、防御力、速力共に優秀で、世界最強の能力を持っていました
●しかし、当時の建造技術は急速に発展しており、1925年と、1932年から1934年にかけての2回に渡り大規模な近代化改装が行なわれます

●この「長門」は、当時の連合艦隊の中では最強とされ、まだ大艦巨砲主義が常識化していた国民の間では絶大な人気を誇りました
 ・ 「長門」を大幅に凌ぐ能力を持つ戦艦「大和型」は、国民へは完全に秘密とされ、その存在を知る人はほとんど居ませんでした

●「長門」は就役直後から連合艦隊旗艦とされ、各式典などに参加、太平洋戦争の開戦時には連合艦隊司令長官「山本五十六」大将の乗艦の元、真珠湾攻撃艦隊などの指揮が執られました
●しかし、「長門」自体は、艦隊決戦用の「主力艦隊」として内地で温存されており、1942年2月には新たに就役した戦艦「大和」に連合艦隊旗艦の座を譲り渡しています

●1942年6月には一大決戦となった「ミッドウェー海戦」に「主力艦隊」の一員として参加、しかし、先行する日本の空母機動部隊が、3隻の空母を主力としたアメリカ機動部隊に待ち伏せされ、その主力である4隻の空母を失って敗北に終わりました
●その後、「長門」は日米の消耗戦となった「ソロモン海」での戦闘に参加することはなく、内地を中心とした後方に留まります

●1944年にもなると、戦局は完全に不利となり、6月には絶対防衛線としたマリアナ諸島にアメリカ軍が上陸を開始しました
●同諸島が占領されると、首都東京はアメリカ軍の爆撃機の行動距離圏となるため、連合艦隊は総力を持って反撃を行ないます
●これが「マリアナ沖海戦」で、連合艦隊は空母を中心とした大兵力を持って挑み、「長門」も出撃を行ないます
●しかし、当時の航空兵力は格段に差が生じており、強力なアメリカ艦隊に惨敗を期すことになりました

●次にアメリカ軍の矛先はフィリピンに向かいます
●フィリピンは、日本から見た南方への中間地帯で、ここを占領されると石油などの戦略物資の補給路が断たれることを意味していました
●連合艦隊は、当時保有する主力艦艇の殆どを投入、空母機動部隊は囮として使用し、戦艦を中心とする砲戦隊が上陸艦隊を叩くという必死の作戦を立てます

●「長門」は、「大和」、「武蔵」を中心とした主力の砲戦隊「栗田艦隊」に配備、フィリピン中央部を通り抜けてアメリカ軍の上陸艦隊が集結しているレイテ島沖を目指します
 ・ 「長門」は戦訓として機銃を増設、対空用の電探も装備されていました
●途中、シブヤン海での空襲により「武蔵」を失うも「栗田艦隊」は西進を続けます
●囮となった日本の空母機動部隊に敵の攻撃が集中しているところ、「栗田艦隊」はアメリカ軍の護衛空母艦隊と遭遇、「長門」は空母「ガンビアベイ」などを撃沈するなどの活躍を見せました

●ところが、「栗田艦隊」はこの戦いの後、謎の反転を行い戦線を離脱、多大な犠牲を払ったこの作戦も失敗となりました
 ・ この行動の理由は諸説有って現在でも謎とされています

●この戦い以後は、日本本土での燃料事情が悪化し、重油を大量に消費する戦艦の出撃は出来なくなるようになり、「長門」は横須賀沖に繋留、浮き砲台として利用されました
●1945年7月には空襲によって中破しましたが、終戦時にも残存しています

●「長門」は、帝国海軍の象徴として戦争を生き抜きましたが、終戦により接収したアメリカ軍によってビキニ環礁に曳航され、1946年7月に行なわれた原爆実験でその姿を消しています


【 「日本海軍 戦艦 長門 1944 レイテ (フルハルモデル)」のキット内容について 】


●この帝国海軍戦艦「長門」を再現したプラスチック組立てキットです

●シャープなモールドにより戦艦「長門」を再現、ウォーターラインシリーズとして作り易さが考慮されながらもパーツ分割や細かなディテールにより、実艦の持つ雰囲気が表現された内容となっています

●艦体全部が再現されたフルハルモデルです


●「長門」の船体部は左右分割式で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています

●船体部には、舷側の舷窓、アンカーレセス、フェアリーダーなどが再現、バルジ部分、船底のビルジキールも表現されています
 ・ フルハルモデルには欠かせないディスプレイスタンドが付属しています
 ・ 艦底部には、4軸式の推進軸、スクリュー、2枚の舵がパーツ化されています

●上甲板は、船首楼甲板、船尾甲板が一体成型され、艦橋甲板、艦載機用甲板は別パーツとなってます
 ・ 甲板上には、主砲塔台座、木甲板、滑り止めなどの基本躯体の他、ボラード、昇降口、通風筒などの細かなディテールが再現
 ・ 艦載機用甲板には、リノリウム押さえ、航空機用軌条、ターンテーブルのモールドが彫刻されています

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「カタパルト部」「煙突部」「後部構造物」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「長門」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は9層で構成され、トップには射撃指揮所が一体成型で再現
 ・ 主要部分の艦橋の窓の枠がモールドされています
 ・ 艦橋を構成するための前檣楼支柱が別パーツ化されています
 ・ 艦橋部分を構成する、4.5m測距儀(×2)、60cm探照灯(×4)、25mm連装機銃(×6)、12.7cm連装高角砲(×2)、21号電探(×1)などがパーツ化されています

● 煙突
 ・ 本体部分は左右分割式で、前部の梯子部分は別パーツとなっています
 ・ 煙突トップ部分の雨水カバー金網と内側の整風板は別パーツで再現され、雨水カバー金網は開口処理済みです
 ・ 煙突周囲の各管は別パーツにて再現
 ・ 煙突部の探照灯及び機銃台座は、ブロックごとにパーツ化されています
 ・ 探照灯台座の支柱部分は3分割式で、シャープなモールドによりトラス構造を再現、トラスは開口されています
 ・ 機銃台座は棒状のパーツを組み合わせる構成となっています
 ・ 「110cm探照灯」×6、「25mm連装機銃」×4が付属

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋の主要部は5パーツで構成、その上部に設置された後部予備指揮所、後檣が別パーツで再現されています
 ・ 後檣は1本の単檣で、上部のヤード、ガフは別パーツ化されています
 ・ ヤード下の細かな支柱を別パーツで再現
 ・ 予備指揮所、高射装置が別パーツとなっています
 ・ 「12.7cm連装高角砲」(×2)、13号電探(×2)が付属しています

●対空機銃座
 ・ 増設された機銃のブルワークは、各ブロックごとにパーツ化されています

●カタパルト「呉式2号5型射出機」 ×1
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで、トラス部分がモールドにて再現されています

●主砲塔部「45口径3年式 40cm連装砲」 ×4
 ・ 砲身部分は1本づつの分割式で、砲身基部の外?砲取り付け金具、防水布が再現されています
 ・ 測距儀は別パーツとなっています
 ・ 主砲塔はポリキャップにより旋回可能です

●副砲「50口径3年式 14cm単装砲」 ×18
 ・ 砲塔部分と砲身部とは一体成型となっており、砲身基部の防水布が再現されています

●高角砲「40口径89式 12.7cm連装高角砲(A1型)」 ×4
 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体との分割式で、砲身部分は連装式に一体成型されています
 
●対空機銃
 ・ 25mm 連装機銃 ×10(艦橋、煙突部に配置)
 ・ 25mm 3連装機銃 ×13(砲塔、上甲板側面、船尾に配置)

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 17m内火艇 ×2
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 9mカッター ×4

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ クレーン
 ・ フェアリーダー
 ・ 塵芥投棄管
 などがセットされています


●キットには、静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、高角砲、機銃、カタパルト、内火艇の一部などは同ランナーのパーツを使用します

●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています
 
 
●2011年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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