ピットロード ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー 1937 1/700 スカイウェーブ W シリーズ W130 プラモデル

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ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー 1937

販売価格

4,730円 4,257円(税込)

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「ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー 1937 (プラモデル) (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ  No.W130 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の装甲艦(ポケット戦艦)「アドミラル・グラーフ・シュペー」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●レーダーがまだ装備されていない1937年時の姿を再現した内容となっています

●ベルサイユ条約の制限を受けて通商破壊を専門とし、巡洋艦と戦艦の性能を併せ持つ装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」を再現、主砲塔を前後に1基ずつ配置して塔型の艦橋を持つ、特徴的なシルエットが再現されています

【 「ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー 1937」のキット内容について 】


●ドイツ海軍の装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットにのっとり装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」を再現、1万t級の船体に様々な種類の兵装を満載した、ドイツ艦艇らしい細やかなディテールを再現した内容となっています

●装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」は、竣工後に改修を受けており、本キットではレーダーが装備されていない1937年時の状態が再現されています

●艦体喫水線から上の部分が再現された洋上モデルと、喫水線から下の艦底部も再現されたフルハルモデルとを選択して組み立てることができます


●「アドミラル・グラーフ・シュペー」の船体は上下にブロック分けしたパーツ構成で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付けて作製します

●船体は、喫水線の部分で上部と下部とに分割したパーツ構成となっています
 ・ 船体下部は、洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部を再現したパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します
 ・ 船体側面には、バルジが表現され、舷側の舷窓、ホースパイプ、艦尾の紋章などがモールドで再現されています
 ・ フルハルモデル用の船体下部のシャフト、プロペラ(スクリュー)、舵が別パーツ化されています

●上甲板は、長船首楼甲板、後部甲板で構成されています
 ・ 甲板上には、木甲板表現、主砲塔台座などの基本躯体の他、ボラード、アンカーチェーンなどの細かなディテールが再現されています

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「煙突部」「後部構造物」「マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「アドミラル・グラーフ・シュペー」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
 ・ 艦橋窓枠は、窓の部分が一段凹んだ状態で再現されています
 ・ 艦橋トップの防空指揮所はスポンソンと各ヤードとで構成されています
 ・ 主砲射撃指揮装置は、左右に分割されたパーツ構成で、これに測距儀の先端部分を取り付けます
 ・ 各パネルには艦橋各部の窓、扉などがモールドで再現
 ・ 艦橋の各スポンソンは個別にパーツ化
 ・ 艦橋に装備される、20mm単装機銃(×2)、測距儀(×2)、探照灯(×2)などが別パーツにより再現されています

●艦橋下部構造物
 ・ 艦橋の下部の構造物(前部構造物)は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
 ・ 構造物の各パネルには、窓、梯子、扉などがモールドされています
 ・ 構造物に装備される、37mm連装機銃(×2)、10.5cm連装高角砲(×2)、射撃指揮装置(×3)、パラベーン(×4)などが別パーツ化

●マスト
 ・ 艦橋や煙突などに装備されている3本のマストは、それぞれが一体成型となったパーツで再現されています

● 煙突
 ・ 煙突は、フラットの部分で分割、上部と下部のブロックで構成されています
 ・ 各ブロックは左右に分割したパーツ構成となっており、煙突のトップは別パーツです
 ・ フラットは、フラット本体と4本のフラットの支柱で構成されています
 ・ 煙突に装備される、探照灯(×4)が別パーツ化

●後部構造物
 ・ 後部構造物は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します
 ・ 構造物の各パネルには、窓、梯子、扉などがモールドされています
 ・ 後部構造物上部の後部艦橋は2層で構成
 ・ 後部艦橋上部の主砲射撃指揮装置は、前後に分割されたパーツ構成で、これに測距儀の先端部分を取り付けます
 ・ 後部構造物に装備される、37mm連装機銃(×2)、10.5cm連装高角砲(×1)などが別パーツ化されています

●主砲塔部 「52口径 28cm 3連装砲」 ×2
 ・ 砲塔は、上下に分割したパーツ構成で、3連装状に一体成型した砲身パーツを内部から取り付けて作製します
 ・ 測距儀は、砲塔とは別パーツで再現
 ・ 砲塔には、リベット、梯子などのディテールが繊細なモールドで再現されています

●副砲 「55口径 15cm単装砲」 ×8
 ・ 副砲は、上下に分割した砲塔パーツの内側から砲身パーツを取り付ける構成となっています

●魚雷発射管 「533mm 4連装魚雷発射管」 ×2
 ・ 魚雷発射管は、4連装状に一体成型された発射管とシールドとで構成
 ・ シールドのパーツには、複雑なディテールが彫刻されています

●高角砲 「65口径 10.5cm連装高角砲」 ×3
 ・ 高角砲は、連装状に一体成型した砲身と砲架とで構成されています

●対空機銃 「37mm連装機銃」 ×10
 ・ 機銃は、連装状に一体成型した銃身部と銃架との2パーツで再現

●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×2
 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています


●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦尾旗竿
 ・ 前部波除け
 ・ ケーブルホルダー
 ・ リール
 ・ 主錨、副錨
 ・ ラッタル
 ・ クレーン
 ・ 通気筒
 ・ 内火艇、カッター類
 ・ ボートダビット
 などがセットされています


●艦載機 「ハインケル He60 水上偵察機」 ×1
 ・ 艦載機は、胴体、上部翼、翼支柱に分割したパーツ構成で、クリア成型となっています


●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています
●艦名が彫刻されたネームプレートも付属

●旗竿に掲げられるドイツ海軍旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦尾の国家紋章、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています

 

【 「ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー 1937」のパッケージ内容 】


 ・ ドイツ海軍 装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー (1937年時) ×1
 ・ ハインケル He60 水上偵察機 ×1
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ ネームプレート ×1
 ・ デカールシート ×1


【 「装甲艦 ドイッチュラント級」について 】


●第1次世界大戦での敗戦によってドイツは連合国との間にベルサイユ条約を締結、それまで強大な戦力を誇っていたドイツ海軍は主力艦艇の大半を破棄し、戦艦では前ド級となる旧式艦のみを保有する弱小な海軍となってしまいました

●このベルサイユ条約では、艦齢の古い艦を代替する新造艦を建造することは認められており、ただし、その新造艦は排水量10,000t以下、主砲の口径は28cmまでという制限が加えられていました

●1920年代末、ドイツ海軍はこのベルサイユ条約の条件を元として、退役する旧式艦の代替として装甲艦「ドイッチュラント級」の建造を開始、「ドイッチュラント」「アドミラル・シェーア」「ドミラル・グラーフ・シュペー」の3隻が1936年までに竣工しています
●この装甲艦「ドイッチュラント級」の建造にあたり、ドイツ海軍では周辺国の海軍力を考慮しながらも、通常の水上艦艇を建造しても当面は戦力的に敵わないことが明白であり、第1次世界大戦での「Uボート」による通商破壊が大きな戦果を挙げたことから、それに沿った艦艇として設計が行われています

●この装甲艦「ドイッチュラント級」は、表面上は排水量10,000t(実際には10,000tよりも大きい)という大きさを守りつつ、制限一杯となる28cmの主砲を搭載、小型の船体に28cm砲という大きな砲を搭載するために、主砲塔は3連装として、船体の前後に1基ずつ装備するというレイアウトが採用されました
●装甲艦「ドイッチュラント級」は最高速度28ノットを発揮、通商破壊戦を考慮して航続距離は大きく、それに合わせて様々な兵装が装備され、通常の水上艦艇とは異なる通商破壊艦としての特徴を備えていました

●この装甲艦「ドイッチュラント級」の建造は、第1次世界大戦での戦勝国、特にイギリス海軍では大きな脅威として捉えられます
●装甲艦「ドイッチュラント級」は、性能的には巡洋艦と戦艦との中間的なものでしたが、速力では戦艦に勝り、砲撃力は砲の門数は少ないものの、その火力と射程は巡洋艦よりも遥かに勝り、装甲艦「ドイッチュラント級」が通商破壊活動を行えば、戦艦では逃げられ、巡洋艦、駆逐艦では反撃により大きな損害が生じてしまうことを意味していました
●このことは、世界中の広い戦域を担当しなければならないイギリス海軍にとって忌々しき事態であり、海軍力では比較にはならないものの、有事の際に装甲艦「ドイッチュラント級」を捕捉、撃滅させるのは困難が予想されました

【 「装甲艦 アドミラル・グラーフ・シュペー」について 】


●装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」は、「ドイッチュラント級」の3番艦として1936年に竣工しました

●第2次世界大戦が開戦すると、装甲艦「アドミラル・グラーフ・シュペー」は通商破壊戦に出撃、南大西洋やインド洋において作戦行動を行い、数多くの連合国の商船を撃沈もしくは拿捕しています

●イギリス海軍は、この「アドミラル・グラーフ・シュペー」を捕捉するために、多数の艦艇をその活動が予想される海域へと派遣、重巡洋艦「エクゼター」、軽巡洋艦「エイジャックス」「アキリーズ」の3隻で構成される艦隊が「アドミラル・グラーフ・シュペー」を捉えることに成功します

●「アドミラル・グラーフ・シュペー」は、通商破壊を任務として敵艦艇とは交戦が禁じられていましたが、やむなくこの3隻のイギリス艦艇と交戦、ラプラタ沖海戦が発生しました
●この海戦で、「アドミラル・グラーフ・シュペー」は、「エクゼター」を大破する戦果を挙げましたが、自身も多くの砲弾を被弾、甚大な損傷を受けます

●このため、「アドミラル・グラーフ・シュペー」は、ウルグアイのモンテビデオ港に退避して応急修理と休息を行いました
●ウルグアイは第2次世界大戦に参戦していない中立国であり、「アドミラル・グラーフ・シュペー」は本格的な修理を受けることはできず、24時間の滞在時間後は港から退去するようにウルグアイ政府から通知を受けます

●実は、「アドミラル・グラーフ・シュペー」は燃料供給系に深刻なダメージを受けており、港から出て外洋で待ち構えるイギリス軍艦艇と戦闘を行う能力はなく、更にはイギリス軍の諜報活動から大量のイギリス艦船が港外に集結しつつあるという誤った情報を「アドミラル・グラーフ・シュペー」の艦長が知ることになります
●ここに至り、もはや「アドミラル・グラーフ・シュペー」の運命は決したと悟った艦長は、退去期限が迫ったことにより艦を港から出航、乗組員を退艦させて港外において「アドミラル・グラーフ・シュペー」を自沈させたのでした



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