ドラゴン Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44 1/35 '39-45' Series 6160 プラモデル

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Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44

販売価格

7,920円 7,128円(税込)

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「Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series  No.6160 )」です


●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の中戦車「パンサー A型」の「初期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「パンター D型」の改良型として新型のキューポラを装備した「パンサー A型」の「初期型」を再現、傾斜装甲を身に纏い、長砲身の主砲を装備した端正かつマッシブなスタイルを再現した内容となっています

【 「パンサー A型」について 】


●ドイツ軍は、1935年から開発された「1号戦車」~「4号戦車」、そして戦前の重戦車研究をベースとして1941年から開発が開始された重戦車「タイガー 1」を装備していましたが、これらの戦車は基本的に避弾経始はほとんど考慮されていませんでした

●しかし、1941年に独ソ戦が開始されると、ドイツ軍は避弾経始を重要視した中戦車「T-34」に遭遇、その防御力の高さに悩まされることになります

●独ソ戦初期では、ドイツ軍は練度の高さと戦術や作戦によりこの「T-34」を撃破して行きましたが、早々に問題となるのは確かであり、既存の戦車の性能向上と併せて新型戦車の開発を開始、このような流れの中、1942年末に登場したのが5号戦車「パンサー」でした
 ・ この「パンサー」には「T-34」に準じた避弾経始が採り入れられ、主要な装甲には傾斜角が付けられ、これまでのドイツ戦車とは一線を画すシルエットとなりました
 ・ 装甲は、車体前面装甲は80mm厚、砲塔前面と防盾の装甲は110mm厚になり、傾斜装甲であることも相まって当時の中戦車としては破格の防御力を持ちました
 ・ この「パンサー」には、当初、「75mm対戦車砲 Pak40」の車載型が搭載される予定でしたが、より長砲身で強力な戦車砲「70口径 75mm戦車砲 KwK42」が開発され、これを搭載することが決定、この砲は「パンサー」の強力な「牙」となります
 ・ また、高出力なエンジンの搭載により、同時代の各国の中戦車から一歩抜きん出てた高い機動性を示し、攻撃力と防御力は重戦車に匹敵、第2次世界大戦時の最良の中戦車と言われています

●この「パンサー」の最初の量産型となった「パンサー D型」はその能力が高く評価され、ドイツ軍の最大規模の攻勢となる1943年7月のクルスク戦に投入されます
●しかし、それまでのドイツ軍戦車が改良を重ねていたのに対して、「パンサー D型」は全くの新設計車両であることと、それまで実線に投入されたことがなかったことから、過酷な環境の下で機械的な初期トラブルが多発、200両近くが投入されたものの、稼働率はかなり低いものでした

●もっとも、少数ながらも「パンサー D型」の稼動車両は前述のように重戦車並みの戦闘能力を発揮、対峙したソ連軍にとって極めて脅威となる存在として恐れられるようになりました

●クルスク戦後、「パンサー D型」は機械的なトラブルを徐々に克服、そして改良型として1943年8月に登場したのが「パンサー A型」です
 ・ この「パンサー A型」では、「パンサー D型」で問題となった変速機、冷却器などが変更され、機械的なトラブルが軽減されました
 ・ そして「パンサー A型」の最大の特徴が、ペリスコープが装備された新型の車長キューポラの採用で、それまでの直接式の視察装置と比べて被弾による乗員への被害が抑えられています
 ・ さらに「パンサー A型」の「後期型」からは車体にボールマウント式の前方機銃が取り付けられました

●「パンサー A型」は、「パンサー」の初期シリーズとして各戦線で活躍、当時としては破格の威力を持つ主砲と、優れた防御力により戦車戦で常に優勢を誇り、ドイツ戦車の強力さを連合軍に知らしめた存在となったのでした


【 「Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44」のキット内容について 】


●このドイツ軍の中戦車「パンサー A型」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●ドラゴン社より2008年に登場した一部新金型キット、いたずらに細かくパーツを細分化したフォーマットではなく、パーツ数を抑え、クリアパーツ、エッチングパーツも付属しておらず、作りやすさを考慮した内容となっています

●「パンサー A型 初期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体後部パネル」「車体下部」の4ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●砲塔は、ペリスコープを装備した新型の車長キューポラを持つ「パンサー A型」の砲塔形状を再現、防盾の鋳造肌、各部の溶接跡などを繊細な彫刻を施したパーツで再現しています

●「70口径 75mm戦車砲 KwK42」の砲身は、マズルブレーキを含めて左右に分割したパーツで再現
 ・ 防盾は、一体成型のパーツで再現されています(双眼式の照準口が付いた「パンサー A型」の「初期型」タイプとなります)
 ・ 同軸機銃は別パーツ化
 ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下に可動させることができます

●砲塔部は、天板と側面パネルとを一体成型したパーツに、前面パネル、後部パネル、床面を取り付けて作製します
 ・ 砲塔上部のベンチレーターとガードは別パーツ化して再現
 ・ 後部ハッチも別パーツ化して、開閉状態を選択して作成することができます
 ・ 砲塔上部のSマイン発射機は蓋の有無を選択して作成することができます
 ・ ピストルポート栓も別パーツ化しています

●車長キューポラは一体成型のパーツで再現、内部構造は別パーツ化して再現しています
 ・ 車長ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択して作成することができます
 ・ 対空機銃架とリングマウントも別パーツ化して再現しています

●車長キューポラは4層で構成されています
 ・ 車長ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択して作成することができます

【 車体上部 】
●車体上部は、側面後部が下部に張り出し、前方機銃が装備されていない「パンサー A型」の「初期型」の車体レイアウトを再現、溶接跡をはじめ、天板部やハッチなどの細かなボルト穴などが繊細なモールドで再現されています

●車体上部は一体成型のパーツで再現
 ・ 前面パネルは別パーツとなりますが、車体上部パーツに内壁が一体成型され、確実に形となるように工夫されています
 ・ 前部のフェンダーはスポンソン下部パーツに一体成型されています
 ・ 前方のガンポートは2種のタイプが付属、選択して使用します
 ・ 操縦手用の視察ハッチは別パーツで、開閉状態を選択可能、内部のハッチ開閉ダンパーは別パーツ化されています
 ・ 操縦手ハッチ、無線手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます
 ・ トラベリングロックは、砲身を固定した状態と、砲身から外された状態とを選択することが可能です
 ・ ペリスコープ及びペリスコープガードは別パーツ化して再現
 ・ 車載工具類は、固定具を含めた状態で一体に成型されたパーツとなっており、これをブロックごとにパーツ化された取り付けベースへと接着します

●側面のシュルツェンは、1枚ごとにカット処理(一部ゲートあり)されたプラ板を貼り付けて作製します

【 車体後部パネル 】
●車体後部パネルは、一体成型のパーツで再現
 ・ 排気管は1本ずつ独立したタイプを再現しています
 ・ ジャッキは5パーツで構成、固定具は別パーツ化しています
 ・ ゲペックカステンは前後に分割したパーツで再現しています

【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ状に一体成型したパーツで再現
 ・ サスペンションアームは別パーツです
 ・ 転輪は1枚ずつ個別にパーツ化
 ・ 起動輪は前後に分割したパーツで再現
 ・ 誘導輪は、前後に4分割したパーツで再現

【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつを分割した接着連結式履帯が付属しています
 ・ 履帯は、接地部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「パンサー」用の「後期型」履帯が再現されており、モデルカステン製「パンター戦車 後期型用履帯 (可動式)」がこれに対応しています


【 「Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44」の塗装とマーキング 】
●「Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第4戦車連隊 (イタリア / 1943年~1944年)
 ・ 第4戦車連隊 (イタリア / 1943年~1944年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「Sd.Kfz.171 パンサー A型 初期型 イタリア 1943/44」のパッケージ内容 】


 ・ ドイツ軍 中戦車 パンサー A型 初期型 ×1
 ・ デカールシート ×1


●2008年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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